少し前に発売された商品 ※こちらのページ商品の在庫の有無についてはお問い合わせください。

ミニアート #35193 T-44 中戦車(フルインテリア再現) \7,000(+税) →\6,300(+税)(初回特価)(売り切れ)

熱心なロシア戦車ファンは「まさかT-44がインジェクション、しかもフルインテリアで出るなんて!」と、もう無条件で購入を決めていることと思います。モールドもキレキレで砲塔の鋳造表現も申し分なく、これまでのミニアートの製品らしい「ちょっとなんかもさっとしている」感は綺麗に消えた凄いキットです。インテリアの再現度も素晴らしく、T-44の内装を出すような酔狂なガレキメーカーが見当たらない現在、これは決定版といって良いキットでしょう。
と言うか他のメーカーは「T-44...そんなモン良く出したな。ウチは遠慮しとく」と思っている気がします。

独ソ戦の開始時、それまで無敵と思われていたドイツ装甲部隊を「T-34ショック」に陥れたT-34でしたが、7.5cm長砲身装備のドイツ戦車やティーガーが姿を現すと、機動力以外はドイツ戦車に対抗できなくなっていました。
夭折したコーシュキン技師からT-34の設計を引き継いだモロゾフ技師はまずT-43を開発しました。基本的にはT-34の装甲強化型でしたが、それまでのソ連戦車で広く成功していたクリスティーサスペンションではなく、トーションバーサスを採用するという思い切った改革が取り入れられていました。トーションバーサスはクリスティーサスより走行性能に優れていたのです。しかし、動力関係の刷新が間に合わず、増加した車重によって機動力が低下、また、武装が76mm砲のままであるのが問題とされました。更に90mmに強化された装甲も中途半端でティーガーに対抗できるものではありませんでした。
結局、T-34の装甲を強化して85mm砲に換装したT-34/85が戦争遂行に現実的と判断されて量産されました。

T-44はこれに続いて設計されました。引き続きT-34と互換性のあるパーツを多く使用していましたが、装甲はT-43より更に強化され一番厚いところで120mmとなりました。しかし側面装甲を垂直にする、トーションバーサスのおかげで車体をコンパクトに出来た、エンジンを横置きにするなどレイアウトを積極的に見直したため、T-34/85より軽量に設計することが出来ました。更にエンジンを新型のV-44とし、補器類も刷新したことでT-34/85を上回る機動力を手に入れたのです。乗員は4人になりましたが、これは従来の車体機銃手兼無線手を廃止して弾庫としたためです。
T-44はその優れた性能を認められ、ドイツ軍から奪還した、モロゾフ技師の古巣であるハリコフ工場で生産が開始されました。

しかし、なぜかT-44は実戦には投入されず、パレードにも参加せず、公式のプロパガンダ資料にも掲載されず、西側には知る者の少ない戦車となりました。

T-44の価値はその後の戦車開発の母体になったことにあります。
戦後ソ連は中戦車に100mm砲を搭載することを計画しましたが、T-34では流石に無理があり、T-44もそのままでは搭載できないことが判明しました。このため、砲塔リングを車体からはみだす形でレイアウトし、従来より一回り大きな砲塔を搭載することに成功しました。これはT-44Vと呼ばれましたが、すぐにT-54と改称、戦後第一世代の傑作戦車と謳われるT-54/55となったのです。更にT-55の車体を延長して115mm砲を搭載したT-62にまで発展しました。
祖国を救ったT-34の直系の子孫であるT-44は戦後のソ連戦車に長くその血統を残すことになったのです。
T-34とT-54、両車の中間に位置するT-44は、ソ連戦車開発史上、非常に興味深い立ち位置にあります。同じT-34でありながらモロゾフチームとは別の設計チームによって改良されたT-34/85、更にはその発展形であるT-55と並べて飾るのも一興では無いでしょうか。

モロゾフ技師はT-34とT-54の開発により、大きく讃えられました。しかし、彼はT-34の設計はコーシュキン技師の手柄である事を良く理解していました。このため、彼は「T-34成分一切抜き」のT-64の開発に着手しますがこれはまた別のストーリーです。


ミニアート #35191 ドイツ戦車兵(フランス1940) \1,600(+税)(売り切れ)

3D出力フィギュアの時代がやってこようとしていますが、昔ながらの手作り原型では業界屈指の仕上がりを誇るミニアートのフィギュアで、今回もまた申し分ない出来です。顔つきが「戦場にいる兵隊の顔」になっている数少ないメーカーでもあります。
再軍備から1941年1月まで使用されていた、ベレー帽姿のドイツ戦車兵です。このベレー帽は単なるベレー帽では無く、インナーに頭部を保護するヘルメットが内蔵されていました。しかし何分にも嵩張るということで廃止になります。
5体セットで、緩やかに会話が成立しており、そのままでビネットになりますが、単体でも独り立ちできるだけの存在感のあるフィギュアばかりです。これはもう定番決定です。ちょっと勿体ないですが頭部を変えれば終戦まで使用できます。ジャケットを脱いでシャツ姿になっている戦車兵としても貴重です。初期のパンツァージャケットは良質のウールで出来ていたため、寒い国ドイツから出るとかなり暑かったようです。


ラウペンモデル 35-011 M4シャーマンHVSS T80/T84 連結可動キャタピラ改造キット(アスカ/タスカ用) \2,800(+税)
アスカモデル/タスカモデリズモのM4A3E8に入ってるダブルピンのベルト履帯を連結可動履帯に変身させるキットです。
既にキットを買った方はご存じのように、アスカ/タスカのイージエイトには、ベルト履帯が入っています。組立の手間はあまり掛からず、楽なのですが、やはり可動させたい、もっとリアルに仕上げたいという方は多いでしょう。
このキットはアスカ/タスカのキットのゴムパッドとセンターガイドを組み合わせて、連結可動履帯に仕上げます。
どちらにせよ接地面のパッドとセンターガイドをベルトに植える必要があるアスカ/タスカと比べてもさほど手間はふえず、履帯ピンをパッドで挟んでいく方式なので、連結可動履帯としては比較的簡単に仕上がります。また、スライド金型を使用しているため、ダブルピン履帯のチャームポイント?である履帯の側面形状も美しく再現されています。
仕上がりは、下の35-009と同等になります。
価格もお手頃で、アスカモデル/タスカのイージエイトのドレスアップアイテムとしてイチオシです。
※T80/T84履帯のイージーエイト用です。シングルピン履帯(T66)を履いたイージーエイトには使用できません。


ラウペンモデル 35-009 M4シャーマンHVSS T80 連結可動キャタピラセット(汎用) \4,000(+税)
大戦末期のイージーエイトが使用したHVSSサス用ダブルピン履帯の連結可動履帯セットです。なかなか手頃な連結可動履帯が無いT80ですが、本製品は、接地面のパッドとセンターガイドはアスカモデルから供給を受け、ラウペン自前の履帯ピンパーツと転輪面のゴムパッドを組み合わせて組み上げるものです。
連結可動履帯としては比較的簡単に仕上がります。
※写真はタミヤのM51/M4A3E8起動輪に履かせた使用例です。キットには起動輪は含まれません。試作品のため、製品とは成形色が一部異なります。

1944年晩夏に工場出荷が始まったイージーエイトですが、この時点ではシングルピン履帯のT66を履いていました。しかし、この履帯は部隊配備してみると非常に不評でした。一説には耐久性に問題があったとされています。このため、急遽前線に配布されたのがT80履帯です。T80はダブルピン方式で、接地面は全鋼製で滑り止めのシェブロンが溶接され、転輪との接触面にはゴムパッドが装着されていました。
T80履帯は1945年になってから前線に到着し、終戦間際のドイツ国内戦を戦うイージーエイトによく見ることができます。末期戦を演出したい方には格好の手段と言えるでしょう。
映画「フューリー」では主人公はT84履帯を履いています。史実としては、T84は第二次世界大戦では使用されていません。この映画に登場する小物や車両は非常にきめ細かく考証されていますので、スタッフは本当はT80を履かせるべきことは知っていたと思われます。しかし、基本的に消耗品である履帯はもうT80が残っておらず、やむなくストックがあったT84を使用したようです。
T66よりは映画のイメージに近いですから、フューリーにT80を履かせてみるのも良いのでは無いでしょうか。


ホンモデル H-5001 1/35 ZSU-23-4M/MZ シルカ対空自走砲(実車CD特典付き) \6,800(+税)→\5,999(+税)(初回特価)(売り切れ)

ちょっと当店の間抜けな手違いがあり、入荷が遅れてしまいましたが、新興メーカー「ホンモデル」の第一作、シルカ対空自走砲です。シルカはどう考えてもドイツのヴィルベルヴィントの影響を受けている対空自走砲で、その登場以来、対空戦闘はもちろん、地上目標の掃射用に恐るべき威力を発揮している傑作対空自走砲です。旧西側諸国はこの兵器に対し「レーダーが旧式化しているからたいした効果はない」と悪口を言いたがりますが、それは、この安価で効果的でかつ戦場に偏在しているシルカによって自前の高価な地上攻撃機や対戦車ヘリコプターが手ひどい目に遭ったことの裏返しでもあります。ソ連のアフガン侵攻時にはコンボイ護衛に付き、 T-62が仰角不足で射撃できない稜線上の敵をなぎ払ったため、ムジャヒディンは最優先でこの兵器を攻撃したと言われています。また、湾岸戦争でも西側の地上攻撃機に手痛い損害を与えたと言われています。これまではドラゴンの古いキットしかありませんでした。これはまだ東側兵器の情報が不足していた時代に設計されたもので、かつドラゴンが現在の超絶的金型技術に到達する前のキットですので、新しいシルカは待ち望まれていたのでは無いでしょうか。
キットはM型かMZ型を選択して組めるようになっています。M型は装填方式と砲身冷却方式を一新した改良型です。MZ型はM型に敵味方識別装置を導入した改良型で、主な違いはレーダーレドームのディティールやOVMとなっています。

最近はどのメーカーも3DCAD/CAMとNC切削で金型を加工するため、一昔前のように合いが極端に悪かったりするようなことは無くなりました。しかし、製品の出来上がりを最後に決めるのはやはり設計者の腕前です。ホンモデルはかなり期待できるメーカーのようで、モールドの一つ一つに細やかな心遣いがこもっており、プレスを多用したシルカの雰囲気を実によく捉えています。魅力の一つである、四連装機関砲は砲尾や弾庫も再現されており、模型の醍醐味を楽しめるでしょう。エッチングも必要最小限の部分に限定されており、精密感を過剰に追い求めたために製作が困難になるような要素はありません。個人起業に近い会社のようで、資本力が十分で無く、サイトの更新もままならず、専らフェイスブックで情報発信をしているようです。まずはこの製品を買って応援して上げたいところです。
モンモデルのシルカ

当店で購入された方へのささやかな特典として、イギリスの博物館で撮影したシルカの実車写真CD(約200枚入り 各3648×2736ピクセル)を差し上げます(CD-R単体での販売はありません)。マウスでクリックすると拡大されますがこれはCDに入れているものと同じサイズです。表示されるサンプルにはウォーターマークを入れていますが、お渡しするCDの写真には一切入っていません。


ブロンコ CB35134 1/35 III号戦車A型 \8,700(+税)→\7,830(+税)(初回特価)
(売り切れ)

III号戦車A型は、試作車や計画車までがキット化されるドイツ軍車両の中にあって数少ないミッシングリンクでした。何しろ、B型と比べても殆どのパーツを新たに起こす必要があるという厄介な車両ですが、突撃精神溢れるブロンコから遂にインジェクションで発売となりました。ブロンコは成形色が冴えないので損をしていますが、良い金型会社と契約しているらしく、その成型技術はトップクラスです。今回も3.7cm砲に刻んであるライフリングや一発抜きでパーティングラインも殆ど見えないサスペンション・スプリングなど各所に技を見せています。履帯はカステンと同じ方式の連結可動式です。また、ブロンコは時に「こんなの組めるか」みたいな無茶なエッチングの使い方をしますが、今回は極めて理に適った場所にのみ少量が使われています。過剰なデフォルメや強調表現は施されておらず、目の肥えたファンも満足できるキットに仕上がっています。

実車は1933年に始動した、のちのII号からIV号戦車に発展する「小型トラクター」計画の発展形として設計されました。「3.7cm砲を搭載した全周旋回砲塔を備えた10トンの戦車」が最初のコンセプトでしたが、将来に備え、より大口径の砲を積めるよう大型の砲塔リングを採用したため、15トンの戦車として完成しました。サスペンションは当時の最新流行であったクリスティーサスペンションを範に取った垂直スプリングサスペンションを採用していましたが、長さが不足していたため十分に機能せず、B型以降も試行錯誤が続きます。しかしそれ以外のデザインはほぼ完成したもので、のちの改良されたIII号戦車はドイツ電撃戦の立役者として存分に活躍することになります。製造でも未経験の問題に遭遇したらしく、その製造ペースはゆっくりしたもので、1937年5月から11月に掛けて計10両が製作されて陸軍に引き渡されました。最初の6両は訓練学校に配備され、第5装甲連隊(第3装甲師団)と第1装甲連隊(第1装甲師団)に2両ずつが配備されました。1938年8月以降、A~D型の共通改修計画によって、機関室上面に牽引ワイヤーが、車体後部には煙幕発生装置が取りつけられました。キットは改修後を再現していますので、ロールアウト直後の車両を製作したい場合はこの装備を取り除くと良いでしょう。1939年のポーランド侵攻には、A~D型併せておよそ60両のIII号戦車が最新鋭車両として投入されましたが、装甲が十分では無いことを露呈し半数が失われました。とくに、一番装甲の厚いところでも14.5mmしか無かったA型は実戦には力不足と判定され、1940年2月、生き残った全両が訓練任務に転用されました。

タコム #2020 1/35 装甲ドーザーM9 ACE \7,100(+税) → \6,390(+税)(初回特価)(売り切れ)

「M9 エース」は、米軍の装甲戦闘ドーザーです。併用されているD9があくまで民生品からの改造であり「多少の装甲を要所に施している」程度であるのに対し、M9は最初から最前線で運用されることを想定して設計されています。日本では殆ど知られることが無い車両ですが、1986年に就役し、湾岸戦争にも投入されました。最高速度が50kmもあり、エイブラムスの梯団に随行する運用も可能。近未来SFに登場しても全く違和感の無いデザインです。乗員1名。

本車の特徴は、単なるドーザーでは無く、ドーザーブレードを開いて車内に土砂を貯め、車体を前傾して排土出来る点にあります。車体の上下にはハイドロニューマチックサスペンションが採用されています。本車は前線で素早く対戦車壕を構築したり、歩兵や砲兵のための遮蔽物を作る事、障害物の除去、塹壕の埋め立てなど幅広い使い方が可能です。また、実戦では敵兵の立てこもる塹壕に突撃して排土し、敵兵を生き埋めにするという荒っぽい使い方もされたようです。車体はアルミニウム合金ですが、主要部は鋼鉄と繊維の複合装甲で保護され、小火器や榴弾の破片に抗甚できます。自衛用の武装は持たないため、護衛役のM2ブラッドレーとコンビを組んで活動することが多いようです。
タコムのキットは実車同様、車体を前後に傾ける機構を再現。いずれかの位置を選択して組む事が可能です。

ドーザーブレードの機構も実車同様に再現しています。

M9 ACEは米陸軍の他、米海兵隊、台湾軍、韓国軍でも採用されており、豊富な塗装オプションを楽しむことも可能です。

ライフィールドモデル RM-5003 1/35 ティーガーI初期型 第503重戦車大隊 東部戦線1943(フルインテリア付) \11,000(+税)→\9,900(+税)(初回特価)(売り切れ)

ライフィールドモデルの「ティーガー極初期」に続くキットは「ティーガー初期型」ということで「なんだよ~」と思われた方もいらっしゃったと思いますが、後発メーカーだけあってよく考えられた製品展開です。

まず、エンジンも含めたインテリア付きにしたこと。これまでも1/25タミヤ、古くは1/48バンダイでもインテリア付きはありましたし、アカデミーの1/35インテリア付きもありました(アカデミーのキットはタミヤのコピー品なので良い子は買ってはいけません)が、いずれも「ひととおりインテリアも入ってますよ」的なレベルだったのですが、ライフィールドのティーガーは徹底再現されたもので、レジンキットで出せばそれだけで15,000円くらいしそうな内容です。もちろん、レジン製インテリアに比べて遙かに組み立てやすく出来ています。インテリアは、説明書どおりにフルセットで組み込むのはもちろん、他のキットにエンジン部分だけ使って点検シーンを、残りのパーツで撃破されたシーンを、というような使い方も可能です。腕に自信のある方はドラゴンやタミヤに組み込んでも良いでしょう。 砲塔下に吊られている丸テーブルには裏側にもモールドがあるので、16トンクレーンで吊り上げた情景でもバッチリ。




機銃薬莢受けのバッグ。蓋がモールドされています。



第503大隊を選んだのもなかなかです。第503大隊の指揮官は研究熱心だったらしく、防盾の照準孔の上に庇を付けてみたり、オリジナルのゲペックカステンを付けたりで有名な部隊です。ドラゴンのキットの防盾には庇付きが入っていたので、勿体ぶって後回しにしていたドラゴンはホゾを噛んでいることでしょう。このキットにはもちろん庇付き防盾と下端がそぎ上がったゲペックカステンが入っています。しかし、それだけに留まらず、503大隊所属車の個体によっては付けている、リアパネルのジェリカンラックと謎の四角い箱(履帯調節工具箱?)も入っており、箱に至っては大小2種が入っている凝りようです。(小さい箱に関しては不要部品扱い-レイアウトが大きい箱を付けている個体と逆であり、ダボ穴が複雑になるのを嫌ったと思われる。「解る方だけ使ってね」ということらしい)

また、予備履帯ラック金具が8つ入っていたり(これも「解る方だけ使ってね」扱い)、指揮車の発売を予定しているためか、アンテナが3種入っていたり、アンテナ延長ロッドケースが不要部品扱いで入っていたりと、そのまま組み立てるもよし、他のキットと組み合わせると面白いパーツが沢山入っています。OVMもクランプをエッチングにしたい方向けにクランプのモールドが無いものがオプションとして入っています。

デカールも個体ごとに微妙に書体が異なる第3中隊がチョイスされており、ティーガー好きは買っておいて損は無いキットです。価格はとうとう5桁になってしまいましたが、本格的な連結可動履帯が入っていること、インテリアパーツのボリュームが半端ないことを考えると、コストパフォーマンスは結構良いと思います。
まだまだ資金繰りは苦しいメーカーみたいですが、やる気は凄いので、タニマチ的視点からもお勧めする次第です。

ライフィールドモデル RM-5002 1/35 ティーガーI初期型 連結可動履帯 \3,400(+税)

ティーガーの生産第21号車から第569号車(1943年10月生産車)までの工場出荷時に装着されていた履帯です。1号から20号は「ミラー履帯」と呼ばれる左右別体の履帯を履いていましたが、21号車からはミラー履帯の左側を右にも履かせるようになったものです。ライフィールドのティーガーに入っているパーツの単体売りで、タミヤとドラゴンのティーガーにもフィットします。通常のプラで出来ているため、初心者にも取り扱いやすく、品質を考えるとかなりお買い得で、これからティーガー初期型履帯の定番として活躍してくれるはずです。

サイバーホビー(緑箱) #6730 1/35 ティーガーI 初期生産型 "ミハエル・ヴィットマン" フィギュア付属 \7,800(+税)
絶版と思われていたヴィットマンティーガーですが、待望の再入荷となりました。
初回の入荷分は説明書のミスをエラッタの小シートで対応していましたが、今回の入荷分の説明書はエラッタを取り込んだ新版になっていますので、流通在庫を掻き集めたのではなく、再生産と思われます。結構まとまった数が入っているようですが、ドラゴンの再生産間隔が長いのは周知ですので、ぜひこの機会にどうぞ。
初回限定と謳われていたヴィットマンフィギュアですが、今回の入荷分にも含まれています(ヴィットマンが騎士十字章を付けていない点は残念ながら訂正されていません)。しかし、フィギュアの説明書は小シート対応ですから、今後も付属するかどうかは不明です。

完成見本はこちら


ラウペンモデル 35-008 1/35 自衛隊200Lドラムカンセット \1,700(+税)


大変好評を博した、ラウペンモデルドラム缶シリーズの第三弾です。
陸上自衛隊は、第二次大戦で米軍が使用した物と同じ形状のドラム缶を使用していますが、米軍が頂部に刻印を入れているのに対し、自衛隊では刻印ではなくペイントで軽油の種類や燃料補給処の名前を記入しています。これまで通り僅か2つのパーツで構成されたドラム缶で、パーティングラインも殆どありませんから簡単に組み上がり、本当に手を動かしている人のためのキットです。


凝っているのはペイントのデカールで、1号軽油から4号軽油(気温が高い(もしくは夏季)用の1号から寒冷地(もしくは冬季)用の4号)まで選択でき、全国の燃料補給処も網羅、更に「防衛省」バージョンと「防衛庁」バージョン、もしくは「桜にQ」を選択可能、火気厳禁の表示も黄色バージョンと白バージョンが用意されており、ラウペンモデルらしいマニアックで正確な考証がぎゅっと詰まっています。正直言って、これを凌ぐ自衛隊ドラム缶セットを出すことは不可能に近い、究極の製品と言って良いでしょう。
詳しい解説付きですから資料をお持ちで無い方でも気軽に楽しめます。12個入り。
デカールを貼らなければ、旧西側諸国の汎用ドラム缶としても使用可能です。

AFVクラブ Kfz.100 ビュッシング・NAG 3tクレーン車 \7,200(+税)→\6,480(+税)(初回特価)(売り切れ)
Kfz.100はビュッシング・NAG4500トラックをベースに製作された3トンクレーン搭載車です。軽回収作業、エンジン交換を含む整備作業など、装甲部隊の縁の下の力持ちとして大戦を通じて活躍しました。ドイツ装甲部隊になくてはならない存在でしたが、これまでインジェクションでは製品化されたことがなく、待望のキット化と言えるでしょう。


ベースとなったビュッシング・NAG4500は非常に評価の高い名作キットですが、このきっともまた模型的魅力満載のキットになっています。詳細に再現されたビルシュタイン3
トンクレーンはもちろん、キャビン後方にある用具収納スペースについても質感・再現度が素晴らしく、モデラーのココロを激しく揺さぶるキットではないでしょうか。先に発売されたタミヤのパンターなどと組み合わせてエンジン交換シーンを再現するなど使いどころも様々でしょう。



ドラゴン #6823 1/35 IV号戦車J型指揮車 \7,800(+税) → \7,020(+税)(初回特価)(売り切れ)
ドラゴンはこれまでたくさんのIV号戦車を発売してきましたが、指揮車はスマートキット版では意外にも初めてです。今回のキットは日本人チームが基本設計をしたものをベースに、IV号戦車研究家として知られるNotger Schelegtendal氏を監修に起用しています。
タイトルの最後にあるFahrgestell Nr.92200は「製造番号92200号」の意味で、この車両は現在、ベルギーのリエージュにレストア保管されています*。
とはいえ、92200号しか作れない窮屈なキットではなく、1944年8月から9月に掛けて生産された一般的な指揮型としても製作可能です。
指揮型のパーツを別のIV号H/J型に使用すればこれ以外の時期に生産された指揮戦車も製作可能です。また、残ったパーツで通常型のJ型を製作することも可能なキットですから、IV号好きならひとつ買っておくと重宝すると思います。
*「PanzerIV 92200」などのキーワードで検索するとレストア車の画像や捕獲時のオリジナル状態の画像を見ることが可能です。


ドイツ装甲連隊では(パンター大隊以外)、III号戦車をベースとした指揮車を使用してきましたが、1944年になるとIII号戦車が装甲連隊の装備から消え、指揮車を目立たせない意味でもIV号戦車ベースの指揮車が必要となりました。生産は1944年4月から開始され、終戦までに100両余りが指揮車として生産されました。この時点でIV号戦車の生産ラインはJ型に移行していましたが、何両かのH型も指揮型に改修されたと言われています。
ドラゴンがキット化したのはSd.Kfz.267と呼ばれる、上級司令部と交信可能な中距離無線機FuG.8を搭載したタイプです。FuG.8は延長ポールを用いて利得を上げることが可能で、これを支えるため補強された大型アンテナ基部が増設され、基からあるアンテナポストは基部のみが残されています。ドラゴンはこの辺りの特徴はもちろん、車体右側面に装備された延長ポール収納箱もきっちりパーツ化しています。


92200号車は44年9月生産車であることが明らかになっていますが、この時期は転輪のボギー基部生産簡易化の移行時期であったことを示す格好の個体としても研究家に重要視されています。
すなわちそれまでは基部の頂部に4本のボルトが打たれたパーツ(A38・A39)が使用されていましたが、中央の2本のボルトを廃止する通達が出されました。ドラゴンのD13・D15はこれを再現したパーツで、中央のボルト2本用の隠し穴がモールドされています。これは、ボルト廃止の通達が実施された後も生産ラインには4本のボルト穴が穿たれたパーツが残っており、ストックがなくなるまではこのパーツも使い続けたことを再現するためです。実際に、92200号車では左の第2ボギーと右の1,2,4は孔あきパーツがボルトを打たれていない状態で使用されていますので、92200を正確に再現したい向きにはこの辺りにもこだわってみては如何でしょうか。

また、キットでは、上部転輪の第一転輪だけ他と異なるデザイン(A13+A14)のものを使用するよう指示がありますが、これも92200がそうなっているからで、従来型のA2+A3と簡易型のA13+14の移行時期であったことを示すものです。
更にキットの車体下部前面装甲板はツィンメリットのないパーツを使用するよう指示されていますが、これまた指示ミスではなく、92200号車の特徴を再現するためのようです。
なお、キットにはツィンメリットの範囲が異なる車体下部前面装甲板(S9,T1)も不要パーツとして入っています。92200号車以外の個体を再現したい場合はこちらを使ってみるのもアリでしょう。
ドラゴンの説明書はいつもの通りアッサリしていますが、このように濃い考証のつぎ込まれたキットであり、不要部品にしてもIV号好きには堪らないおまけの多いキットであり、ぜひ一つ購入されることをお勧めします。

ライフィールドモデル RM-5001 1/35ティーガーI 極初期型 北アフリカ1943 \6,800(+税)

中国の新興メーカー、ライフィールドモデルの第一作です。
北アフリカには第501重戦車大隊と第504重戦車大隊の2個ティーガー大隊が派遣されました。ドラゴンが先の#6820で再現したのは第504重戦車大隊所属車で、今回ライフィールドモデルがキット化したのは第501重戦車大隊所属車です。
第501重戦車大隊はティーガー大隊としては最初に組織され、結成時は生産第11号車から第33号車(第22号車欠)及び第59号車で構成され、工場出荷時の外見はドラゴンが#6252および#6600で再現した第502重戦車大隊の極初期生産車(第2号車から第10号車)とほぼ同じ特徴を備えていました。
練成中に第502大隊の戦訓を受けサイドスカートやマフラーガードなどの装備が追加されましたが、その形状は後の標準的な生産車とは形状が異なるものでした。また、第501重戦車大隊第1中隊車は、俯角をとって射撃する際に邪魔になる、として車体上面のSマイン投射器を取り外しボッシュライトを前面装甲板に移設するというこの中隊独特のカスタマイズを施していました。ライフィールドモデルはこの第1中隊車を再現するものです。「アフリカのティーガー」と言えばこの中隊所属車を思い浮かべるファンも多いでしょう。

おそらく以前どこかのメーカーにいたデザイナーが設計したと思われ、パーツ分割や精度など、とても第一作とは思えないものです。メーカーの規模からして実車取材はしていないと思われますが、タミヤやドラゴンのコピーではなく、ティーガーI研究書として名高いトーマス・ジェンツ氏の「D.W. to TigerI」の図面をベースにして設計しているようです。このため、全体の雰囲気は極めて高いレベルでティーガーのプロポーションを再現しています。

パーツ分割や設計手法については過剰な分割や奇を衒った部分はなく良い意味で堅実に設計されています。
転輪はゴムが脱落した状態にすることが出来るパーツが2個分入っています。外側の転輪を取り外した状態に組む事も可能です。


履帯はモデルカステンとほぼ同じ構造の連結可動履帯を採用しています。


エッチングはグリルなど必要最小限の部分に加え、オプションでOVMクランプや牽引ワイヤーホルダーのパーツも用意されています。


デカールは白フチのみの通し番号と白フチ赤の通し番号が用意されており、第501大隊所属車と第10装甲師団所属車が選択可能です。


中国の新興メーカーは数人で立ち上げることが多く必ずしも潤沢な資金があるわけではありません。設立当初は運転資金を確保するために「自分が出したいもの」より「売れるもの」を発売することも必要です。ライフィールドモデルの主宰者は、手持ちの資金力と開発力で現実的に製品化できる範囲で最高のクオリティを目指し、かつ、安定して市場で長く売れる製品として、このアイテムを選んだように思われます。これが売れれば、ゆくゆくは「本当に出したかった」アイテムが出てくるのではないでしょうか。
しかし、そういったことは抜きにしても、ティーガー好きにとって十分満足できるクオリティを持ったキットであり、4000円のカステンの履帯と同じ構造の履帯が入っているのはかなりお買い得とも言えるのではないでしょうか。
新興メーカーをちょっとだけ応援してみたい方、単純にアフリカのティーガーが好きな方、両方にお薦めです。

ラウペンモデル 35-006 1/35 WWIIアメリカ200Lドラムカンセット(12個入り) \1,500(+税)


まず殆どの方が「アメリカ軍のドラム缶?いや、もうタミヤのがあるから要らないよ」と思われるでしょう。しかし、このドラム缶はこだわりが違います。なんと僅か2パーツで構成されています。刻印がある方の蓋は一体成型になっており、底部の蓋を接着すれば完成、しかもパーティングラインは殆ど目立たず、軽くヤスリ掛けしてやるだけで良いでしょう。この分割方法を取ったことで、蓋の縁が実物通りの厚味で再現されているのです。
この良さは実際に普段手を動かしている方にしか解らない気がします。米軍の豊かさの象徴とも言えるドラム缶は「どかん」と量を積んで、マスで見せて情景の見せ場にしたいもの。しかし、合わせ目が残っていたら一発で興ざめです。しかしこのセットなら手早く組み立てて、主役にじっくり時間を掛けられると言うわけです。
もちろん、米軍の軍需品扱いを現すQMCの文字もきちんと考証され、実物に忠実な書体で入っています。

タミヤMM345パンターD型入荷しました!
くわしくはこちら


タミヤ MM345 1/35 パンターD型\4,200 (+税)
タミヤ ディテールアップパーツ No.64 パンターD型金属砲身セット \1,200(+税)(売り切れ)
タミヤ ディテールアップパーツ No.65 パンターD型 連結式履帯セット \1,900(+税)(売り切れ)
タミヤ ディテールアップパーツ No.66 パンターD型 エッチンググリルセット \700(+税)(売り切れ)


ドラゴン #6782 1/35 ハリコフの戦い1943 \1,600(+税)
1943年初頭の第三次ハリコフ戦に参加した独露両軍から2名ずつ抽出したフィギュアセットで、箱絵はウクライナ在住のZgonnik氏が担当しています。元々はコンコルドのカラー口絵用に起こしたもので、ドラゴンはこのイラストを原型師に渡してフィギュアに起こしていると推測されます。Zgonnik氏は綿密な軍装研究と絵の巧さで定評があり、今回のフィギュアセットもたっぷり蘊蓄の詰まったものです。ポージングも戦場の兵隊らしい良い雰囲気のもので、右端にいるソ連短機関銃手の脚の踏ん張り方、とっさに膝をついて反撃したのか、ストックを畳んだまま撃ちまくっている左端のドイツ下士官、タバコの吸い方が堂に入ったソ連兵などエエ感じに仕上がっています。パンやらスープの入った食料缶やら目一杯持った兵士は戦車の横に立たせるのにお似合いです。インジェクションフィギュアの限界として、箱絵の通りになっていない部分もありますが、原型は素性の良いもので、手の入れ甲斐があるでしょう。

ドラゴン #6156 1/35 ドイツ戦車搭乗兵(ロレーヌ1944) \1,100(+税)(売り切れ)
久々に再生産の定番歩兵セットです。身につけているのはM43野戦ジャケットです。このジャケットは1943年にデザインされ、1944年始めから配備され、終戦までドイツ歩兵の最も一般的な野戦ジャケットになりました。M44ジャケットもあるのですが、これは広く行き渡る前に戦争が終わってしまいました。足下は1943年から一般的になった編上靴にレギンスを合わせたものです。ドイツ軍のブーツは長靴の頃から生革色で部隊に配備され、分隊全部のブーツを靴墨で染め、透明の蜜蝋グリスで仕上げるのは新兵の仕事とされていました。1943年後期から靴墨の供給が滞るようになり、のちに野戦規定も「もはや生革色のままでよろしい。ただし、蜜蝋は防水になるから塗ることを推奨する」と改訂されます。箱絵では靴墨色ですが、茶色に塗っても良いのではないかと思います。出来の方も名作揃いのドラゴンのフィギュアセットでもかなり上位に入る品質であり、1944年のドイツのどの戦いの戦車に載せても相応しい、まさに定番のフィギュアセットです。

ドラゴン #6574 ドイツ軍兵士 戦闘準備 1940-41(5体セット) \1,200(+税)
こちらも発売以来大人気で、ドラゴンフィギュアセットでも屈指の出来と評判のセットです。服装を整えているパンツァージャケットの装甲部隊兵士2体と、歩兵2体、さらに武装親衛隊下士官の計5体セット。こちらもZgonnik氏のイラストを元に製作されており、きわめて情報量の多いフィギュアセットとなっています。

ホビーボス #83818 1/35 T-37 水陸両用軽戦車 初期型 \5,000(+税)(売り切れ)
戦前のソ連は近代戦ドクトリンの研究がさかんで、先進的な戦術も色々試みられました。T-37は世界初の実用的な水陸両用戦車です。当時ソ連陸軍では多彩な任務を軽戦車に期待しており、その一環で渡河能力を要求したのです。現在ではAFVが渡河能力を持つことは当たり前になりましたが、その始祖がこのT-37と言って良いでしょう。1932年から生産が始まり、ノモンハン戦や冬戦争で実戦に参加しました。ドイツの侵攻時にも果敢に立ち向かいましたが、武装も装甲も貧弱な本車はその多くが緒戦で失われました。

アカデミー #13281 1/35 マガフ6B ガル・バタシュ \3,800(+税) → \3,420(+税)(初回特価)

イスラエルではM48/60系列を一貫して「マガフ(マガハ)」と呼んでおり、6BはM60A1ベースです。6Bには様々な改修が何度も施されていますが、ガル・バタシュはその最終形態です。最も大きな特徴は、砲塔と車体を覆う増加装甲が新型に換装されたことで、これは対戦車ミサイルやHEATなどの化学エネルギー弾はもちろん、APFSDSを始めとする運動エネルギー弾にも効果があると言われています。新型装甲は楔型に張り出した外観が特徴で、同時にサイドスカートが取り付けられたため、それまでの6Bガルとの相違は明らかです。「ガル」はイスラエルが独自開発した火器管制装置で、やはり独自開発したタングステン・カーバイド弾芯の105mm砲弾は(ロシア側の調査によると)輸出型T-72を遠距離から撃破できる能力を持っているとのことです。アカデミーは今回のキット発売にあたり、多くのパーツを新造し、密度感たっぷりのディティールを持つ本車の魅力を表現しています。ベースのM60は組みやすさには定評のあるキットで、エッチングなど異素材も入っておらず、ボリュームの割に価格も安く、幅広い方に楽しんで頂けるキットとなっています。現用入門キットとしてもお薦めです。

バルカンスケールモデル #56004 1/35 WWIIドイツ 200リットル燃料ドラム缶セット \1,300(+税)
「ドイツ軍のドラム缶なんてもういっぱいあるだろう」と言う声が聞こえてきそうですが、バルカンもその辺は良く承知しており、差別化を図った内容です。まず、本体はスライド金型を使った一発抜きで、貼り合わせの必要がなく、平面になっている部分の刻印も3種類用意。大手のメーカーは入れづらい、武装親衛隊バージョンも4個入っています。ドラム缶は新品の状態とヤレた状態の2種がそれぞれ8本ずつ入っていますが、ヤレ方もくどすぎる感じはなく、ほどよいアクセントになっており、平面部分の刻印との組み合わせは自由です。くみ出し用のポンプと蓋の部分のエッチング付きです。実はこの蓋の部分はレジンも含め、多くのメーカーが「まあこんなもんでいいでしょ」という感じで適当に省略していますが、このキットはエッチングで精密再現しています。値段もお買い得感があり、ぜひ一度は実際に手にとっていただきたい商品です。

バルカンスケールモデル #56005 1/35 ドイツ砲兵牽引車 CT3 601(r) \3,700(+税)(売り切れ)
好評、STZ-5トラクターの捕獲バージョンです。堅牢でロシアの泥濘を苦にしない性能をもち、キャブオーバーデザインであることからコンパクトにまとまったこのトラクターはドイツでも重宝されたようです。シュタイヤー製のRSOがこのトラクターに影響を受けているのは今ではよく知られています。本体はロシア軍バージョンのままですが、それでは単なるデカール替えになってしまうため、今回はおまけとして、#56004と同等のドイツ軍ドラム缶が6本入っています。


ミラーモデル #35106 1/35 CMP C15TA 装甲救急車 \4,900(+税)

装甲トラックであるC15TAの用途の一つに救急車タイプがあります。本来、赤十字マークを付けた車両は攻撃の対象にならないはずですが、激高した兵士やタチの悪い兵士も入り混じって戦う戦場では何が起きるか解らず、負傷した兵士にとって装甲救急車は心強い存在であったはずです。キットは車体上部構造物の多くが新規となっており、キャンバストップはインジェクションながら張り具合がうまく再現されています。レジンパーツはごく一部となっており、ガレージキットみたいだった初期の作品から大きく進歩しています。なお、キットの箱側面の見本は、幌の止め紐など一部モールドの無いテストショットが使用されていますが、パーツにはちゃんとモールドが入っていますのでご安心ください。下の写真は製品版を使った完成見本です。

ミラーモデル MM35102 CMP C15A トラックCab13 \4,550(+税)
精力的に新製品を出し続けるミラーモデルの新作は、いよいよ本命の13番キャブ搭載CMPです。カナダのGMがシボレーブランドで生産したCMPトラックは、同じ車格のトラックでも複数のキャブで生産されており、No.11、No.12、No.13の三種類がありますが、やはり日本で馴染みが深いのはこのNo.13キャブでしょう。ちなみに「カリオストロの城」で銭形突撃隊が乗っていたのはNo.13キャブ搭載のCMPトラックで、C60Lタイプの初期型です。今回のキットではタイヤなどを除き殆どレジンパーツは姿を消し、インジェクション度が更に上がっています。実車同様、キャブの上部は取り外した状態に組む事も可能です。

 

モンモデル TS-005 1/35 IDF メルカバMk.III Baz/Nochri Dalet マインローラー付 \6,500(+税)
大好評だったIIIDに続くバリエーションは大方の予想通り、砲塔に増加装甲の無いタイプです。垂直に切り立った装甲がスパルタンで、こちらが好き、と言う方も多いでしょう。BAZシステムは搭載した中間的なタイプですが、やはりそれだとセールス的に弱いと思ったのか、今回のキットはマインローラー付きです。しかも、前作では、空の状態のみがセットされていた砲塔後部バスケットと車体後部の荷物ラックは荷物を満載に下状態にも出来るオプションパーツがセットされ、前作では省略されていた砲塔上の乗員用M4カービンのパーツなども追加されています。更にスカートも前期型が用意され、既に入っている後期型スカートと選択出来るようになりました。他にも細々とパーツが追加されており、一度は手にとってご覧いただきたい内容です。「それなら最初から付けておけば良いのに」と思われる方もいるでしょうが、メンはまだ新興メーカーであり、この辺は市場の要求をいち早くフィードバックしたと言う事で好意的に解釈したいと思います。何にせよ、定価ベースで前作+1000円でこの内容は非常に良心的です。マインローラーと追加パーツはIIIDにも取り付け可能ですので、メンのメルカバを買われる場合は2個セットで買われるとよりいっそう楽しめると思います。今回もエッチングは入っておらず、プラパーツだけで勝負しているのも好感の持てるところです。

モンモデル TS-004 1/35 フランス軍 AUF1 155mm 自走榴弾砲 \6,825 → \5,850(+税)(初回特価)
AFVの中には実はもの凄く面白い形をしているのに知名度が無くて損をしている実車がいくつかありますが、AUF1はその筆頭です。AMX30の車体を使用した自走榴弾砲ですが、元々コンパクトに設計された105mm砲戦車用の車体に155mm榴弾砲を載せたため、KV-IIの子孫のような異様な姿をしています。他国が同系列の車両でも自走砲の場合は車体延長したり、支援車両用の共通車体を専用設計している中でこの措置はなかなかな豪快です。また、フランスらしく実に格好良い砲塔で、模型好きには堪らないスタイルでは無いでしょうか。モンモデルは「やはり自走砲だとセールス的なアピールポイントに欠ける」と判断したのか、本作では砲塔内部をほぼ完全に再現しています。開口部が多い本車の砲塔ではまさに正解ですし、SFメカっぽい車内の様子も魅力的です。更におまけとして、履帯と転輪のゴム部の塗装が楽になるマスキングシート付き。エッチングはメッシュなど必要最小限の内容で、初心者でも安心です。

ドラゴン #6639 1/35 III号戦車G型(5cm砲装備型)初期型 \4,300(+税)
III号戦車G型はフランス戦の最中である1940年6月から生産が始まり、1941年4月まで生産されました。戦前にドイツ装甲師団の中核を担う戦車として期待されたIII号ですが、フランス戦開始時点では十分な数が揃っておらず、G型の生産をもってようやく当初計画した装甲部隊の体裁が整うようになりました。生産当初はF型と同じく3.7cm砲を搭載する予定でしたが、フランス戦で威力不足を指摘され、生産当初から5cm砲が搭載されたのもG型が初めてです。しかし、工場によっては5cm砲の手配が間に合わず、3.7cm砲を搭載して完成したG型も見られました。生産期間の長かったG型は生産途中で装甲強化版に変更されるなど多くの改良が施されますが、今回のキットは、5cm砲を搭載した比較的初期の生産時期のIII号を再現、履帯は38cmタイプです。III号戦車E-G型は生産後に、主砲換装、装甲増厚、履帯の換装に伴う起動輪の変更などを現地で行う改良プログラムが実施されたため、様々な特徴を持つ車両が存在し、マニアにとっては堪らない奥深さを持っていますが、今回のキットは最もベーシックなG型として、コレクションには欠かせません。

キューポラはF型までと同じ形をした初期型と装甲増厚された後期型のどちらかを選択可能。

ホビーボス #82496 1/35 T-26 1935年型 \4,760(+税)(初回特価)
T-26はイギリスのヴィッカースからライセンスを取得して生産された軽戦車で、当時としては十分強力な45mm砲とバランスの取れた装甲と機動力を持っていました。後に傑作と称されるT-34が開発される背景にはこうした地道な外国技術の導入があったのです。今回キット化された1935年型は車体構造に溶接を取り入れた改良型です。砲塔は容積を増やした馬蹄形タイプで、砲塔後部にはピストルポートを備えたタイプを再現しています。本車はスペイン内乱やノモンハン戦に投入され、貴重な実戦データを提供しました。履帯はモデルカステンと同じ構造の可動式です。タミヤのBT-7 1935年型と並べても面白いでしょう。

ピットロード #G-29 1/35 89式装甲戦闘車 \5,200(+税)
89式IFVは今までも何度か箱替えで再販されていますが、毎回生産数は少なく、メーカーでは売り切れても追加生産はしない方針のようです。これは販売市場が日本に限られることと現在の商況からみてやむを得ないと思います。ただ、限定と謳っていないため、だいたい売り切れた頃からお問い合わせが多くなる商品の筆頭です。純正の大判エッチングと金属砲身が入っており、パッケージの中のパーツだけで十分素晴らしい完成品に仕上がるでしょう。なお、今回は実験的に施行された都市迷彩を再現するガイド付きです。

トランペッター #01013 1/35 BM-21多連装ロケットランチャー「グラート」 \7,800→\5,957(+税)(初回特価)
ロシアの砲兵戦術はドイツのような一点集中破壊では無く、面破壊です。そのためには大量の砲門を用意し短時間に大量の砲弾を撃ち込む必要があり、多連装ロケットランチャーは必要不可欠の装備と言えるでしょう。大戦中のカチューシャから発展した本車は、122mmロケットを40門搭載しており、再装填も迅速に行う事が出来ます。キットはボンネット側面のスリットなども繊細に出来ており、もう少し評価されても良い内容に成長していると思います。エッチングは当を得た場所に使われた必要最小限のものです。

ミラーモデル # MM35103 1/35 CMP Mk.I オッター軽偵察車 \4,200(+税)(再入荷)
Mk.IオッターはCMP規格で設計されたC15トラックをベースにGMが開発した偵察車両です。基本的なレイアウトはハンバーMk.III軽偵察車を参考にしており、車体前面の小ハッチからボーイズ対戦車ライフルを突き出し、天蓋の小砲塔にはブレンガンを装備しています。ドイツの偵察装甲車のように「偵察はもちろん、威力偵察や攻撃部隊の助攻も可能!」みたいな勇ましい車両ではありませんが、非常に愛嬌が有り、模型的にも面白いです。ミラーモデルの第3作ですが、かなりノウハウが溜まってきたらしく、タイヤとごく一部のパーツだけがレジンで、残りはインジェクションになっています。エッチングの量が多く、初心者にはお勧め出来ませんが、中級者以上なら他のブランドに無い模型体験が出来るキットとしてお勧めです。なお、武装は入っていませんので別途ご用意をお願いします。

タミヤ MM327 1/35 BT-7 1937年型 \3,800(+税)
傑作戦車T-34を産み出すことになったBT-7ですが、快速戦車と言うことで装甲厚は決して厚くなく、スペイン内戦などの戦訓を受けて、防御力を向上させたのがこの1937年型です。それまで垂直だった砲塔側面を傾斜させたのが特徴で、履帯もピッチの狭い新型に変わっています。タミヤは既に1935年型とBT-42を発売していますが、今回の1937年型でも丁寧に差違を再現するため、かなりの部品を新規に起こしており、自然なポーズが魅力的な戦車兵も新規になっています。アイテムがアイテムだけに「爆発的人気」とは言えませんが、このBT-7シリーズはMMでも屈指の名作だと思います。独ソ戦開戦当時もBT-7は数多くが現役でした。カタログスペック的にはIII号戦車とも十分渡り合えるものでしたが、大粛正の後で、まともに指揮を執ることが出来ない将校が多く、熟練のドイツ装甲部隊には苦戦を強いられ、祖国を守るためその多くが散っていきました。エッチング付き。

ズベズタ #3529 1/35 ZIS-5V \2,200(+税)
「お久しぶり」と声を掛けてあげたくなるベテランキット久々の再販です。ミニアートのGAZと並んで、ソ連軍に欠かせない愛しのオンボロトラックです。既にお持ちの方も多いでしょうが、次の再販はいつになるか解りませんので、この機会にどうぞ。

モデルカステン #MC-04 木製機用 木目カラーセット(限定生産) \1,600(+税)(売り切れ)
第一次大戦機など木目が残ったまま仕上げられ、表面がニス塗りになっている飛行機用のカラーセットですが、戦車模型でも便利です。車載OVMはもちろん、泥濘地脱出用の木材や積載品の木箱、情景の木の柵や木造建築など、木の表現が必要になる部分は多岐に渡るからです。四色セットで1~3は不透明のラッカー塗料、4は非常に美しい木工ニス調のクリアーカラーです。4番はアイディアに次第でいろいろ使え、油汚れなどのウェザリングなどにも便利だと思います。製造はガイアノーツですので、ラッカー塗料としての優秀性は折り紙付きです。各15ml入り。塗料は最低ロットの縛りがきついので、生産が今回一回限りになることも十分あり得ます。お早めに。

ドラゴン #6723 1/35 ロンメル将軍と幕僚(北アフリカ1942)\1,500(+税)(売り切れ)
言わずと知れたロンメル将軍とそのスタッフです。奇をてらわず、決めポーズになっているので、かえって使いやすいでしょう。地面に立たせても、装甲指揮車に立たせても良いと思います。地図は紙製のものが入っています。

ブロンコ #CB35159 1/35 米陸軍ジープクルー \1,500(+税)(売り切れ)
葉巻をくわえてボンネットに脚を投げ出したり、子犬を抱いていたりと、リラックスしたポーズの米兵4体組で、タミヤ/ブロンコ/ドラゴンなどのジープにぴったりです。造形のキレもなかなか良く、手軽に組んでビネット仕立てになります。武装は別売りでも発売されている小火器セットからの抽出で、ガランドやトンプソン以外にBAR、バズーカ、カービンなども入っています。更に11個師団分の袖章デカール付き。「もう勝ったも同然」的なポージングですが、箱絵になっているのは「血のバケツ」こと第28師団で、これが44年12月までなら、その後の戦いを経て彼らの多くが生きて帰ることは無かったでしょう。ちょっとひねった箱絵と思うのは考えすぎでしょうか。

リーチモデルズ #RV35015 1/35 家畜セットVol.2 \1,600(+税)
漫然とした動物セットでは無く、情景に使いやすい家畜をセレクトしたセットの第二弾です。たてがみや牛の乳房は別パーツになっており、全体の造形もなかなかでは無いでしょうか。入っている数は箱絵の通り、馬1、牛2、ハト2です。ハトは当時は伝書鳩部隊があったり、パルチザンと連合軍の連絡に使われたりと情景のネタにはしやすいのですが、これまであまり造形化されてきませんでした。

サイバーホビーオレンジ箱 #9142 ティーガーI初期型 LSSAH師団 クルスクの戦い(ツィタデレ作戦) \3,500(+税)(売り切れ)
ドラゴンは以前白箱#6350で「クルスク戦のビットマンティーガー」としてティーガー初期型を発売していましたが、これはもちろん現在入手難で、通常商品の初期型はありませんでした。また、これまでのオレンジ箱はどちらかというと、古い金型におまけを付けて、お買い得キットとして発売するケースが殆どでした。しかし今回の#9241は、白箱のキットをベースに最新の金型技術による新金型を追加し、より組み立てやすいキットとして投入するものです。初心者にとって敷居の高い金属部品はエンジングリルとライトコードのみとして、組み立てやすいが、濃密な考証を盛り込んだ、まさに戦略的な商品と言えるでしょう。足回りは驚きの一体成型を投入、この部分の組みやすさは既にタミヤをしのいでいます。ティーガー初期型の決定版として、また、ドラゴン入門キットとして、広くお勧めします。

一体化され、あっという間に組み上がる転輪。完成すると連結部は見えなくなる

サスアームと最終減速器カバーは一体成型

従来は金属パーツのみだった履帯調節ワイヤーやエッチングを使わないと組めなかった履帯調節工具箱はプラ製に変更。予備履帯ラックも一体成型になっているが、取付ピッチの狭い初期型に変更されているのは流石。また、右側ラックは3枚タイプに組む事も可能。

金属パーツは成形済みのライトコードとエンジングリルのみ。

デカールはLSSAHクルスクの1314号車と502重戦車大隊の131号車

相変わらず説明書は親切とは言えないものですので、当店では、このキットが参加した戦いの歴史的背景や、組立上の注意点についてまとめた、A4・4ページ(約7400文字)のガイドを添付することにします。店頭・通販とも当店でお買い上げの方には無料でお渡ししています。

メンモデル #TS-003 AMX-30B \5,670→\4,760(+税)(初回特価)
AMX30は戦後第二世代の戦車で日本の74式戦車と同世代です。この当時は、主砲の貫通能力が飛躍的に進化した結果、装甲増厚が無意味になって、重戦車と言うカテゴリーが死滅しました。戦車デザインの変革が必要となり、各国とも独自の哲学のもとにアクの強い車両を開発しています。模型的にも面白い車両が多いのですが、なぜか、あまりキットには恵まれていません。 AMX30は抜きんでて個性的な車両です。西側標準の105mm砲が51口径であったのに対し、独自開発した56口径主砲を搭載、大型展望塔を装備して、数的劣勢を補うべく遠距離砲戦能力を重視していました。優美な曲面に包まれたそのフォルムは第二次大戦で途絶えていたフランス戦車開発の復活を強く印象づけるものとなっています。 ちなみに同じ砲を搭載したイスラエルのM51は、第三次中東戦争でソ連製戦車を圧倒。その優秀性を世に知らしめました。 メンモデルは新興メーカーですが、自分の立ち位置を良く理解し、意欲的な製品開発を進めています。決して他社の後追いをせず、かつユーザーフレンドリーなパーツ構成で、既に多くのファンを獲得しつつあります。本作も極めてよく考えられたパーツ構成で凝りすぎること無くかつ密度感たっぷりに仕上がっています。エッチングはグリルなど本当に必要なところのみで「タミヤしか組んだことが無い」初心者にもお勧め出来るキットです。

ブロンコ #CB35107 1/35 フォードGPW(1942年型) 37mmM3A1対戦車砲付き \4,500(+税)(初回特価)
ブロンコのフォードGPW第二弾です。前作は空挺兵の乗った単体でしたが、今回は37mm対戦車砲を牽引し、陸軍運転兵の乗ったバージョンです。牽引する37mm砲は、知名度の割にキット化されておらず、現在の目に耐えられるスケールキットでは唯一と言って良いでしょう。最近のブロンコらしく、繊細で実物の再現性にこだわっていますが、パーツ構成もよく考えられています。防危板などはプラとエッチングの選択式、タイヤは2パターンから選択出来ます。また、GPW用のパーツとして、展開状態の幌も新規にパーツ化されました。M3A1対戦車砲はドイツの3.7cm砲を参考に開発され、ジープと合わせて対戦車部隊を構成しました。他の部隊との連携で機動的に敵側面に展開し戦車部隊を撃破することを狙ったもので、「ジープを使った軽快な対戦車部隊」に対し、米陸軍は特別な思い入れがあったようです。チュニジアやイタリア戦線の対戦車部隊で使用された他、太平洋戦線では終戦まで使用されました。フィギュア1体付き。

ドラゴン #6423 1/35 マーダーII 中期生産型 \4,200(+税)
ドラゴンは#6262でもマーダーIIを出していますが、今回のキットは有名な「石炭泥棒」のマークが付いた車両を再現しています。中期型の車体を再現するため、戦闘室側面装甲板は新規、トラベリングロックやサスペンションなども中期型に変更されています。また「石炭泥棒」の個体を特徴付ける右フェンダー上の木箱は新規部品を起こしています。

ドラゴン #6738 1/35 フランス兵 (セダン 1940) \1,500(+税)
貴重なフランス兵セットです。トレンチコートを着込んだ1940年のフランス戦の典型的な軍装を再現し、FM mle 1924/29軽機関銃やMAS 36小銃で武装しています。ポージングも自然で、箱絵のようなビネットにしても良いですし、他のフィギュアと絡めやすい躍動感のある造形は様々な情景に便利に使えるでしょう。セダンはムーズ河に面する都市で、普仏戦争ではナポレオンIII世が捕虜になってフランスの敗北を決定づけましたが、第二次大戦でもフランス戦の天秤が大きくドイツ側に傾く分岐点となりました。フランスが「機甲部隊は通過不能」と判定したアルデンヌの森を突破したドイツ装甲部隊は、最大の天然障害であるムーズ河の渡河地点としてセダンを選択します。フランスはここに弱体な部隊しか配備しておらず、きちんと防衛線を張っていれば容易には出来なかったはずの敵前渡河を成功させてしまったのです。箱絵は泡を食って配備につくフランス兵の姿を再現したもので、パイプをくわえたままの弾薬手など、最近のドラゴンのフィギュアの中では目立ってドラマ性を持っています。

トランペッター #05539 1/35 S-65トラクター キャブ付き \4,800(+税)
アメリカの農業用トラクターから発展したS-65は、当初、原型のトラクターと同じく操縦席は剥き出しでした。しかし温暖なアメリカならともかく、ロシアの冬に吹きさらしの操縦席は極めて評判が悪く、生産途中からキャビンが取り付けられました。記録写真ではこちらの方を数多く見る事が出来ます。トランペッターのS-65は模型的な面白さと組みやすさで、同社の製品の中でもヒットした商品と言えるでしょう。ぜひこのキャビン付きもコレクションに加えてはいかがでしょうか。

トランペッター #01581 1/35 T-64B 1975年型 \4,760(+税)(初回特価)
T-64は、T-54/55の後継車両として、全ての機構を見直し、当時の最新技術を盛り込んだ意欲的な戦車です。キット化されたB型は、最初の量産型であるA型に大きく手を加えたものです。それまで光学式のレンジファインダーだった測遠器をレーザー式に換装し、弾道コンピュータ、環境センサーなどを搭載し、それまでの弱点であった遠距離砲戦能力を大きく向上させました。また、砲塔前面には複合装甲が取り付けられています。キットは実車同様砲塔が新規部品で、ゴム製のサイドスカートなども新規パーツとして入っています。

ICM #35413 1/35 フォードG917T 1939年生産型 \4,700(+税)(売り切れ)
その独特のラジエータグリルのおかげで、非常に目につくトラックで、車種が解らなくても「このトラックどっかの戦場写真で見たことがあるな」と思う方も多いでしょう。フォードのG917Tは積載量3トンのトラックで、1939年から1941年にかけて25000両以上が生産され、ドイツ軍トラックの中でもっともメジャーな車両のひとつです。傑作V8エンジンを搭載し、戦争終了までドイツ軍の行くところ必ず姿を見せました。ICMは既にフォードV3000をキット化しており、登場の順序としては逆になりましたが、この著名なトラックを非常に繊細にキット化。フォードのロゴもきちんと入っています。

ICM #35462 1/35 クルップ L3H163 Kfz.72 \4,700(+税)
「あれ、ICMってこの間もKfz.72をキット化していたよね?」という方もいらっしゃるでしょうが、Kfz.72はメーカーの特定の車種に紐付けられているのでは無く、木製キャビンを備えた無線通信車になべて与えられた識別名です。前回の35475がヘンシェルベースであったのに対し、今回のキットはクルップベースです。Kfz.72などに用いられていた木製キャビンは様々な目的に使えるよう設計された規格型汎用キャビンですので、この部分は35475と同じです。後部の大型マストアンテナは収納状態でパーツ化されています。

サイバーホビー(緑箱) #6724 1/35 SAS 1/4トン 4x4 小型軍用車輌 \2,800(+税)
白箱で出た際は、もの凄い人気であっという間にドラゴンの在庫が完売してしまったSASジープです。白箱(#6681)では「.50口径機銃バージョン」となっておりダッシュマウントに航空機用.50口径機銃を装備していましたが、緑箱では連装Kガンに変わっています(ただし、.50口径機銃も不要部品として入っています)。その他、タイヤがシビリアンタイプも選べるようになったり、ジェリカンが米軍タイプも入ったりと価格の差以上のパーツが入っています。一番大きな差はSAS隊員2名のフィギュアが付いた事では無いでしょうか。エッチング付き。

AFVクラブ #AF35109 1/35 M109A2 自走榴弾砲 \4,500(+税)(初回特価)
NATO軍の主力自走榴弾砲として1960年代から君臨しているM109です。2011年まではイタレリのキットしか無かったのが、キネティックからA2が、タミヤからはイタレリに大きく手を加えたA6が発売され、急に賑やかになってきました。しかし本命はなんと言ってもこのAFVクラブ製で、楽しみに待っていた方も多かったでしょう。結論から言うと、本キットは待たされただけあって、素晴らしい出来、まさに決定版です。AFVクラブの大砲に対する偏愛振りはご存じの通りですが、このキットも「自走砲」と言うメカニズムの本質を理解した上での設計になっています。組み上がると見えなくなる砲尾も大容量の装薬をがっしり支えるための巨大な機構を精密に再現。「こんなに面白い形をしているんだから、再現しない手は無い」と言う設計者の声が聞こえてきそうです。見せ場となる砲塔後部の弾薬搭載ハッチは開閉選択式で、ぎっちりと弾の詰まった弾薬ラックも再現。砲塔上部左にある測距サイトは回転します。細部のディティールも、繊細でリアルなモールドが施され、3D図面の上だけでやっつけたのでは無い、生き生きとした仕上がりです。おまけには、コリメーター(砲撃準備のための測距装置)まで入っています。砲身は金属挽き物です。

AFVクラブ #AF35144 1/35 T-34/76 1942/1943年型 183工場製 \4,400(+税)
以前、透明ボディ付きの限定版AF35S57として出ていたキットのボディを透明プラから通常のプラに変更したものです。透明ボディは表面に鋳造跡などのテクスチャが施されていないので、普通に作る方にはこちらの方が使い勝手が良いでしょう。もちろん、フルインテリアパーツはそのままですから、ハッチを開けた場合もリアリティが有り、クラッシュモデルにも向いています。1942/1943とあるのはT-34の分類方法がここ15年くらいで大きく変わったためです。以前1943年型とされていたタイプが実は1942年中に生産開始されていたことが解り、研究者はキットが再現しているタイプを1942年型と称する様になりました。しかしプラモデルではタミヤの古いキットの影響もあり、このような商品名になったようです。T-34は沢山の工場で作られましたので、工場によって差違があります。183工場はT-34を産んだ設計局とつながりが深い、ハリコフ機関車工場が由来です。ドイツ軍が侵攻すると工場設備を解体してウラルに疎開しました。ウラルにはいくつもの工場からの疎開設備が集合し、巨大な生産プラントが誕生。ここでT-34を始めとする兵器を続々と生産し、世界最強のドイツ装甲部隊を打ち破ったのです。工場ごとに形の差違があって興味の尽きないT-34ですが、乱暴な言い方をすると183工場製は原設計に一番近い、いわば本家T-34のような存在とも言えるでしょう。

マスターボックス #3530 1/35 Sd.Kfz.1 Type170VK \4,300(+税)(売り切れ)
ドイツソフトスキンはメーカーの車種ごとにいちいち命名するのでは無く、用途と車格に応じてKfz.ナンバーを発行していました。当時のドイツは1社で全軍の装備をまかなえる規模のメーカーは無く、結果としてドイツ軍の車列は様々なメーカー製の車両と捕獲車が入り混じって構成されていました。Kfz.1は比較的小型のスタッフカーを指したもので、キットが再現したのはダイムラーベンツ製です。過去にフィギュアとセットで売られていたものですが、今回は単体売りでそのぶんお買い得になっています。幌は開閉状態両方が用意されています。1938年から42年にかけて生産され、ポーランド、フランス、ロシア、北アフリカなどドイツ軍の行くところどこにでもその姿を見ることが出来る車両です。

ファインモールド #FM40 60式装甲車 \4,000(+税)
60式装甲車は密閉式全装軌兵員輸送車として日本初のもので我が国の装甲車両開発史に残る車両です。昭和34年(1959年)から量産され、2005年に完全退役するまで長きにわたって使用されました。最近のファインモールドらしく、シャープなモールドとよく考えられた部品分割で構成されており、車体内部もエンジンと兵員室を区切るバルクヘッドは再現されています。デザイン的には、旧日本軍の装甲車両のDNAが根強く残った造形があちこちに見られ、第二次大戦の車両やその後の自衛隊装甲車両との比較も面白いでしょう。履帯は部分連結式、デカールには普賢岳噴火の際に災害派遣された車両のものが含まれています。

ファインモールド #MG76 60式装甲車用 エッチングパーツ \1,400(+税)
こちらは同時発売の純正エッチングパーツです。本当に必要な部分が厳選されており、ライトガードを曲げるためのガイドも含まれています。

マスターボックス #35150 1/35 友好親善拳闘試合 \2,100(+税)(売り切れ)
マスターボックスはつくづく粋な会社だと思います。素晴らしい造形のボクシング中のフィギュアセットです。米軍とイギリスのそれぞれの空挺部隊兵が出撃前の空軍基地で拳闘試合を開催している光景を生き写しに描写しました。どのフィギュアも一瞬の動きを切り取った見事な造形で、これを買わないようではフィギュアファンは名乗れない、とは言い過ぎでしょうか。なお、箱絵裏ではアメリカの選手を黒人に塗っていますが、当時空挺部隊には黒人兵はいませんでしたので、この点だけ注意です。

マスターボックス #35148 1/35 第二次大戦時代の女性 \1,600(+税)(売り切れ)
こちらも見事な造形の第二次大戦中の女性フィギュアセット。もう何も言うことはない、現在のインジェクションフィギュアにおいてトップクラスの造形と言えるでしょう。

ICM #35631 1/35 ソビエトパルチザン \1,100(+税)
これまた、素晴らしい造形のパルチザンセットです。青年がナイフで地面に地図を描いて老人に示し、親子がこれを見守っている構図ですが、少年は落ち着かないのか、周囲の物音に気を取られて明後日を向いているのが凝っています。2012年は最後になって非常にハイクオリティのフィギュアが到着しました。お勧めです。


サイバーホビー(緑箱)#6767 1/35 九五式軽戦車「ハ号」(初期型)\3,800(+税)
お待ちかね、最新のリサーチと最先端の金型技術を投入したハ号、遂に登場です。日本限定でフィギュアも入っています。

プラッツさんの社員総出で貼ったと思われるシール(^^;

ズベズダ #3587 1/35 BTR-70 MA-7砲塔付き \3,200(+税)
BTR-70はBTR-60の後継車両として1972年に採用され、40年経った今も現役に留まり続けています。今回のキットは、近代化改修の一環として、砲塔を新型に換装したタイプです。この砲塔は、他の装輪式APCにも搭載出来るよう開発されたもので、BTR-60にも搭載が始まっています。MA-7砲塔は12.7mmkord機銃と7.62mmPKTM機銃に加え、AG-17自動装填擲弾発射器を装備。更に自衛用に902V煙幕発生装置を搭載しています。キットは元ドラゴンのキットに砲塔のランナーを追加したものです。

ズベズタ #3573 1/35 T-90 \4,000(+税)(売り切れ)
ズベズタはこれまでドラゴンから金型を譲り受けたT-72を販売してきましたが、今回のT-90はまったくの新金型です。T-90の初期型は鋳造砲塔でしたが、今回のキットではT-90A(輸出型はT-90S)と呼ばれる、改良された溶接砲塔を装備したタイプを再現しました。ズベズタのキットというと大雑把なイメージを浮かべる方も多いでしょうが、最近のキットでは金型関連の機械を一新したらしく、実にシャープなモールドです。ズベズタ本来の持ち味である優れたデッサン力も健在で、ロシアの最新戦車を見事に再現した、地元ならではの好キットとなっています。

コンパクトな車体に125mm砲を搭載したT-72は、手頃なお値段が受けて世界中に輸出されましたが、湾岸戦争ではNATO陣営の戦車に惨敗しました。貧弱な暗視装置により遙か彼方からアウトレンジされ、その正面装甲はエイブラムズの放つ120mm徹甲弾(劣化ウラン弾頭を装備したM829型砲弾)に易々と貫通されてしまったのです。このため、大幅な性能向上を図ったのがT-90です。改良された照準器を備え、精度を増した125mm2A46滑腔砲は9M119(西側名AT-11)「レフレークス」ミサイルも発射可能。M829に抗甚できるコンタークト5爆発反応装甲(ERA)を装備、レーダーや赤外線暗視装置に投影されにくいステルスコーティングが施されています。また、レーザー照準波警報装置、Shtora対戦車ミサイル妨害装置も装備し、近未来映画に出てきそうな容貌となりました。


ドラゴン #6603 1/35 T-34/76 1943年型 "フォルモチカ"キューポラ装着タイプ \4,300(+税)(売り切れ)
ドラゴンは以前にも「フォルモチカ」と呼ばれる、一体成型鍛造した砲塔を搭載したタイプ(#6487)を発売していましたが、これは欧米の研究家が「ミッキーマウス」と呼んだ、キューポラの無いタイプでした。今回のキットは43年夏頃から登場したキューポラ付きのタイプで、車長の視察能力が以前よりも向上しています。ウラル重機械製作工場で製造されたと言われるフォルモチカ砲塔は、一体鍛造するために砲塔の装甲厚を減らしている可能性が高く、主砲を撃ち続けているだけでひびが入る様な貧弱な作りだったようです。この辺りの事情はつい数年の間に研究者の間で囁かれ始めた内容で、全容はまだ明白になっていません。ソ連の公式発表では「生産性の高い鍛造砲塔を実用化した」という賛美で糊塗されており、今後の情報公開によって明らかになってくる部分があると思われます。

タミヤ MM326 1/35 M1A2 SEP エイブラムズ TUSKII \4,500(+税)(初回特価)
2012年タミヤMM最後の締めくくりとなるのがこのエイブラムズです。冷戦時代に開発された車両ですが、幾多の実戦をくぐり抜け、要求に合わせてその姿を変貌させた最新の姿を模型化しています。前作であるM1A2と今回のM1A2SEPの差は実は大きく、他のメーカーだと「ここに穴を開けろ」「ここは削れ」「XXからXXミリの位置に付けろ」とややこしい指示で誤魔化すところを、タミヤらしく足回りなどごく一部のパーツ以外は新規に起こしました。従来のM1A2に増加装甲を付けたのでは無く、新しく生まれ変わったタミヤのエイブラムズをご堪能ください。

レビューはこちら

ファインモールド #FM37 日本陸軍歩兵 行軍セット \1,800(+税)(売り切れ)
お待ちかね、予告から随分時間が掛かってしまいましたが、歩兵行軍セット遂に登場です。ポーズの微妙に違う行軍中の兵士が6体入っています。ファインモールドの本領発揮、と言って良い素晴らしいフィギュアセットとなっています。

同社によると「精強な日本兵を偲べる格好良いセットを作りたい。でも、顔つきは映画俳優っぽいとダメなんです。当社の日本兵は、その辺にいたお兄さん、おじさんの顔になるよう気を配りました」とのこと。日本人の顔つきはここ半世紀で大きく変わりましたが、まさに戦争当時の記録写真から抜けて出来たような六者六様の顔つきです。

同社は艦船や飛行機の超高精度パーツ「ナノ・ドレッドシリーズ」でも知られていますが、今回の付属品はそのノウハウが十分に活かされた物。五芒星はもちろん、頂部の空気穴まで再現された鉄帽、エンピ、機関部が別パーツになっている三八式小銃と九九式小銃はそれぞれ6丁ずつ。この他、雑のう、略帽、水筒、弾薬箱なども素晴らしい出来です。背嚢は2個入っており、その他の水筒、野戦帽、鉄帽などはずつ8個ずつ入っています。

こうしてみると、似たような行軍姿ですが、心憎いばかりにポーズが調整してあり、クローンのような印象はありません。パレードでは無く長距離行軍なので、小銃の持ち方と角度がそれぞれバラバラになっています。最後の写真は複数製品を使った例ですが、これだけ並んでも違和感がありません。

ミニアート #35142 1/35 メルセデス L1500S 1.5トン 4×2カーゴトラック \4,000(+税)(売り切れ)
L1500Sは1.5トン積みのトラックで、同じシャーシを使用して様々な車両が作られました。情景などでトラックを使った方はご存じだと思いますが、オペルブリッツなどの3トントラックは意外に大きく、結構場所を取ってしまいます。この程度のトラックの方が使いやすく、戦車と絡めた情景でもあまり大きくなりません。ミニアートはGAZトラックでソフトスキン類の勘所を理解したらしく、非常に繊細にキット化しています。エッチングパーツの使い方も妥当で、シャーシやエンジンも丁寧に再現しており、クラッシュモデルにも最適です。樽や瓶などのアクセサリーのおまけ付き。

ミニアート #35147 1/35 メルセデス L1500A Kfz.70 兵員輸送車 \4,500(+税)
L1500トラックのシャーシを使って製作されたスタッフカーです。シャーシ、エンジン、内装など、細かく再現されています。もちろん幌を外す事も出来、模型として非常に見せ場の多いキットです。フィギュアを絡めても、単体でも、見応えのある展示ができるでしょう。

ICM #35535 1/35 パッカードトゥエルブ 1936年型 \4,200(+税)
パッカードトゥエルブは、パッカードのみならず、自動車史に残る名車で、最高級車の名を欲しいままにしました。ただ贅を尽くしただけで無く、その12気筒エンジンの響きは多くの自動車業界人を魅了し、エンツォ・フェラーリをして同社が12気筒エンジンを開発するきっかけになった、とも言われています。「ウクライナのICMがなんでまた?」と思われるでしょうが、実はこのタイプはスターリンの専用車として使われています。実物は防弾仕様に改造されており、キットには先に発売された「スターリンと側近」セットと同等品のフィギュアセットが付属します。

ミラーモデル MM35104 C15A 給水車フルキット (限定版) \4,860(+税)(売り切れ)
MM35101にLZブランドから発売の給水タンク(レジン製)のパーツを同梱した限定版です。かなりお買い得と言えるでしょう。No.12キャビンにされたい方は、上記のグリルメッシュをお買い求めください。

LZモデル #LZ35415 CMP及び英軍トラック用 9x16 ホィールセット (タミヤ、イタレリ等用) \1,020(+税)
CMPトラックを始め、第二次大戦中の英軍・英連邦軍で広く使われた、リム幅9インチ、直径16インチのタイヤセットです。LZ/ミラーのキットに入っている物と同じです。

LZモデル #LZ35416 CMP及び英軍トラック用 10.5x16 ホィールセット (タミヤ、イタレリ等用) \1,120(+税)(売り切れ)
こちらは、リム幅が10.5インチで、当然タイヤ幅もややワイドになっているタイプです。スペアホイール付き。悪路が多い場所ではこちらが使われていたようですが、こっちの方が強そうで格好いい!と言う理由で使っても良いでしょう。この手のタイヤはキットのアップグレードはもちろん、トラックの積荷としても有用で、情景の小道具としても便利です。

cobaanii mokei工房 1/35ミリタリーシリーズ WW2 ドイツチェックポイントセット \1,500(+税)(売り切れ)
「本物の木箱」で一気に知名度の上がったcobaanii mokei工房の新作です。ドイツ軍憲兵のチェックポイントで、番小屋と遮断機のセットとなっています。今回は、小屋は極薄の合板、厚めの部分は貼り合わせの合板を採用。小屋には塗り分け線が極薄くレーザー刻印されている他、釘穴も綺麗に穿たれています。これまでもチェックポイントはインジェクションで出ていましたが、やはりプラでは安物の戦争映画みたいにしかならず、リアルさではこのキットに及びません。木目を活かしてウェザリングや塗装の剥がれを楽しめますし、連合軍が占領した後の残骸を作るにも最適の素材です。
※フィギュアと車両は含まれません。

ピットロード G-26 1/35 くろがね小型貨物自動車(九五式小型乗用車) \3,200(+税)
戦前の国産四輪駆動車の代表である、くろがねのピックアップタイプです。戦争後半にはこのタイプの生産が多かったと言われています。実車同様、様々な状況と様々な車両と絡めることができる、便利なキットです。

サイバーホビー(緑箱) #6582 1/35 IV号突撃砲中期型 \4,700(+税)(売り切れ)
IV号突撃砲はアルケット社で設計され、ダイムラーベンツ社とクルップ・グルゾン工場で生産されましたが、この頃にはクルップ工場でのみ生産が行われていました。キットは天井に「ピルツ(切り株)」と呼ばれる2トンクレーン取付基部の付いたタイプですが、先に出た#6612が5箇所にピルツのある後期型なのに対し、3箇所しか無い初期タイプを付けた天板を新規に起こしています。このタイプは1944年7月-9月生産車に実装され、10月からは5箇所タイプになります。キットの排気管は横置き型で、実車では8月には縦置き型が登場します。ただ、生産現場では必ずしも古い部品を前部使い切ってから新しい部品を使う訳ではありませんので、このキットが再現しているのは1944年夏頃、と理解しておけば良いのでは無いでしょうか。
※以上、グランドパワー2011年2月号を参考にさせて頂きました。

ミラーモデル MM35101 1/35 CMP シボレーC15A トラック \4,000(+税)(売り切れ)
CMPトラックは、カナダで生産された戦時仕様の規格トラックです。生産はカナダフォードとカナダシボレー(シボレーはGMのブランドのひとつ)が担当しました。規格は決められていましたが、細部はメーカーにより異なります。ダンケルクで大量の装備を失ったイギリス軍にとって、CMPトラックはまさに福音のような存在でした。様々な積載量のものが大量に生産され、北アフリカを皮切りに様々な戦線で戦い、イギリス軍だけでは無く、ロシア軍やアメリカ軍にも供給され、連合国の勝利に貢献したのです。
キットが再現したのは、15cwtと呼ばれる積載量15ハンドレッドポンド(約760キロ)のトラックです。フォードで生産された物はF15、シボレーはC15と呼ばれました。キャビンも規格化され、生産時期によりNo.11、No.12、No.13が搭載されました。キットは、初期型のNo.11キャビンを搭載したシボレー生産車を再現。末尾の「A」は四輪駆動タイプを表します。

キャビンのトップは実車と同じく取り外した状態で組む事も可能です。また、フロントグリルのデザインは2種から選択可能です。
おまけとしてNo.12キャビンのフレームパーツも入っていますが、これは、後からLzモデルブランドで発売になるNo.12用のグリルメッシュと組み合わせて使う物で、このキット単体ではNo.12キャビンは組めません。

キットは前作同様、トラック好きには堪らない愛情に満ちたもので、じっくり組み立て過程を楽しめるオトナのモデラーにお勧めです。デカールはドイツ軍捕獲車両1台を含む3種が付属します。

タミヤコーティングシート新作登場!
エレファントのコーティングシートはシリーズ初の製品だったため、今ひとつの出来だったのですが、その後のティーガーI用とティーガーII(ヘンシェル砲塔)用はぐっと出来が良くなり、大変好評です。このシリーズにティーガーII(ポルシェ砲塔)用とIV号戦車J型用が加わりました。ふたつともこの手の製品としては非常に良く出来ており、初心者が手軽にコーティングを楽しむには最適です。レターパック送付可能。

タミヤ #12650 1/35 IV号戦車J型コーティングシートセット \800(+税)

タミヤ #12649 1/35 キングタイガー(ポルシェ砲塔)コーティングシートセット \800(+税)

↓↓こちらも好評発売中↓↓

タミヤ #12648 1/35 キングタイガー(ヘンシェル砲塔)コーティングシートセット \800(+税)


タミヤ #12647 1/35 タイガーIシリーズコーティングシートセット \800(+税)

サイバーホビー(緑箱) #6760 1/35 セクストンII 25ポンド自走砲 \4,700(+税)
ビショップの後継自走砲は、米軍の供与するプリーストを使う事も検討されましたが、そのためだけに105mm砲弾を配備することは非効率と判定され、25ポンド砲を搭載したセクストンをカナダで生産することが決定されました。乱暴な解説だと「プリーストの大砲を換装した」と書かれており、あたかもファイアフライのような兵器と思われがちですが、実際はプリーストの設計自体は基にしているものの、まったくの新造車体で、細部に目をやれば別の車両であることがわかるでしょう。最初の125両であるセクストンIはラム戦車の車体をベースにしていますが、グリズリー戦車の車体を使用したセクストンIIが生産の大半を占めています。ドラゴンのキットにおいても、車体下部と足回り、主砲揺架の一部こそ流用部品ですが、その他はセクストン専用に新規部品となっており、見た目より開発にお金の掛かったキットです。

車体の主要部品はドラゴンの最新金型技術を使用しているだけあって、極薄の装甲板が歪み無く成型されており「本当にこんな箱組でちゃんと合うのか?」と不安になりますが、気持ちいいほどぴったり嵌合します。搭載の25ポンド砲はマズルブレーキの付いたMk.IIIで、こちらも多くが新規部品となっています。

ブロンコ # CB35106 1/35 フォードGPW 10-CWTトレーラー、空挺歩兵3体付き \4,500(+税)(初回特価)(売り切れ)
米軍の代名詞と言って良いウィリスMBですが、供給量をまかなうため、フォードでも大量に生産され、これはフォードGPWと呼ばれました。ウィリスに関しては普通に作るだけならタミヤの傑作キットがあります。しかし、有名車両だけにあちこち手を加えたくなるのは人情で、これまでも様々なアップデートパーツが販売されてきました。ブロンコのフォードGPWは、市場の製品を良く研究した上で、タミヤでは組み立てやすさを優先してあえて省いてある部分も精密に再現。これに加え、豊富なオプションパーツをセットしています。ブロンコのキットは時として「やりすぎ」と思えるくらい分割が細かいことがありますが、本キットに関してはタミヤのキットをお手本に分割が決まっており、基本的なパーツ構成は巧みに一体化されています。オプションパーツの内容は非常によく考えられており、タミヤのキットの様に「あっという間に完成」とは行きませんが、じっくり手を加えたい方には様々なお楽しみが詰まったキットです。タミヤのキットの否定にはなっておらず、考え方の違うキット、良き競争相手として共に長く市場で活躍出来るキットになってくれるでしょう。

基本的な車体パーツはフロントグリルを含めて一体抜き。

リアパネルにはFordの刻印、ウィンドシールドは「カバーの掛かっている状態」「剥き出しの状態」「立てて、ガラスだけ手前に起こした状態」の3種から選択可能。

武装は、センターのマウントに付ける.50口径か30口径、またはダッシュマウントの.30口径の3種から選択可能。
運転席/助手席前の側部に付けるトンプソンのラックはオプションです。この他にもザック類やM1カービンなど豊富なおまけが入っています。

ワイヤーカッター本体はインジェクション製、ボンネットキャッチピンもピン本体はインジェクション製です。

待望のトレーラー付き。ステアリングホイールは2種から選択出来ます。

エッチングは最小限で当を得た場所にのみ使用されています。

付属の兵士3体は82空挺で、ウォーキートーキー片手の兵士はちょっとジョン・ウェイン似です。ブロンコのオリジナルフィギュアで、武装と一体化した手がついており組み立てやすいです。

ブロンコ #CB35139 1/35 M24チャーフィー「朝鮮戦争」 \6,120(+税)(初回特価)
朝鮮戦争では完全な「やられメカ」として屈辱の戦歴を刻んでしまった同車ですが、やはり朝鮮戦争の情景には欠かせない役者のひとつです。車体前部下部に浮航装置用のアタッチメントが付いた後期型車体と全金属製履帯の組み合わせとなっています。虎を模した大仰なマーキングは朝鮮戦争ならではでしょう。

ミニアート #35141 1/35 ドイツ戦車クルー「アフリカ軍団」 \1,300(+税)(売り切れ)
上半身裸で砲身を清掃中の戦車兵セットです。アフリカ軍団の戦車兵は数が少なく貴重です。素直な立ちポーズをはじめ手慣れた方なら応用の利きやすいポーズで、原型の出来も悪くないのでひとつ手元にあると便利です。兵隊らしいたくましい顔つきのヘッドも魅力的です。

ミニアート #35146 1/35 T-70系列可動履帯 \1,500(+税)(売り切れ)
既に最近の同社のキットには入っている、プチ嵌め式可動履帯の別売りです。T-80、SU-76、T-70などの最初のバージョンをお買い上げの方にお勧めです。価格は安いですが、モールドは良い感じで、純正なので嵌合性の心配もありません。

ミラーモデル #35100 1/35 MM35100 CMP シボレー C15TA 装甲車 \4,500(+税)
ミラーモデルは、そのアイテム選択と出来の良さから好評のLZモデルのインジェクションキットブランドです。第一弾はC15TA装甲車です。内容はインジェクション、レジンパーツ、エッチングの複合キットとなっており、それぞれの良いとこ取りの構成になっています。難易度としては、入門者にはハードルが高いですが、レジンコンバージョンキットを組んだ経験のある方なら、全く問題なく組めるでしょう。インジェクションパーツも非常にシャープに仕上がっており、何より深い愛情から設計されたキット内容はソフトスキン好きの期待を裏切りません。キットの説明書は付属のCD-ROMにPDFファイルで収録されています。

【実車について】
ドイツの再軍備が宣言され、大戦の影がヨーロッパを覆い始めた頃、イギリスは来たるべき大戦で大量のトラックが必要になることを予見し、カナダに戦時型トラックの製造を依頼します。「CMP」と名付けられたこの規格トラックはカナダのGM(シボレーブランド)とフォードで様々なタイプが生産されましたが、中でもユニークなのが、このトラックのシャーシをベースに装甲ボディを搭載したC15TAです。全体的なコンセプトはM3スカウトカーに倣ったと言われています。無骨ながら何となくユーモラスな外観で、ヨーロッパ反攻が始まると、イギリス軍とカナダ軍に配備され、兵員輸送や装甲救急車として活躍しました。戦後、ヨーロッパに残されたC15TAはあちこちに譲渡・転売され、1960年代まで使用されました。フランスによってインドシナ紛争でも使われましたし、遠くアフリカで使われた個体もあったようです。

トランペッター #01556 1/35 T-62ERA \4,200(+税)(初回特価)
開発当初は西側の主力戦車より装甲厚、主砲口径とも一回り上回った設計だったT-62ですが、防御力向上の一環として、既存の車両へ後付け容易な爆発反応装甲装着型が開発されました。キットは1972年型をベースにしていますが、増加装甲だけでは無く、照準装置を改良型に換装し、レーザー測遠器も後付けした近代改修型を再現しています。弱点であった遠距離砲戦能力が大きく向上し、最新型戦車にとっても決して侮れない存在です。全体のフォルムは伝統的なロシア戦車なのですが、ディティールにプチ未来兵器的なデザインが混じった、面白い車両です。実車は1985年頃から配備が始まったようです。

サイバーホビー(緑箱) #6748 1/35 アメリカ陸軍 1/4トン 4x4 小型装甲車 w/バズーカ砲 \2,600(+税)
ドラゴンのジープ第三弾で、バルジの戦いなどで見られた連装バズーカを取り付けた現地改修型の装甲ジープです。良く出来たタミヤのキットがあるだけに変化を付けて勝負、と言ったところでしょう。スライド金型を多用した本体とエッチングの装甲板で切れ味良く仕上がっています。カバーに覆われたウィンドシールドのパーツも入っています。

ICM #35412 1/35 V3000S/SS マウルティア \4,700(+税)(売り切れ)
既存のトラックの後部車輪を履帯に変更したマウルティアは、オペル、フォード、マギルスの3トントラックやメルセデスの4.5トントラックなどから製造されました。ICMがキット化したのはドイツフォードベースです。旧西側のメーカーだとフォードは手を付けづらいので、ICMならではの選択と言えるでしょう。新規の足回りもカッチリとモールド。履帯は手間のかからない部分連結式です。

ICM #35621 1/35 ソビエト女性兵士休息セット4体1939-42年 \1,100(+税)(売り切れ)
目立つところに下着を干したのを、金ぴかをいっぱい付けた将校にガミガミ怒られている女性兵士と、蓄音機を聴きながら物憂げに手紙を書く女性兵士、サモワールを捧げ持つ女性兵士の計4体セットです。全く色気がなく実用本位の女性下着、ロシアンティー用の湯沸かし器(頂部にティーポットを置いて保温も出来る)であるサモワールはどちらも1/35のインジェクションでは初のキット化(だと思います)。もちろん、蓄音機もこれはこれで貴重。四体組のビネットとしてそのまま組んでも良いですし、怒鳴っている将校は別のシチュエーションでも活躍可能。残りの3名は単体でも展示できるクオリティーとテーマ性を持っています。


 

サイバーホビー(緑箱) #6689 1/35 L/70(A) \4,760(+税)(初回特価)(再入荷)(売り切れ)
予告から長く待たされたL/70(A)です。戦闘室・機関室などはもちろん新金型。本車は「L/70(V)の戦闘室をそのまま載せている」と言う乱暴な考証がされている時期もあったのですが、似て非なるもので、寸法的にも一致するのは戦闘室前面の傾斜角と装甲厚くらいであることは明らかになっています。ドラゴンのキットは最新考証を取り入れた物で、過去の同車のキットを全て押しやる情報密度のあるものに仕上がっています。戦闘室右側の機銃ポートにはMG42を装備可能。装填手ハッチには曲射銃を取り付ける事も可能です。エッチングは必要最小限に留まっており、スマートキットらしいスマートキットです。

装填手ハッチ上に付く、曲射銃アタッチメット(フォーザッツペー)付きMP44。銃口はスライド金型で開口済みと相変わらず良い意味で馬鹿やっています。アタッチメントとMP44は別パーツで好きな方向に取り付けられます。

マスターボックス #3582 1/35 自動車修理クルー \1,300(+税)(売り切れ)
作業中の歩兵4体組です。トラックのタイヤのパンク穴をチェックしているもの、空気入れを漕いでいる兵士、パイプをくゆらして休憩中、スパナを片手に奮闘中の兵士が入っています。下着姿が2名、シャツ姿が2名で、箱絵ではポケット付きのシャツを着ていますが、実際はポケットの無い初期型(1942年の中期頃まで支給されていた)シャツを着ています。空気を入れている兵士は1943年始めまで支給されていたサスペンダー式のズボンを履いています。やや疲労した顔つきでモールドされていますので、工夫次第で様々な情景に活躍してくれるでしょう。
※点検中のゴムチューブと机の上のエンジンは含まれていません。

パンダホビー PH35002 1/35 ロシア陸軍 2S6M ツングースカ自走対空砲 \4,760(+税)(初回特価)
デビュー作となるM-ATVがメーカー初回生産分完売となったパンダホビー(昔有ったパンダモデルとはまったくの別会社)ですが、その後は「キティホークモデル」ブランドで航空機を出し、AFVの2作目となるのが本キットです。全体の雰囲気から細部に至るまで、製作者の気合いが漲っています。無駄な分割はしないよう配慮はしていますが、車体のハッチは全て別パーツ、キモとなる対空機関砲やミサイルにはじっくりパーツ数が掛けてあり、ああ、この人好きでやっているよね、と言うのが解るキットでもあります。オススメです。

【実車について】
23mm四連装機関砲を搭載し成功を収めた対空戦車「シルカ」ですが、アメリカのA-10地上攻撃機に代表される進化した航空機や攻撃ヘリには有効と言えなくなってきました。このため、中距離は対空ミサイルで、近接戦闘では30mm機関砲で対応出来るよう、両方の武装を搭載した2S6(2K22)「ツングースカ」が開発され1982年から配備が始まりました。2S6M(2K22M)は改良型で、搭載ミサイルと車体が性能向上型に換装されています。2S6Mは旧型のツングースカと区別するため「ツングースカM」と呼ばれる事もあるようです。2S6Mは1986年から導入が始まり、現在もロシア軍と「バトルフィールド3」で活躍中です。

ドラゴン #6633 1/35 III号突撃砲G型 ツィンメリットコーティング付き 1944年7月生産車 \4,300(+税)
ドラゴンは過去に10.5cm砲搭載のIII突でツィンメリット付きを発売していましたが、本命の7.5cm砲搭載では初めてです。III号突撃砲長砲身型は、アルケット社とミアク社で生産されていましたが、キットはアルケット社製の車体を再現。同社製の特徴である、ワッフルパターンのツィンメリットと鋳造製主砲防循(ザウコップ)が外観上の大きな特徴です。天井には車内から操作出来る遠隔操縦式のMGが装備されています。遠隔操作MGのマウント自体は44年5月から実装されていますが、肝心の機銃架が間に合わず、実際にMGが装備され始めるのは7月になってからで、これも全数は装備が間に合わなかったそうです。同様にキットの戦闘室前方には近接防御兵器の取付穴が付いていますが、7月時点では生産が間に合わず、工場出荷時点では丸い鉄板で塞がれていました。キットではこの点も正しく再現されています。アルケット社において、コーティング塗布は1943年11月から始まりましたが、1944年7月生産車までで塗布は打ち切りになっています。

一昔前までは、III突G型は前期・中期・後期くらいに大雑把に分けてられており、「XX年XX月生産車」と言うタイトルが付いていると「なんだか窮屈だな」と思われるかもしれません。しかし、最近の実車研究では、III突は生産工場や生産時期によって、毎月と言って良いほど形状が変化していることが明らかになっています。ドラゴンのキットはそこに踏み込んだマニアックなキットです。逆に言うとしっかり考証されているため、資料をあまり持っていない方でも、リサーチの必要が無く、その分工作や塗装に注力出来るキットとも言えるでしょう。前月の1944年6月はノルマンディ上陸と呼応して東部戦線でもソ連軍の大反攻が始まった月で、工場を出た車両は慌ただしく前線に送られ、あちこちで奮闘を繰り広げました。本車の活躍時期は激戦が多く、情景でも使い出があるでしょう。履帯はマジックトラックです。

ファインモールド FM36 73式小型トラック(無反動砲装備) \2,900(+税)
73式小型トラックシリーズの第三弾は、106mm無反動砲搭載タイプです。実は無反動砲搭載タイプは車体のマウントの関係で、先のキットの車体上部が使えず、新金型。小物のランナー1枚が新規に起こされていますので、見かけ以上に結構開発費の掛かったキットです。無反動砲はAFVクラブのOEM提供ですが、こちらも開発年次の古さをまったく感じさせないシャープな出来です。

以下の写真はホビーショーでの試作品で有り、製品版と異なる可能性があります。

タミヤ/イタレリ #37012 1/35 M109A6 パラディン自走砲 \3,500(+税)
ホビーショーでは、エイブラムズと並んで注目を集めていたキットです。元のイタレリのキットを知っている方はあまり良い印象で無い方が多いでしょうが、実は今回の発売に際し、出来の悪い転輪は新金型に差し替え、車体のあちこちの間違った場所や省略されている部分を追加し、大きく印象が良くなりました。実際、会場でも「え、これイタレリ?ウソだろ」と言うベテランモデラーも多かったです。更に、2体のフィギュアや豊富なアクセサリーが追加され、別売りのパーツを買わなくてもイラク戦争に派遣されたM109が再現出来ると言うタミヤらしいキットです。現用はあまり知識が無くて...と言う方も、資料無しで手軽に組めて、模型らしい密度感が楽しめるキットですので、たまには現用も如何でしょうか。デカールは2種で、もうひとつはヨーロピアン迷彩です。

灰色の部分がイタレリ(改修済みパーツ含む)、サンド色がタミヤ製パーツです。

メンモデル HS-001 1/35 中東の民間人 \930(+税)
メンモデルは新興メーカーですが、一作一作の進歩が凄く、このフィギュアセットも以前ピックアップに付いていたものに比べると「別メーカー」と言って良い進化振りです。非常に良い原型師を起用しており、原型のクオリティを製品にきちんと反映させている点でもぬかりがありません。アジア人とも欧米人とも違う独特の骨相が良い感じで、プロポーション、全体の雰囲気も良いフィギュアセットです。

リッチモデル RC35005 1/35 シュコダRSO東部戦線用装輪牽引車 \5,940(+税)(初回特価)
リッチモデルはブロンコと関係の深い会社で、AFVの車両キットは初めてですが、その品質はブロンコと同等に仕上がっています。RSOと言えばシュタイヤー社の全装軌式トラクターを思い浮かべる方が多いでしょうが、ポルシェ博士が考案した装輪式RSOも制式化されていました。装軌式は悪路の走破性に優れますが、メンテナンスや製造コスト、機動力は装輪式に及びません。このRSOは、装輪式ながら装軌式に劣らない悪路走破性をめざしたもので、試作型が軽量化を狙いすぎた影響もあって量産が遅れ、生産数は装軌式に及びませんが、模型的には非常に面白い車両になっています。ユニークな足回りとエンジンなど、完成すると見えなくなる部分も丁寧に再現してあり、ソフトスキン好きには堪らないキットです。エッチングの使い方も当を得ています。

リッチモデル RC35007 1/35 家畜セットNo.1 羊・豚・犬・猫 \1,600(+税)(売り切れ)
「動物セット」 では無く「家畜セット」と銘打ったところが意図の明確なキットです。雄羊、雌羊、子羊、牧羊犬、豚の親子とネコがそれぞれ箱絵の数だけ入っています。力量のある原型師を起用してるらしく、生命感のある造形はなかなかです。


マスターボックス #MB35109 1/35 英・小火器セットWW-II \1,300(+税)(売り切れ)
マスターボックスは小さな会社なので、あまり射出機の圧力を上げられないらしく「原型は良いが、モールドは甘い」と言う評価をされている方が多いと思います。メーカーでもその辺はよくわかっているらしく、今回はかなりカッチリ仕上げています。ランナーのサイズがいつもより一回り小さいので、同社の射出機もこれくらいの大きさなら十分な圧力が掛けられるのでしょう。入っているのは、リー・エンフィールド小銃No.1Mk.I、No.1Mk.III、No.4Mk.Iが計4丁、ステンMk.II、Mk.III、Mk.Vがそれぞれ形違いで計5丁、ヴィッカースMk.I水冷機銃(三脚架2種)1丁、ルイス軽機関銃1丁、ボーイズ対戦車ライフル1丁、ブレン機関銃Mk.Iが1丁、ピアット1丁となっています。ルイス機銃は銃口をスライド金型で再現しています。

ミニアート #35140 Ya-12トラクター後期型 \5,040(+税)(初回特価)
ミニアートは35052で前期型のYa-12を出しています。前期型は母体となったT-70の転輪を流用していましたが、今回発売されたのは軽量化された専用設計転輪を装備した後期型です。記録写真にはこちらの方が沢山写っているようです。前作同様、非常に繊細でよく考えられたキットで、エンジンも再現。履帯はプチ嵌め式、122mm(A-19)の砲弾と弾薬箱がおまけで付いてきます。

ミニアート #35541a 1/35 電柱セット \1,800(+税)(売り切れ)
35541として発売されていた電柱セットに、建物の壁面に取り付ける街灯と鉄製の支持架を追加したものです。電柱は、真っ直ぐなポールが4本入っており、箱絵の数が組めます。真っ直ぐな電柱は横桁と碍子が全てオプションになっており、自分の好きな形に組めます。この他、△の電柱が2組入っています。追加されたパーツはそれぞれ4個ずつを組む事が出来ます。必要な数を買い増してお使いください。

↓追加されたパーツ↓

ピットロード #G-27 1/35 ヴィカース・クロスレイM25四輪装甲車 \3,800(+税)
「とうとうこんなものまで出るようになったか」と思われた方は多いでしょう。クロスレイ装甲車はイギリスから輸入した装甲車で、日本に輸出されたものはM25と呼ばれるタイプで、お椀を伏せたような銃塔に四箇所の銃眼が設けられているのが特徴です。カタログスペック上は四丁の機関銃を装備出来るになっていますが、実際には2丁の機銃のみ装備して使われていたようです。上海事変が勃発した際、海軍陸戦隊が保有していた唯一の装甲兵力で、自動車に装甲板を貼ったような本車は、市街戦で損害を蒙りつつも、兵士の盾となり奮戦しました。キットは、車体や銃塔はスライド金型を使用した一体成型で、水冷式機関銃の銃口も開口されているなど、シャープなモールドで部品点数も良くまとまっています。デカール2種付き。

サイバーホビー(緑箱) #6764 1/35 IV号戦車B型 w/除雪ドーザ \5,000(+税)
ドラゴンは以前白箱でB型を出していましたが、現在は入手が難しくなっており、除雪ドーザーのおまけを付けて、通常商品のラインナップに加えました。除雪ドーザーは東部戦線の冬季用に開発されたもので、当然B型専用では無く、その他のIV号戦車に付けても構いません。B型のキットですが、C型のキットとの差違は、主砲の駐退器装甲ガードとエンジンパネルデッキなどで、主砲下にはレトロフィットされたアンテナガードが再現されていますが、これもC型とは異なる形状となっています。もちろん、ドーザーを付けないで、通常の戦車として作る事も可能です。試作に近かったA型とは大きく姿を変えており、ポーランド戦、フランス戦、東部戦線で戦った、大戦初期には欠かせない車両です。A型と並べればいろいろ新しい発見もあるのでは無いでしょうか。

ドラゴン #6591 1/35 I号指揮戦車A型(軽無線指揮車) \3,800(+税)
ドイツ軍は装甲部隊の強さは戦車自体の性能だけでは無く、迅速な命令伝達や指揮能力に依存していると考え、戦前から装甲部隊用の指揮車両開発に余念がありませんでした。その中の一つがI号戦車を改造した指揮車両(Sd.Kfz.101)です。大型無線機を2台搭載し、前線での指揮と大隊司令部との通信を行いました。I号指揮戦車は黎明期の指揮車両であるため、様々な外観のものがありますが、今回キット化されたのは非武装かつ起倒式のマストアンテナを装備したタイプで、大仰なアンテナガードが模型的に面白いです。

この車両はハッチが大きく、結構中が見えるため、今回のキットでは、機関室を除く車体内部が精密に再現されており、単体展示でも、情景でも「覗き込んで楽しんで貰える」模型になっています。

ドラゴン #6707 1/35 ドイツ軍武装親衛隊 1941‐1943 \1,500(+税)

左から、1943年5月と言う設定で、M40リバーシブル迷彩スモックを着た兵士です。箱絵は「プレーンツリー春夏」パターン。Kar.98ライフルにはZ41スコープが付いています。倍率は1.5倍で、遠距離狙撃には向かず、現在のダットサイトに近いコンセプトのスコープでした。狙撃兵では無く射撃のうまい兵士に渡していたようですが、視界が狭くあまり評判は良くなかったようです。
次は1942年から1943年を跨ぐ冬、と言う設定でリバーシブル防寒服を着た山岳猟兵下士官(スキー兵)です。山岳猟兵独特の野戦帽とゴーグルを装備し防寒用のトークで頭部を覆っています。箱絵では塗りつぶしてありますが、帽子正面には髑髏のパッチが付いています。
3人目は、1941年と言う設定で、M36野戦ジャケットを着た警察大隊(マニアック!)の機関銃手です。帽子のパッチが警察大隊独特のもので、襟章*は国防軍と同じ形状(ベース色と兵科色は緑)ですが、袖章を付け、ベルトのバックルは武装親衛隊タイプ。警察大隊は開戦当初は国防軍の一部でしたが、戦争中に武装親衛隊組織に編入されたので、こういう組み合わせがあったようです(記録写真を見ると国防軍バックルを付けている兵士もいます)。警察大隊は民間の警察官で構成され、経験を活かして治安維持やパルチザン掃討任務に就きましたが、戦況により歩兵部隊の役割を担うこともありました。
最後は1942年夏設定の兵卒です。この兵士だけガスマスクケースを背中の右側に吊って造形されています。野戦規定では小銃手は背中の右側に吊ることになっていたのですが、背負ったライフルが干渉してうるさいので、経験を積んだ兵士は左側に吊るようになります。この兵士は戦場に来て間が無いのかもしれません。なお、機関銃手は左側に吊るよう規定で決められていました。


* 箱絵では親衛隊タイプ襟章/フィールドグレイの表襟に修正されていますが、Zgonnik氏の原画とモールドは国防軍タイプになっており、原画はM36野戦服の特徴であるダークグリーンの表襟です。

マスターボックス #3568 1/35 ソビエト戦車クルー 1943-1945 \1,500(+税)(売り切れ)
ソ連戦車兵は元々キットの数が少ないのですが、戦争後半に使えるキットは更に数が少ないので、貴重なキットです。1943年から普及し始めた各兵科共通の軍服の上に濃いブルーのツナギを着た姿で造形。将校は革ジャケット姿です。ややリラックスしたポーズと戦闘前の緊張感に溢れたポーズから構成されており、様々な情景で使い道が広いでしょう。ご覧の様に雰囲気は抜群に良く、いつも以上に気合いが入った造形です。

トランペッター #05525 1/35 イタリア プーマ4×4装甲車 \3,800(+税)
イタリアの「プーマ」は2001年から配備が始まった新鋭装甲車で、当初はチェンタウロ装甲車のサポート用として考えられていましたが、現在では歩兵部隊に広く配備されています。四輪タイプと六輪タイプがありますが、調達数は四輪の方がやや多く、偵察任務に使われています。キット化されたのはドイツのMG3機関銃(ベレッタでライセンス生産)を装備したタイプです。他国の装輪装甲車が角の立ったデザインを採用する中で、優美な曲面装甲板を採用しているのがイタリアらしいところです。

トランペッター #05555 1/35 BMP-1 歩兵戦闘車 \3,800(+税)
BMP-1は「戦場タクシー」的装甲兵員輸送車が主流であった時代に、76mm砲とマトリョーシカ(サガー)対戦車ミサイルを装備、乗車中の歩兵が車内から射撃出来るポートを備え、「歩兵戦闘車」と言うカテゴリーが新設されるきっかけとなった車両です。そのスタイルの斬新さは現在の目で見ても見劣りせず、プチ近未来的なデザインの多いソビエト軍車両の中でも目を引く外観です。

キットはこれまで非常に古いドラゴン製とその金型を譲り受けたズベズダ製しか無く、アイテムの著名さの割には不遇だったと言えるでしょう。キットはシャープなモールドでカッチリと構成され、車体上部はスライド金型を用いた一体成型です。履帯はプチ嵌め可動式。エッチング付き。

トランペッター #02323 1/35 ML-20 152mm 榴弾砲(通常型) \3,800(+税)
ML-20はそれまでのM1910/34 152mm砲を改良した野砲で、第二次大戦のソ連軍主力重砲として活躍しました。ライバルとなるドイツのsFH18の最大射程が13000メートル程度であったのに対し、17000メートル。アウトレンジが可能でした。SU-152やJSU152の搭載砲にも選ばれ、直接射撃ではドイツ重戦車も撃破する威力を持っていました。トランペッターは、02315でもML-20をキット化していますが、02315がスポーク式車輪装備の初期型だったのに対し、今回の02323は車輪がタイヤに変更された後期型です。 ML-20はノモンハン戦で初陣を飾り、戦後も長く使われました。

砲身はプラか金属の選択式です。

ドラゴン #6731 1/35 Sd.Kfz.10 Ausf.B 1942年型 \4,000(+税)
ドイツ軍は様々な種類のハーフトラックを使用しましたが、Sd.Kfz.10は牽引重量1トンの小型車両で、兵員輸送や3.7cm対戦車砲、2cm対空砲(単装型)の牽引に使用されました。ドラゴンは白箱で1トンハーフトラックのA型をキット化していますが、A型は戦前に生産開始されたタイプとあって、戦争中期から後期に使えるB型を望んでいた方は多かったでしょう。目立つところでは転輪が変更になっていますが、座席やミラーなど細かいところもきちんとリサーチされたキットになっています。1トンハーフは対空砲搭載型でも非常に高い評価を得ており、ドラゴンの精密設計のレベルの高さが存分に味わえる製品です。



ブロンコ #CB35072 1/35 M24チャーフィー(戦後型)陸上自衛隊デカール付き \6,120(+税)(初回特価)
第二次大戦後、新秩序の元に新しい政府の元でアジア各国に軍隊が再建されましたが、信頼性が高く嵩張らないM24は、それまで戦車を運用した経験が無い国でも扱える、使い勝手の良い戦車として歓迎されました。キットは陸上自衛隊(2種)、台湾軍、韓国軍、パキスタン軍、南ベトナム軍のデカールが入った物で、履帯が戦後の標準型であるラバー付きに変わっているのはもちろん、前後の車体パネルも更新され、舟型の浮航装置を取り付けるアタッチメント基部が再現された後期型となっています。

ブロンコ #CB35136 1/35 M1114 ハンヴィー XM153 CROWSII 遠隔操作銃塔付き \6,120(+税)(初回特価)
M1114はハンヴィーの装甲タイプで、設計時は特に危険の大きい任務用に限定して使う事を想定されていましたが、前線と後方の境界が曖昧な低強度紛争地域では標準的に使われるようになっています。キットは天井に遠隔操作のクロウズII銃塔を搭載した姿を再現しました。CROWSIIは、カラーの昼光カメラ、サーマルサイト、ガンスタビライザー、レーザー測遠器を搭載しており、後部座席のモニターから安全に射撃が出来ます。キットではもちろんこのモニターのパーツも追加。元々評価の高いキットでしたが、最新のハンヴィーの姿を精密に再現出来る好キットです。武装はM2かM240の選択式ですが、不要部品として入っているMk.19、ライブレジンから出ているM249に差し替えて楽しむのも良いのでは無いでしょうか。CROWSIIは、MRAPやエイブラムズなどにも搭載されていますので、この部分だけでも欲しくなってしまいます。

ブロンコ #AB3558 1/35 WWII米軍小火器/装備品セット \1,600(+税)
米軍の小火器はあまりキットに恵まれているとは言いがたい状態ですが、ブロンコのキットは優れた金型技術を持つ同社ならではシャープで清潔感のある申し分の無いセットです。標準的な米軍歩兵部隊が装備する小火器はほぼ網羅されており、ザック類などの装備品の出来もなかなかです。機銃や迫撃砲の砲口はスライド金型で開口済です。

ドラゴン #6706 1/35 ダス・ライヒ師団 東部戦線 1943-1944 \1,500(+税)(売り切れ)
コンコルドのダスライヒ師団写真集のイラストをそのまま立体化したフィギュアセットです。丁寧に考証された内容が魅力で、軍装に詳しく無い方でも箱絵通りに塗るだけでOKです。左から、1942-1943の冬に支給が始まった防寒着に防寒靴を履いた中尉。中折れ式の信号弾ピストルに装填している瞬間を切り取っています。2人目は1943年の春から夏にかけての標準的な出で立ちの上等兵。捕獲品のPPSh-41短機関銃とドラム型予備弾倉を装備。3人目は1944年から支給の始まったピーパターンの迷彩服を着た戦車将校(中尉)。最後はフィールドグレイの野戦服の上下の上に、M44野戦ジャケットを防寒と迷彩のために重ね着している、と言うちょっと凝った格好の格好の少尉です。首には防寒用のトークを巻いていますので、晩秋の情景にどうぞ。いずれもくっきりしたモールドで塗りやすいと思います。装備品はGen2レベル、ヘッドホンのツルはエッチングです。

サイバーホビー #6750 1/35 T28超重戦車 \5,354(+税)(初回特価)
【実車について】
1944年ノルマンディに上陸した米軍機甲部隊は数多くの勝利を収めましたが、強力なドイツ戦車との対決では常に手痛い出血を強いられていました。今後、ドイツ軍が更に強力な重戦車を投入した場合、機甲部隊の士気に大きな影響が出ることが予想されました。このため、いかなるドイツ重戦車も撃破出来る105mm砲搭載のT28試作駆逐戦車の開発に着手。エンジンや駆動装置はT23試作戦車を元にした手堅い設計でしたが、巨大な砲と300mmの重装甲を支えるため、片側2列の履帯を装備しているのが特徴です。そのままでは長距離輸送に支障を来すため、必要に応じ、外側の履帯は駆動装置ごと取り外せるようになっていました。T28は戦争が終結したため量産されることはありませんでしたが、1台は今もパットンミュージアムに展示され、その威容は観る者を圧倒しています。

キットは実車と同様、HVSSサスの一部と転輪、キューポラなどがシャーマンと共通部品ですが、殆どは新金型で、その異様な姿を余すところなく再現しました。シャーマンとは似て非なるHVSSサスの形状も精密に再現。砲身はアルミ挽き物です。実車と同じく外側の駆動装置を着脱するクレーンのパーツも付属し、取り外した駆動装置を牽引している姿に製作することも可能です。

ブロンコ #CB35109 1/35 SU-152(KV-14)自走榴弾砲 1943年9月生産車 \5,040(+税)(初回特価)(売り切れ)
【実車について】
ソ連軍は開戦以来、戦車の性能でドイツ軍に優越していましたが、ティーガー戦車の登場により大きくバランスは傾きました。ティーガー戦車はどこにでも居た訳ではありませんが、ひとたび姿を見せれば文字通り無敵の戦車として猛威を振るったのです。対抗措置として開発され「猛獣殺し」の異名を取ったのがこのSU-152です。KV-1Sの車体に152mm榴弾砲を搭載した車両で、大質量の砲弾が直撃すればティーガーといえども大きな損害を蒙ったのです。ソ連軍はドイツ軍とのドクトリンの違いで、機甲部隊に随伴する自走砲部隊は編成されませんでしたが、歩兵を支援する自走砲は必要とされ、本車は対戦車戦闘だけでなく、間接射撃を行って火力支援を行うことが出来ました。ドイツ軍で言うと、フンメルとブルムベアの中間に位置する車両と言えるでしょう。

ブロンコはこれまでもミニアートの要請でロシア戦車の製品開発と供給を行ってきましたが、自社ブランドのロシア戦車発売は新鮮な感じがします。よく考えられた部品分割で設計され、良好なモールドが施されたキットで、エッチングの使い方もこなれています。更に、ハッチを開けた範囲で見える戦闘室内部やエンジンも再現されており、情景でも活躍してくれるでしょう。履帯は連結可動式です。SU-152はJSU-152の影に隠れて地味ですが、そのスタイルはJSUより優美で、作り比べも楽しいのでは無いでしょうか。

ブロンコ #CB35114 1/35 8.8cmFlaK41 対空砲 Sd.Ah.202トレーラー付き \5,703(+税)(初回特価)
このクラスとしては異常に複雑な機構を持つ本砲はキットの方も高価になってしまい、前作ではトレーラーは付属しませんでした。やはり牽引状態に組みたい、と言う方向けに発売されたのがこのキットです。トレーラーはその出来に定評あるドラゴン製のパーツ(もともとはFlaK37に入っていた物)が入っています。

メンモデル #TS-002 A39 トータス突撃戦車 \4,760(+税)(初回特価)(再入荷)
ドイツは戦前からドイツ国境沿いに「西方防壁」(ジークフリートライン)と呼ばれる強固な要塞線を作成したと宣伝をしていました。要塞は無数の重トーチカや砲台がお互いを支援するよう配置され、対戦車障害物、地雷を大量に敷設。突破することは不可能だと言うことでした。イギリスでは来たるべき大陸反攻において西方防壁が大きな障害になると考え、これを突破するための重車両を開発することにしました。主砲は当時最強の対戦車砲であった17ポンド砲のほぼ倍の弾体質量を持つ32ポンド砲、正面装甲は228mm、側面も152mmに達しており、88mm砲にも抗甚できました。結局、西方防壁の実体は恐れられていたほどでは無く、開発完了前に戦争が終結してしまいました。特殊な用途の戦車だったので量産はキャンセル、製造数はわずか6台に留まりました。しかし、その異様な姿はこの上なく模型映えする車両となっています。

ご覧のようにティーガーIが小さく見える巨体です。

メンモデルは新興メーカーですが、高い金型技術と、明確なポリシーに基づいた設計は既に老舗と比肩する実力があります。本作はボービントンに残る実車を取材して設計。パーツはスライド金型を多用して一体成型を図り、組立の容易さと強度を両立しています。3DCAD/CAM時代になり、必要以上に過激な設計になっているキットもたまにあるなか、メンモデルのキットは非常にセンス良くまとまっており「実際にプラモを作っている人間が設計している」雰囲気が漂っています。パーツの分割はムダが無く、エッチングは敢えて使わず、繊細なモールドのみで細部を実感たっぷりに再現。おそらく、今一番タミヤに近いテイストのメーカーです。

サイバーホビー(緑箱) #6565 1/35 ヴィルベルウィント G型車体 ツィンメリット付き \4,700(+税)
ヴィルベルヴィントは前線から引き上げてきた中古のIV号戦車を元に製作された物も多く、元の車体によってはツィンメリットコーティングが施されている物も多かったようです。ドラゴンの新作は、もうすっかり高い評価が定着したツィンメリットコーティング付きです。薄く繊細に施された、不規則なツィンメリットは極上の出来で、これをしのぐ工作が出来る方は「名人」を自称して差し支えないと思います。ヴィルベルヴィントは発売当初、砲塔装甲板がほぼ実物通りの厚みで再現されていたこと、初めて正確なプロポーションで同車を再現したことなどが好評で、対空戦車とは思えない売り上げを記録したキットです。これを機会にぜひどうぞ。

タスカ #35-027 1/35 シャーマンファイアフライIC コンポジット車体 \4,760(+税)(特価)(売り切れ)
レンドリースで入手したシャーマンを英国で改修したファイアフライには、その母体となるシャーマンによって様々なタイプがありました。今回のキットは「コンポジットハル」「ハイブリッドハル」と呼ばれる、鋳造車体と溶接車体を途中で繋いだタイプです。このタイプの車体はハッチの大きさで分類すると大きく二種類に分かれますが、ファイアフライに改修されたのは殆どが後期型の「ビッグハッチ」を装備したタイプであるため、タスカのキットも後期型車体を再現しています。後期型車体においては、ハッチが大きくなるだけで無く、装甲増厚されているため、前期型の鋳造車体とは大きく印象が異なるのが特徴です。

キットの出来についてはもうあれこれ言う必要は無く「非常に良く出来たキット」と言えば事足りるでしょう。組立説明書も丁寧で、初心者でも、特に実車写真を見なくても、精密感抜群のファイアフライが完成します。サスは軟質素材か、プラの固定式スペーサーの選択式。

ズベズタ #3651 1/35 ソビエトM-72モーターバイク 82mm迫撃砲付き \1,800(+税)
非常に好評のM72のバリエーションで、82mm迫撃砲を運搬出来るようになった特別あつらえのサイドカー付きモデルです。非常にシャープで雰囲気のあるモールドで構成された82mm迫撃砲はこれだけでも欲しい出来ですし、本物の人間を3Dスキャンして原型を作成したと言われるフィギュアも申し分ない出来。迫撃砲はサイドカーの中から射撃している状態、外に展開している状態のどちらかを選択可能。そのままでビネットになるキットです。

トランペッター #02327 1/35 UAZ-469 \3,800(+税)(売り切れ)
ソビエト軍は大戦中に通称ロシアンフィールドカーとしてモデラーに親しまれているGAZ-67を使用、後継として1953年にGAZ-69を導入しますが、その後継として1973年から導入されたのがこのUAZ-469です。469は極めて良好な路外機動力と頑健さ、修理の容易さを兼ね備え、ユーザーから絶大な信頼を得ました。非常に長い間使われ、旧東側の軍隊はもちろん、民間でも大量に使用され、西側にも輸出されました。現在はUAZ-31512に置き換わっていますが、外観上はほとんど469と同じで、そのデザインの完成度が解ります。もちろん、現役の車両も山のように存在し、イラク駐留の米兵が使っているシーンも見る事ができます。

トランペッターは元々非常に良い金型工作機械を持っているメーカーですので、優れた監修者と噛み合えば、恐るべき力を発揮します。これは73式小型トラックやKV-1/2で証明済みです。本車は伝説的車両だけにかなり力が入っており、パーツ分割、細部表現など申し分ない出来です。エンジンルームも再現。エッチングの使い方も非常にセンスが良いです。

ICM #35525 1/35 ダイムラー・ベンツL1500A(Kfz.70) \3,400(+税)(売り切れ)
L1500Aは四輪駆動式、積載量1.5トンの車両で、同じシャーシフレームを使って各種タイプが製造されました。今回キット化されたのは、8人乗りの兵員輸送車タイプで、L1500Aはこのタイプが一番多く製造されました。Kfz.70と言う名称は特定の車両に結びついた物では無く、兵員輸送車の一般呼称として使われ、有名なクルッププロッツェ(クルップボクサー)やタミヤのホルヒ1aもKfz.70です。用兵上の観点からは同じに扱って問題無い車両群を効率的に管理するため「Kfz.70」としてカテゴライズされていたのだと思われます。ICMは持ち味の繊細なタッチを活かして最近はソフトスキンに力を入れています。エンジンやシャーシフレームも丁寧に再現されており、凝りすぎたところはありませんが、精密感は十分。ボンネットキャッチピンが別パーツになっている辺りは良くツボを押さえていると思います。Kfz.70の中でもとりわけ無骨な印象の本車ですが、いかにも軍用車らしく、模型映えするキットです。

ブロンコ #CB35111 1/35 イギリス軍 QQF40 対空機関砲 Mk.I/III \4,000(+税)
既にカナダ軍仕様を発売していたブロンコのバリエーションです。ついこの間AFVクラブからも同じ物が出たばかりですが、両社の金型技術は拮抗しており、おそらく完成品を見て区別が付くのは実際にキットを組んだ方だけ、と言うことになるでしょう。一体化を進めているところ、省略しているところ、細かく分割してディティールを追求しているところが異なりますが、些末な違いで有り、設計思想の違いとしか言いようがありません。「応援しているメーカーの方を選んで頂ければ後悔しません」と言う感じです。



マンティスミニチュア #35048 1/35 ドイツ国防軍戦車兵 \1,870(+税)
1942年から1943年に掛けての冬以降、終戦まで使用できる国防軍戦車兵です。上半身は「黒服」と言われるパンツァージャケットを着用し、下にセーターを着用。下半身に防寒ズボンを履いています。防寒服は嵩張るので、脱出の際に引っかかる事を嫌いズボンだけ着用した戦車兵も見られました。1943年以降、ツバのあるM43野戦帽が支給されるようになりますが、ベテランはキットの兵士が被っている略帽を「オレは古参兵なんだ」と終戦に至るまで使っていたようです。防寒手袋は様々なものが支給されていましたが、ミトンタイプは機器の操作に不便なので、どうしようも無く寒いときだけ着用したようです。相変わらずペインターに恵まれないマンティスですが、ご覧のように造形の方は申し分無く、海千山千と言う言葉が似合う良いツラ構えのヘッドです。

マンティスミニチュア #35049 WWII ドイツ国防軍擲弾兵 \1,870(+税)
下半身にはリバーシブルの防寒迷彩ズボンを着用し、上半身にはリバーシブルのフード付き迷彩スモックを身につけた、凝ったフィギュアです。パンツァーファウスト60/100を担ぎ、1943年秋から支給された防寒迷彩服2号モデルのズボンを付けているので、1944-1945の最後の冬にどうぞ。パンツァーファウストを30型にすれば、1943-1944の冬に使っても構いません。腰にはKar.98用ポーチを付けていますので、小銃を持っているように改造しても良いでしょう。通常の手袋の上にミトン手袋を重ねて付けていますが、右手は引き金を引くためミトン手袋を外しています。こちらもあまり日本人好みのペインターでは無いので、店頭では苦戦すると思いますが、造形自体は素晴らしい物です。

マンティスミニチュア #35050 1/35 ドイツ 国防軍兵士セット \3,460(+税)
少しだけお買い得なセットです。

マンティスミニチュア #35051 1/35 動物セット 13 砂漠の動物 \1,870(+税)(売り切れ)
ハイエナとハゲワシが食事中、と言うやや悪ノリの企画です。
ハイエナはブチハイエナです。ハイエナの仲間では最も大型で、屍肉を漁るだけでは無く、狩りをする事も多い肉食動物です。様々な鳴き声でコミニュケーションを取りますが、ある鳴き方が人間の笑い声に似ているので「笑いハイエナ」とも呼ばれています。ハゲワシの方はたぶんシロエリハゲワシの仲間だと思います。ハゲワシは非常に遠くの死体を見つける能力を持っていますが、アフリカでは「未来を予知できるので死体にたどり着ける」と拡大解釈され、まじないの道具(たとえば、宝くじを買う前に乾燥させたハゲワシの脳みそを鼻から吸引するとアタリがわかる)として使うために大量に毒殺される悲劇を生んでいます。
両者を一緒に使う場合は、箱絵の様に仲良く餌を漁ると言うより、ハイエナの食事が終わるのをハゲワシが木に停まって待っている感じに仕上げた方がリアルでしょう。ハゲワシ単独なら、バルカン半島、ギリシア、クレタ島、チュニジアなどの情景にも使用できます。ハイエナはアフリカ中南部に広く生息しています。「ブラックホークダウン」で有名になったソマリアの米軍の情景にも使えます。

タミヤ MM321 1/35 シムカサンク \1,500(+税)
タミヤのMM新製品は誰もが「えっ」と驚き、濃いマニアを狂喜させたシムカ5です。「シムカ」は今はもう買収されて存在しないフランスの自動車メーカーですが、当時はフランス第四位のメーカーとして君臨していました。サンクはフランス語で「5」を表しますが、本車はイタリアのフィアット・トッポリーノのライセンス生産車です。トッポリーノは軽快なツーシーターですが、足下を広くするため前輪より前にせり出したエンジン、油圧ブレーキ、前輪独立懸架方式など、時代を先取りする技術とアイディアに溢れた傑作車です。シムカ5は戦前に当時としては破格の65000台が生産され、ドイツ占領時代の6000台と合わせて、民間での使用に加え、ドイツ軍でも使用されました。

当時のドイツ軍は自動車化のため、ドイツ製、接収した鹵獲車両、シムカ5のように接収した工場で生産した物、とにかく多種多様の乗用車を使用していました。戦場写真でも丁寧に迷彩された物から民間車の塗装のままの物まで、様々なシムカ5を見る事が出来ます。軍用車両としては力不足にも思えますが、一緒に写っている兵士の表情から察するに、使い勝手が良く愛らしい本車は、非常に気に入られていたようです。

デカブツのエレファントの次が、ティーガーと並べるとスケール違いとしか思えないシムカ5を出す辺りがタミヤらしいフトコロの深さです。モールドの良さやキレは改めて述べる必要は無いでしょう。ストレートならあっという間に組み上がりますし、マニアには手を入れる場所が十分残されている、MMらしいエッセンスがぎゅっと凝縮されたキットです。ドアは開閉選択式、フィギュア1体付きです。箱絵はボッシュライトを装備していますが、民間車タイプのヘッドライトを選択することも可能です。

ドラゴン #6705 1/35 ドイツ軍兵士 1943-45 冬季戦闘装備 \1,500(+税)(売り切れ)
戦争後期のドイツ兵冬季軍装のフィギュアセットです。左は山岳猟兵の冬季服に身を包んだスキー兵。独特の短い庇付きの野戦帽に迷彩カバーを取り付けています。白い迷彩ヤッケも山岳猟兵が戦前から使用していた物で、手にはGew33/40山岳猟兵用小銃。次は武装親衛隊の機関銃手。1942-1943年の冬から支給されるようになった防寒服を着用。足下はこの時期には支給が終わっていたM39マーチングブーツ。この手の古い軍装は戦時生産品より質も良く、古参兵の象徴としてベテラン兵士に使われ続けました。三番目は大型の外套を着込んだ国防軍兵士。ドイツ国防軍は各種迷彩服も開発したのですが、終戦に至るまで支給が追いつかず、冬季装備として一番広く装備されたのは、戦前から支給されていたこの外套だったようです。手にはGew43半自動小銃。弾薬ポーチは右側がKar98用で左にGew43用という、標準的な出で立ち。最後は防寒帽を被って、国防軍防寒迷彩服の2号モデルを身につけた対戦車兵。迷彩柄はマルシュ(ウォーター)パターン43。四人の中では最新軍装と言える物で、この手の迷彩服は対戦車兵、偵察兵、狙撃兵、装甲擲弾兵に優先的に配備されました。いずれも彫りの深いモールドで、初心者にも向いています。

ミニアート #35128 1/35 日本戦車兵 \1,800(+税)
良質なフィギュアを送り出しているウクライナのミニアートの日本戦車兵です。とにかく手薄なこの分野、使える戦車兵が増えるのは大歓迎でしょう。キューポラに立たせて良いもの、寄せ書きを施した日章旗を巻き付けた物、胡座をかいたものなど、使い道の広い決めポーズが入っています。

ミニアート #35137 1/35 車両を押すソ連兵 \1,800(+税)
ぬかるみにはまり込んだトラックをなんとか救出しようとするソ連兵5体組です。トラック以外でも大砲とかスタッフカーなど応用の利きやすいポーズです。ソビエト兵はまだまだ数が少なく、決めポーズのものが多いのですが、こうやって情景にも使えるフィギュアセットも徐々に増えてきたのは嬉しいところです。

ミニアート #35103 メルセデスベンツ170V カブリオレサルーン \4,760(+税)(初回特価)
カンバストップのサルーンです。170Vは既に定評のある良いキットで、エンジンやシャーシフレームも丁寧に再現され、カーモデラーの鑑賞にもたえる物です。カンバストップは展開時、収納時の両方が入っており、情景にも使いやすいでしょう。

ICM #35613 1/35 スターリンと側近 \1,100(+税)
箱絵向かって左からブラシク*、スターリン、モロトフ、ベリヤ、フルシチョフです。ブラシクはスターリン個人を警備する部隊の隊長。モロトフは独ソ戦開戦当時の外相。ベリヤはNKVD長官として恐怖の的となり、スターリンの死後は首相を務めました。フルシチョフは後にスターリン批判で有名になりますが、最後は書記長まで上り詰めた人物です。ICMは業界屈指の原型師を擁するだけ有って、今回の造形も「似ている」レベルを超えて、その人間性まで現れているような絶品の仕上がりです。それぞれ無帽と制帽やソフト帽を被ったヘッドが2つずつ用意されているので、応用も利くキットです。10年後には珍品扱いされている可能性が非常に高いと思いますので、フィギュアファンは早めに手に入れておくことをお勧めします。

*9/9 左端の人物はジューコフでは無くブラシクであるとの指摘を受け訂正しました。

IBG #35008 1/35 ドイツ軍小型フィールドキッチン Hf.14 \1,800(+税)
ドイツ軍の野戦調理車「フィールドキッチン」は既にタミヤのキットがありますが、IBGがキット化したのは一回り小型のタイプで、焚き口が、タミヤは3個有るのに対し、2個しか無いのが特徴です。IBGのキットは奇をてらわず、凝りすぎずキット化されており、ランナー1枚で良くまとまっています。情景ファンは一つ手に入れておきたいところです。

IBG #35007 1/35 アインハイツディーゼル w/小型フィールドキッチン Hf.14 \6,400(+税)
こちらは既に発売済のアインハイツディーゼルとのセットです。フィールドキッチンには、自動車牽引に対応したゴムタイヤ装備型もあるのですが、馬匹牽引タイプをこのように荷台に載せて運用しているケースも多く見られます。 

デカールスター D-016 ウィリスジープ用幌セット \2,520(+税)
久々の再販となるウィリスの幌セットです。質感や巧みなディティール表現など現在の目で見ても素晴らしい出来です。今回の製品では骨はホワイトメタル、背面を留めているベルトはレジン製です。ウィリスは戦闘地域ではウィンドシールドを立てたり幌を張ることを禁じられていましたので、後方のリラックスした情景にどうぞ。



マスターボックス #35108 1/35 第二次大戦将軍セット \1,700(+税)
(売り切れ)
モントゴメリー、ジューコフ、パットン、ドゴール、マンシュタイン、杉山元を集めた将軍セットです。モントゴメリーは、よくあるセーター姿では無く、エルアラメイン当時の熱帯軍装なのが渋い選択。いずれも名将・智将の呼び声が高かったり、祖国再建に尽力した人物が選択されている中で、日本はもう少し他に選択肢があったのでは?と言う気もしますが、日本陸軍の将官が実名で造形化されるのは極めて珍しいのでその点を評価したいところです。

残念ながらイヌは入っていません

マスターボックス #35112 1/35 Where are the dammned road? \4,500(+税)(初回特価)
道に迷って憲兵に尋ねている将官とスタッフカーのセットです。いずれも非常に様になる、決めポーズで造形されており、このままビネットにすることも出来ますし、バラバラに使っても、非常に組み合わせやすいフィギュアばかりでしょう。

こちらはイヌも入っています

AFVクラブ #AF35199 1/35 バレンタイン Mk.IV ソビエト軍仕様 \4,400(+税)
強力な工業力でドイツ軍を圧倒したソビエト軍ですが、ドイツ軍の快進撃とそれに伴う工場の鹵獲と工場疎開の影響で、戦争前半は戦車生産能力の不足に苦しめられました。バレンタインMk.IVはその多くがソビエト軍に供給され、ソビエト軍の危機的状況を救うのに貢献しました。AFVクラブのバレンタインは、ミニアート(ブロンコ)の良く出来たキットから大きく出遅れたのですが、店頭での販売成績は堅調で、やはり同社の丁寧なキット化が目の肥えたお客さんに評価されているのだと思います。前作との外観の大きな違いは転輪で、ソビエト軍仕様と言うことで、サイドスカートと外部燃料タンクを外した姿を再現しました。エッチングも新規となっています。金属砲身付き。デカールは1942年のソビエト軍から4種をチョイス。大きめの砲塔番号など、模型映えのする内容です。

AFVクラブ #AF35187 1/35 ボフォースQF 40mm Mk.III 後期型 \3,600(+税)
戦前にスウェーデンで開発されたボフォース社の40mm機関砲は連合軍の標準小口径対空機関砲として開戦から終戦まで活躍しました。QF40mmMk.IIIは、ライセンスを取得したイギリス軍が独自に改良を加えた物で、各部を大量生産に向く形状に変更した他、照準用にアナログコンピューターを搭載しています。Mk.IIIは1940年から終戦まで使用されました。キットは大砲を作らせたら並ぶ物は無いAFVクラブらしい内容で、最近の同社らしく、最新の金型技術を使い、スライド金型を多用して、部品数を抑えています。AFVクラブの良いところとして「この大砲はこういうメカニズムで、こういう特徴がある」と言うのを設計者が咀嚼してから設計している点が上げられます。組んでいる最中に「なるほどねえ、ボフォースってこうなっていたんだ」と思う場所が幾つもある、興味尽きないキットです。あっという間に組み上がるキットも良いのですが、貴重時間を割く価値のある、じっくり取り組めるキットとしてお勧めします。

AFVクラブ #AF35149 1/35 20mm四連装Flak38 牽引トレーラー付き \3,000(+税)
このところの数年で数社からキット化された四連装Flak38ですが、万人にお勧めなのは一体成型を進めながらも雰囲気抜群のドラゴンになるでしょうが、実車写真を見て大砲の持つメカニズムに入れ込んだ方が、じっくり手を入れたい場合はAFVクラブがベストである事に異論は無いでしょう。今回のキットは前作では省略されていたSd.Ah.52トレーラーを追加した物で、これで牽引状態も組めるようになりました。砲身は砲身自体が金属挽き物で、マズルフラッシュはプラ製です。

AFVクラブ #AF35189 1/35 ボフォース/ダスター 40mm機関砲 砲弾&弾薬箱セット \1,800(+税)
4種の弾薬ケースとクリップにまとめた砲弾のセットです。手前に描かれた3種が大戦中のもので、奥の縦長は戦後米軍が使った物です。

サイバーホビー(緑箱) #6747 1/35 IV号戦車A型 \5,000(+税)(売り切れ)
ドラゴンのIV号戦車系列で、戦車型のトリを勤めることになった、A型です。多分に先行量産的な意味合いが強く、生産台数は30両余り。各部の形状はB/C型とも大きく異なっています。メーカーの立場からすると、素人がぱっと見たくらいではB/C型と区別が付かないのに、車体上部は殆ど作り直しになるとあって、1/35では初めての模型化。メーカーとしての意地を感じるキットです。電撃戦の立役者として欠けていた輪のひとつがようやく埋まります。

砲塔と車体上部、前面装甲、フェンダーが完全新金型で、B/C型から半分くらいの金型が置き換わった感じです。ドラゴンはE型を発売したとき、車体寸法の一部を間違えると言う失敗をやりましたが、その後、アバディーンのD型をきちんと実測し直して、ほぼ新金型と言って良いD型を販売しました。B/C型とA型はこのD型のデータを基本に差違を計算しており、寸法的に非常に正確に仕上がっています。

覗視孔部の装甲ベルトが回転するタイプのキューポラ、丸くおり曲がった車体前面装甲など、A型ならでは特徴がきちんと再現されています。車体の跳弾板も丸く曲げてある手の掛かる物で、B型以降は直線を組み合わせた生産性の良い物に変更されています。

ホビーボス #82494 1/35 T-26 1931年型 \4,400(+税)(初回特価)(売り切れ)
T-26はイギリスのヴィッカース6トン戦車を参考に作られた軽戦車です。当時ソビエトは既に純国産の戦車も開発していましたが、革命直後と言うことで、外国の技術にも学ぶところが多いことを冷静に把握していたのです。T-26は、戦車型以外も含めると50を越えると言われる派生型を持ち、ソビエト戦車開発の礎となったばかりで無く、ノモンハンや独ソ戦では激戦を交えました。キットは最初の量産型である1931年型で、2個の砲塔を搭載しています。キットでは、箱絵のように両方に機銃を積むことも出来ますし、右側の砲塔を37mm歩兵砲としたタイプも製作可能。要領よく分割され、モールドもシャープです。ランナーを見るとバリエーション展開は織り込み済みの様子で、どれくらいまで商品化されるか楽しみです。履帯は連結可動式。

MENG MODEL(メンモデル) TS-001 1/35 メルカバMk.3D 初期型 \5,000(+税)(再入荷)

新興メーカーのメンモデルで、これだけ複雑なキットは初めてのため、正直期待と不安の入り混じる気持ちで発売を待っていましたが、キットが到着して、良い方に裏切られた気持ちで一杯です。カリカリに切れ上がったモールドと「プラモデルと言うからには安易にエッチングなんかに逃げない」と言う、メーカーの腰の据わったポリシーがみなぎるキットであり、パーツ割り、モールドとも極めてセンス良くまとまっています。このキットならば、どの一流メーカーのキットと比べても遜色ないでしょう。メンモデルの実力を世に知らしめる素晴らしいキット。お勧めです。

砲塔バスケット底面。シャープなモールドでパンチングメタルの穴が貫通しています。


チェーンカーテン。鎖のコマ数は実物を忠実に再現しています。ラックと一体成型なので組立も手間いらず。


誘導輪。一発抜きで側面の軽め穴も貫通。貼り合わせで無く、この姿で成型されています。強度も十分で組立も手間いらず。


砲塔天板。BAZタイプを再現。部品分割を見ると、D無しのメルカバIIIや、LICキットを取り付けたタイプも十分期待できそうです。


スライド金型で抜かれた車体上面。カリっとしたモールドなのはもちろん、3D図面のみで彫ったのでは無い、ちゃんと味やメリハリがあるセンスの良い物。


透明部品の質もなかなかです。

履帯は分割接着式ですが、ドラゴンのマジックトラックと同じく、ゲートレスで、この状態で袋に入っています。


エッチングは付属せず、砲塔バスケットに貼るキャンバスを表現するための鉛シートが入っています。

デカールスター D-050 シュビムワーゲン用幌セット タミヤ用 \2,100(+税)
吉岡和哉氏原型の、展開した状態の幌です。骨はホワイトメタル製のものが入っており、セットの内容だけで幌を展開状態に出来ます。手練れの原型師を起用しただけあって、幌の質感、固定ベルトの精密感など、素晴らしい出来で、上手に塗装すればここだけでも見る者の注目を集めることが出来るでしょう。レターパックではお送りできません。

P35-089 シトロエン 11CV 用 エッチングセット (タミヤ用) \510(+税)
パッションモデルらしい、ツボを押さえたエッチングセットです。かなり効果的なラジエーターグリルを始め、一手間掛けるだけで見栄えがぐっと違ってくる箇所を厳選しました。ベテランモデラーも納得の内容ですが、パーツ数が少ないため、エッチングになれていない初心者が練習台として使うのにも向いています。レターパック送付可能。

ヴィジョンモデル VA9004 WWII イタリア陸軍 20Lジェリ缶 200Lドラム缶セット \1,300(+税)
これまでにも、レジン製やタスカのジェリカンセットはありましたが、お手頃な価格のイタリア軍ジェリカン・ドラム缶のセットです。今時の製品と言うことで、溶接ライナーはエッチングで再現。ドラム缶はほどよく使い込んだ感じのシワが入っています。ドラム缶用の蛇口付きですので、補給所でジェリカンを下げてきた戦車兵にガソリンを小分けにしている情景も作れます。お互いに物資や装備を分捕り合って戦った北アフリカでは、ドイツ軍やイギリス軍もイタリアのジェリカンやドラム缶を使っていましたので、混在させて使うと良いアクセントになるのでは無いでしょうか。



ピットロード G-25 1/35 陸上自衛隊99式自走155mm榴弾砲 初回特価 \4,720(+税)(売り切れ)
このところ陸自車両を積極的に開発しているピットロードの新製品です。87式自走高射機関砲と同じく、海外では殆ど売れないであろうアイテムですが、この大柄な車両の割に良心的な価格設定がされています。製造はトランペッターですが、日本側の監修がきちんと入っているため、普通のトランペッターのキットの水準をしのぐ出来になっています。エッチングもグリルだけで、プラモデルらしいプラモデルに仕上がっているところもポイント高いと思います。お勧めです。

ファインモールド FM34 1/35 73式小型トラック(キャンバストップ) \2,400(+税)
首を長くして待った居た方もいらっしゃるでしょう、ファインの1/4トントラック遂に登場です。実車を保有している同社ですから、凝ろうと思えばとことん凝れたはずですが、手軽に組めてかつ精密感を損なわない、絶妙にバランスの取れた設計により、部品点数は少なくなっています。まさに手軽に組めて様々な情景で楽しむことが出来るキットです。車載無線機もオプションパーツとして入っています。

ファインモールド FM35 1/35 73式小型トラック(機関銃装備) \2,400(+税)
こちらは.50口径機銃をマウントした姿で、選択に迷うところ。ファインのキットのトリセツの解説を毎回楽しみにしている方は多いと思うのですが、今回のキットは全く別の実車解説が載っており、それぞれ別の角度から本車を解説するという、まさに心憎い?仕掛けがしてあります。この手のキットは2台並行製作しても実は作業時間はあまり変わりません。思い切って2台とも買い、重マット搭載型発売へのお布施にする(^^)と言うのは如何でしょうか?

ファインモールド MG-73 73式小型トラック用エッチングパーツ \1,300(+税)
こちらは、多少手間を掛けてもソフトスキンらしい繊細さにこだわりたい方向けの純正エッチングです。フィッティングに関しては純正だけにまったく心配が無く、内容も良く吟味されています。ボリューム的にもさほどありませんから、エッチングパーツ入門セットとしてもお勧めです。

トランペッター #01578 1/35 T-64 1972年型 初回特価 \4,680(+税)
戦後第一世代の戦車としてT-54/55と言う傑作車を産み出したソ連軍が、後継車として、複合装甲や滑腔砲、自動装填装置と言った新技術を積極的に取り入れ、個々の性能でも西側戦車を上回ることを目指したのがこのT-64です。数あるソ連戦車の中でもかなりスタイリッシュな車両で、密かに人気は高いと思うのですが、ソ連邦のみで使われ、秘密のベールに包まれてきたので、キット化されるのはスキフに続き2回目です。今回キット化されたのは、主砲を125mmに換装したタイプで、西側ではT-64Aと呼んでいますが、ソ連軍では各タイプひっくるめて「T-64」と呼んでいたようなので、特に問題ないでしょう。


トランペッターではこの後、主砲からミサイルを発射出来るB型や増加装甲付きのBVもスケジュールに入れていますが、このキットはT-64本来のデザインを堪能できるタイプですので、ファンは一つ押さえておきたいところです。砲塔は対空機銃の有無を選択出来、履帯は部分連結式。エッチングはツボを押さえた最小限のものになっています。

トランペッター #02328 1/35 D-30榴弾砲 初期型 \3,800(+税)
D-30は大戦中から長く使用されてきたM-30榴弾砲の後継モデルで、1960年代から配備が始まりました。ソ連軍の伝統である122mm砲弾を採用し、M-30(SU-122もこの砲を搭載しています)の砲弾も発射できると言う上位互換性を持っていますが、性能は大幅に向上しており、射程は1.3倍に伸びた上、運搬時は折り畳まれている三脚を展開すると360度の射撃が可能です。ロケット推進の砲弾を発射した場合の射程は20km以上と、一昔前のカノン砲並みになっています。旧東側諸国に大量に供給され、現在でも使用されている傑作野砲です。

模型的には運搬時、展開時それぞれに面白い形をしており、部品数もさほど多くありませんので、サクッと作って形を楽しんでみては如何でしょう。


ブロンコ CB35036 1/35 ハンガリー40/43M ズリーニィII型105ミリ自走砲 \6,800(+税)(売り切れ)
ドイツ軍の突撃砲の成功に影響されたハンガリー軍が独自に開発した自走砲です。足周りはトルディ中戦車を流用していますが、トルディ自体がチェコのLT35(ドイツ名35(t))戦車と異母兄弟のような関係なので、35(t)戦車とセモベンテのパーツを使ってIII突をスクラッチしたような、しかも異様な迫力のある押し出しの強い車両です。II型の搭載する105mm榴弾砲は歩兵支援を主眼に考えられており、長砲身75mmを搭載したI型も計画されましたが、実際に量産が先行したのはII型です。ブロンコらしく非常に丁寧にキット化しており、特徴あるパンチングメタル製のサイドスカートは大判エッチングで再現されています。履帯は填め込み式可動式で、サスも可動しますので、情景にも便利です。ハンガリー軍のドラム缶2個/ジェリ缶4個、MG34のおまけつき。


ブロンコ AB3557 1/35 ハンガリー軍ジェリカン&ドラムカンセットWW-II \1,500(+税)
ドイツ軍と微妙に形が異なるドラム缶とジェリカンを刻印も含めて詳細に模型化しました。今時のジェリカンキットなので、溶接ライナーは当然エッチングです。ドラム缶6個、ジェリカン12個のセットです。ドイツ軍のドラム缶やジェリカンにさりげなく混ぜても面白いでしょう。

ブロンコ CB35135 1/35 英17/25ポンド対戦車砲(キジ)5体クルーセット・北アフリカ \2,100(+税)
熱帯軍装に身を包んだ英連邦軍兵士で、北アフリカからシチリア島、南イタリアまでカバーできる格好になっています。一応、「フェアザント」と呼ばれる、25ポンド砲の砲架に17ポンド砲を搭載した対戦車砲用ですが、対戦車砲や直接射撃中の野砲に広く使えます。25ポンド砲は北アフリカでは対戦車砲としても使用されましたので、まさにそのように使っても構いません。ブロンコは後発メーカーとしてフィギュアに参入したので、スライド金型を多用した抜きの良さにこだわっており、指先や襟元、ヘッドのシャープさは既に独自のポジションを築きつつあると言って良いでしょう。

サイバーホビー(緑箱) #6691 RSO/01 汎用トラクター \4,000(+税)
ドラゴンは既に、#6684 後期型#6640 対戦車砲搭載型の二種のRSOをキット化していますが、今回のキットは丸みを帯びたキャビンが特徴の初期型で「RSOと言えばこのタイプでしょ」と言うファンも多いのでは無いでしょうか。RSO/01はオーストリアのシュタイヤー社が開発していますが、キャビンは同社の乗用車にも通じる特徴を持ち、美しくかつ愛嬌を持ったデザインです。この後のドイツ車両設計が実用一辺倒になっていく中で、メーカーとしての矜持がなんとか残った車両でもあります。本車は後方で使用するため、初期型も終戦まで使われているのを見る事ができます。物資の運搬はもちろん、箱絵のようにスタックした車両の救出中の情景など、アイディア次第で様々に楽しめるキットです。

特徴あるキャビンはスライド金型を使用したもので、ラジエーターグリルは、3種の状態から選択可能です。

サイバーホビー(緑箱) #6550 1/35 オストヴィント \4,700(+税)
箱絵が完成してから、なかなか発売されず、ファンをやきもきさせていたオストヴィントです。これまでは試作型のキットしか無かったのですが、ようやく量産型のキットが手に入ります。同車は近年、研究が非常に進捗した車両の一つで、ドラゴンではその最新研究を取り入れてキット化しました。マニアは「オストヴィント量産型はこんな風になっていたのか」と驚く部分が幾つもあるでしょうし、一方資料を持っていない初心者でも、説明書通りに組んでいけばまるで立体資料のような情報密度の濃い模型を完成させられるでしょう。ドラゴンの今年前半(はちょっと過ぎてしまいましたが)を代表する力作です。

完成見本はこちら。IV号戦車J型(ニーベルンゲン工場製)とは細部の特徴が異なる末期型車体(クルップグルゾン工場製)を忠実に再現するため、車体下部、フェンダー、車体上部側面/後面が新金型となっています。量産型砲塔とFlaK43はもちろん新金型。極薄の砲塔装甲板に加え、FlaK43は非常に巧みな分割でスライド金型を多用しており、組立も容易です。

タミヤ MM325 1/35 エレファント \4,800(+税)
タミヤがMM50周年の記念すべき年に満を持して送るエレファントです。最近のキットを見慣れた目には「えっ、部品これだけなの?」と思うくらいに一体化が進んでいますが、仕上がりは素晴らしいの一言です。タミヤらしく、乗員(半身像)3体が付く伝統も変わっていません。良く出来たドラゴンのキットがありますが、比べて頂ければ、タミヤが何故今の時期にエレファントを出すことを選んだか、明確になるでしょう。

【実車について】
不採用になった試作重戦車から作り出されたフェルディナント自走砲でしたが、その恐るべき火力と重装甲はロシア戦線で猛威を振るいました。再編のためいったん前線から引き上げ、戦訓に基づいて各所に改良を加えた改修車は「エレファント」と改称されました。ろくに記録を調べていない戦記本では本車を揶揄する傾向が強いのですが、わずか40両あまりの本車が、激戦地を渡り歩きながらも終戦時に4両も現存していたことから本車の優秀性、頑強さがしれようというものです。ロシア軍では、突撃砲タイプのドイツ車両を撃破すると、兵士が正しい車種を報告していても「フェルディナント」と報告書を改ざんする将校が後を絶たなかったそうで、このエピソードがエレファントを相手にすることの大変さを物語っています。

タミヤ #12644 1/35 エレファント コーティングシートセット \600(+税)
エレファントの実車が全てコーティングされていたことから、静岡では「なんであらかじめコーティングされていないのか?」と言う質問がおおかったようで、急遽発売が決まったのがこのシートです。立体印刷?でコーティングを再現したもので、粘着シートですから切り出せば後は貼るだけです。腕に自信のある方はパテを使ってよりリアルに仕上げられると思いますが、コーティングに自信が無い言う理由で二の足を踏んでいる方に向いています。戦闘室側面の塗布面積の違いを2種類から選ぶことができます。ドラゴンには使用できません。

タミヤ #25154 1/35 ドイツ国防軍将校・アフリカ軍団戦車兵セット \1,000(+税)
1/16用に作られた原型を1/35に縮小したシリーズで、通常のタミヤより分割が細かく、台座が付いている異色のシリーズです。じっくり作り込むのに向いています。

ドラゴン #6435 1/35 38(t)戦車S型燃料タンクトレーラー付き \4,300(+税)
S型は本来スウェーデンに輸出するため製造されたタイプですが、実際には輸出されず、ドイツやスロバキア軍で使用されました。外観上の違いはリベットの数くらいで、よもやS型が出ようとは、と思われた方は多いでしょう。流石にドラゴンも「装甲板パネルを差し替えたくらいじゃ売れまい」と思ったのか燃料タンクトレーラーをおまけに付けました。以前IV号潜水戦車に付いていた物とは別物で、新規に金型が起こされています。車体内部も再現されたキレの良いモールドのキットに仕上がっています。

ドラゴン #6643 1/35 LAH クリスラ峠の戦い \1,200(+税)
左端で雄叫びを上げている将校はのちに「パンツァーマイヤー」として名を上げるクルト・マイヤーです。この有名な記録写真が撮影されたバルカン戦役では、後に勇名をはせる武装親衛隊第一装甲師団(LAH)も自動車化歩兵連隊に過ぎず、チェコ製のZB vz. 26軽機関銃やエルマEMP-35サブマシンガンと言った二線級の装備だったのです。大戦初期の武装親衛隊の迷彩スモックを着込んだ姿で再現されており、躍動感のある戦闘ポーズを巧みに立体化しています。装備品はGen2レベルです。


ICM #35475 1/35 オペル カピテーン サルーン \2,800(+税)
既にICMから出ている「アドミラル」、ブロンコが出している「オリンピア」に続き、その中間の排気量を持つ「カピテーン」の登場です。当時は流線型が大流行で、本車も完全な流線型ではないものの、味の有る美しいラインを持つ名車です。例によってエンジン・シャーシも丁寧に再現された繊細なキットで、カーモデル好きにもお勧めです。大戦中を通じて将校用に使われましたが、もちろん黒塗りでピカピカに仕上げても良いでしょう。

ミニアート #35052 1/35 Ya-12 砲兵トラクター初期型 \5,600(+税)(売り切れ)
様々な砲兵トラクターを開発したソビエト軍ですが、Ya-12はYa-11のエンジンをレンドリースで入手したGMC-4-71ディーゼルエンジンに換装した物です。パフォーマンスが大きく向上したことから、1943年に量産が始まり、終戦まで活躍しました。キットは転輪がT-70系列と同じディッシュホイールの初期型です。このキットはミニアートがまだ駆け出しの会社だった頃からずっとカタログに載っており「おお、Ya-12が出るのか!でもこんなもん出して大丈夫か、この会社」と心優しいマニアを喜ばせたり心配させてきたものですが、今のミニアートの体力なら(たぶん)大丈夫でしょう。キットは転輪など足回りこそT-70からの流用ですが、殆どは新規。非常にキレの良いモールドで地元らしい密度の高いキットに仕上がっています。エンジンも精密再現され、荷台の幌はオプションです。エッチングの扱いも当を得た物です。トラペのML-20のお伴に最適ですが、結構愛嬌のある姿のトラクターなので、何か変な物を引かせてやっても面白いでしょう。日本で売れるとは思えないので、再入荷するか微妙です。早めに買っておいた方が良さそうです。

ミニアート #35135 1/35 米戦車兵近接戦闘 \1,800(+税)
車載機銃やグリースガン、拳銃を手にして対歩兵戦闘中の戦車兵です。こうした激しい動きの米戦車兵はこれまでありませんでした。下車偵察中の遭遇戦の情景や脱出中の情景などにそのまま使えますが、車載機銃に取り付いている兵士以外は、武器を持たせないでハッチから首を出しているところにも使えます。後ろを振り返ったり脇を見ている戦車兵は、ガレージでもありませんでしたので、ファンは一つ持っておくと情景の幅が広がると思います。

ファインモールド #FM33 1/35 四式中戦車[チト]量産型 \4,700(+税)
試作型に続く量産型です。試作では鋳造砲塔でしたが、製造してみると満足のゆく品質が得られず、急遽溶接に変更された砲塔が大きな相違点ですが、その他にも、単純化され防御能力の高まった車体側面やボギーの形状違いなど、公式寸法図面を元に再現しました。四式戦車量産型は我田引水の架空兵器などでは無く、1945年8月から量産予定が立てられており、終戦が少しずれていれば実際に戦車部隊に配備されていたことは間違いありません。

AFVクラブ AF35170 1/35 ビュッシングNAG L4500S \4,000(+税)(売り切れ)
AFVクラブのソフトスキンは名作揃いですが、このところは売れ筋の戦車系が多かったせいもあり、久々の新製品となりました。一昨年、ドラゴンのオペルブリッツが発売になったときには、見事に抜けたスリットに皆驚いたのですが、これが「やれば出来る」証明になったのか、各社とも側面のスリットは当たり前のように抜いてくるようになりました。本キットでも側面のスリットは綺麗に開いており、この金型水準が隅々まで行き渡った実に美しいモールドが各所に施されています。エッチングなど異素材に安易に逃げずに作られたプラモデルらしいプラモデルですが、パーツも良くまとまっており、これまでのAFVクラブから一皮むけた雰囲気です。発売こそIGBに遅れを取りましたが、AFVクラブが数年前からコツコツと積み上げてきたリサーチが活かされたキットで、2012年ソフトスキンベストキットの筆頭候補です。

本車は1942年から生産が始まり、優れた積載能力でドイツ陸軍を陰から支えた名トラックです。ティーガーやパンターへの燃料給油/弾薬補給などの情景でも活躍してくれるでしょう。

AFVクラブ AF35192 1/35 M42A1ダスター初期型 \5,200(+税)
前作のベトナム戦争バージョンは、AFVクラブ渾身のキットで、ダスターファンのみならず、目の肥えた模型ファンに大変好評でした。本キットは前期型で、凝った形のマズルブレーキがメカっぽくて素敵ですが「流石にそれだけじゃ買って貰えないだろう」と言う事で、各国のデカールを入れています。中でも陸上自衛隊は合計8種のうち4種を占めており、箱絵も陸自所属車両になっています。外国産のキットで日本製で無い兵器に陸自所属車が採用されることはまず無く、先のM41と並んで、プラモデルの箱絵史的に極めて珍しいキットと言えるでしょう。


AFVクラブ AG35040 1/35 40mm砲弾セット \1,500(+税)(売り切れ)
M42を含む、ボフォース40mmで使用された砲弾の挽き物セットです。曳光弾、榴弾、徹甲弾、模擬弾(装填訓練に使う火薬の詰まっていない弾)、空薬莢がそれぞれ4発ずつ入っており、自衛隊用にも使用できます。

AFVクラブ #AF35226 1/35 ウォーターバッファーロー用可動履帯 \2,100(+税)
「作るのは大変だが、成し遂げれば報われる」を地で行くのがLVTの履帯です。軽量化のため薄々で構造も複雑、とベルト履帯では再現不能な形をしています。AFVクラブの純正履帯では成型の限界に挑戦するような厚みで設計されており、組み立てやすさも最大限配慮した設計となっています。価格も安く抑えられています。

マスターボックス #35107 1/35 Head for "Huey" \2,100(+税)
直訳すれば「ヒューイを目指して」ということになるんでしょうか。ヒューイはベトナム戦争で米軍が多用した汎用ヘリUH-1の愛称で、負傷した仲間を庇いつつ、ヘリのやってくる脱出予定地点に向かう特殊部隊5人セットです。タイガーパターンの迷彩服に武装はM16A1、XM177、M79、AK47などいかにも特殊部隊らしく各々別々です。5人とも実に見事な造形で、そのままビネットになるでしょう。

サイバーホビー(緑箱) #6495 1/35 フェルディナント クルスク1943 \4,700(+税)
ドラゴンは2003年にフェルディナントを発売し、これに金属砲身やエッチングを追加したプレミアムエディション(#6317)を2007年に発売しました。このプレミアムエディションは非常に人気が高かったのですが、流通量が少なく、ここ数年は入手難となっていました。今回の#6495は、このプレミアムエディションに更におまけを増やし、マジックトラックを新金型としたもので、これで以前のプレミアムエディションを探す必要は無くなりました。マジックトラックの他にも、クルスクに出撃した653大隊と654大隊の所属車両を全て(=フェルディナント全車)再現できる通し番号のデカールも入っています。この部分だけ別売りしても良いくらいの内容です。その他、戦闘室後部に取り付ける大型雑具箱も追加されています。エッチングを始めとする異素材の部分はオプションになっていますので、自信の無い方はプラの部品を選択すれば確実に組み上がるでしょう。金属砲身付き。

フェルディナントは1943年に生産された駆逐戦車で、当時無敵を誇ったティーガーIよりも更に強力な71口径8.8cm砲を装備、前面装甲は200mmで、ロシア軍の対戦車兵器では貫通不能でした。史上最大の戦車戦であるクルスクの戦いが初陣で、新たに編成された第653、654重駆逐戦車大隊に集中配備され戦いました。「前方機銃が無く肉薄攻撃に弱かった」とする記事も多いですが、これはやや針小棒大な書き方で、地雷を踏んで行動不能になり自爆した車両が多く、肉薄攻撃で撃破された車両は実はそんなにありません。本来は対戦車戦闘用だったのに、戦況がはかどらないことから、やむなく陣地突破に使用した事が損害の主因で、ロシア軍では本車を恐るべき車両と見なしていました。その後、いったん戦場から引き揚げて、戦訓を反映した改修を加えることになり、この時「エレファント」と名称を変えました。ツィンメリットコーティングはこのとき一斉に施されており、クルスクの戦いの時点では、ツィンメリットコーティング付きの車両はありません。フェルディナント/エレファントは常に激戦地に投入された割には終戦まで生き残った個体が多く、本車の優秀性を示す物だと思います。

ICM #35467 1/35 ヘンシェル33D1 Kfz.72 無線トラック \4,700(+税)
第二次大戦が始まったとき、ドイツは最も無線普及率の高い軍隊として知られており、その優れた情報伝達能力こそが電撃戦を支えたと言えるでしょう。ドイツ軍はトラックに木製キャビンを取り付けたヴァンを多数製作し、救急車、野戦修理車など様々な特殊用途に使用しましたが、Kfz.72はその代表格とも言える無線車です。用途に応じ様々な無線機を搭載し、指揮車はもちろん、移動中継局としても活躍しました。Kfz.72は様々なトラックをベースに製作され、木製キャビンを搭載したラジオトラックはベースのトラックの車種に関わらず一様にKfz.72と呼ばれました。

キットはとても評判の良かったヘンシェルの中型トラックをベースにしたKfz.72で、ICMらしく繊細なタッチで木製キャビンを再現しています。その他、従来通りエンジンやシャーシ裏も丁寧に再現されており、単体で作るのはもちろん、情景映えする模型となっています。本車を絡めて雑多なトラックから構成されたドイツ軍車列を再現するのは情景ファンの夢の一つでは無いでしょうか。

パーフェクトメタルバレルSR #35056SR ドイツ連邦軍アンテナセット (2本入り) \710(+税)
ドイツ連邦軍車両に広く使える、アンテナセットで、アンテナ基部も一体成型されていますから、組立が簡単で強度も十分です。レターパック送付可能。

パーフェクトメタルバレルSR #35066SR 1/35 2cm FlaK 30 金属砲身セット \1,050(+税)(再入荷)
ありそうで無かった、Flak30用の金属砲身です。装甲車搭載のKwK30は、各社から出ていますが、対空砲型で現在手に入るのはこの製品だけでは無いでしょうか。ドラゴンの白箱はもちろん、イタレリやエッシーのキットにもお使い頂けます。レターパック送付可能。
※写真はプラキットとの比較であり、キットには金属砲身のみが入っています。

ドラゴン #6554 1/35 米海兵隊ペリリュー1944 \1,200(+税)
パラオ諸島に属するペリリュー島はわずか13キロ平方の小島で、歴戦の第一海兵師団を投入した米軍は数日で攻め落とせると考えていました。しかし、日本陸軍はここに精兵を投入して堅固な陣地を構築して待ち構えていたのです。島は固い珊瑚礁で形成されているため、攻める側はスコップを使っても塹壕が掘れず、剥き出しで伏せる兵士の周辺に砲弾が爆発するとその弾片のみならず鋭い珊瑚礁のカケラで海兵隊の兵士は次々と傷ついていきました。結局、同師団は20日保たず、陸軍第81師団と交替させられると言う屈辱を味わったのがこの戦いです(最終的に、死傷者が半数を越え、損害の大きさから続く硫黄島の戦いには参加できず)。


激しい戦いを物語るように、負傷した兵士と衛生兵、BARとM1ガランドライフルで武装した戦闘中の兵士から構成されるセットで、厳しい表情のヘッドは非常に良い雰囲気です。モールドも非常にシャープで、装備品はGen2レベルでモールドされた質の高いキットに仕上がっています。不要部品としてM1カービンとトンプソンサブマシンガンも入っています。

ブロンコ #CB35069 1/35 8.8cm L71 FlaK41 \5,600(+税)
その優れた性能から、戦後アメリカ軍がコピー生産することを真剣に検討した「ハチハチ」こと8.8cm高射砲ですが、原設計は1918年で、有効射程は対空の場合7600メートル程度でした。航空機の発達により能力不足になることを予見したドイツ軍は、更なる高性能の8.8cm砲を求め、ラインメタル社がその持てる技術力を全て注いで設計したのが8.8cmFlak41です。有効射程高度は11,300メートルに増大、装薬の量と砲身長を伸ばして破壊力が増したにも拘わらず、発射速度はそれまでの毎分20発から25発(共に熟練兵士の場合)に増えるという、恐るべき性能の大砲となりました。1942年に最初の量産機が出来上がると、早速アフリカ軍団に送られましたが、初期トラブルからあまり活躍できず、その後も排莢不良などのトラブルに悩まされ続け、高価な価格と複雑な機構も災いして、主としてドイツ国内で使用されるに留まりました。当時の技術力では少し無理な部分があったのかもしれません。

実砲の活躍ぶりはともかく、模型としてみた場合、そのデザインは近未来的と言って良いほど垢抜けており、それまでのハチハチとはまったく異なる砲になっており、大きさも相まって非常に模型映えするキットです。ブロンコらしく隅々まで丁寧にキット化されていますが、エッチングの使い方はそれほど過激では無く、落ち着いて組めば問題無さそうです。リンバーは付属しませんが、射撃状態か搬送状態かを選択して組むことが出来ます。メーターパネルはデカールで再現。ドラゴン#6275相当のフィギュアも付属します。

ブロンコ #CB35068 1/35 M24チャーフィー(英軍仕様) \7,140 →\5,440(+税)(初回特価)
M5軽戦車の後継として開発されたM24は小さな車体に75mm砲を搭載した優れたデザインを持っており、英軍にも供給されました。今回のキットは、無線機と直接照準器が英軍仕様になったもので、アンテナポストだけでは無く、無線機本体も英軍仕様の物が入っています。また、砲塔は形状修正された物に置き換わっています。

ブロンコ #AB3556 25ポンド砲 No.27リンバー用キャンバスカバー \500(+税)
25ポンド砲を牽引する際、扉の上に防塵・防水用に掛けるカバーです。お手軽ですが、見栄えのするアクセサリーです。

ブロンコ #CB35069SP M24チャーフィー 砲塔上部改訂版(CB35069用) \200(+税)(売り切れ)
前回発売の米軍仕様のM24ですが、砲塔天板の形状が実車と異なっていた、と言う事で訂正パーツが発売されました。こういう場合、普通は次の生産分からこっそり直すのですが、事前にテストショットを配った顧客の指摘を無視した事が災いし訂正版を出さざるを得なくなりました。「間違いなんだから無償にするべきだ」と言う意見もあるでしょうが、ブロンコはそれほど体力のある会社では無く、彼らなりに悩み抜いた結果の供給方法だと思います。正直210円では、売れば売るほど赤字になる商品でしょう。今後は彼らも同様のミスを繰り返さないよう努力するはずです。

ドラゴン #6694 1/35 ドイツ軍祖国防衛戦 \1,200(+税)
ドイツ国内戦末期を取り扱ったフィギュアセットです。左から迷彩スモックを着用した武装親衛歩兵(MP44で武装)、ヒトラー青年団の冬服を着用した国民突撃隊(パンツァーファウスト100とKar.98で武装)、ズボンは熱帯軍装を履いた降下猟兵(FG42で武装)、43年に支給されたスプリンターパターンの旧い迷彩スモックの国防軍兵士(スコープ付きのGew.43で武装)の四体です。所属組織、装備は見事にばらばらでとても同じ国の軍隊と思えませんが、人材が払底するまで戦い続けたドイツ国内戦らしいセットです。軍装マニアのボルスタッド氏が担当しただけあって、凝りに凝った上に徹底した考証が施されています。末期だからと言って必ずしも全て最新装備では無く、ストック品の旧装備を再支給されている様子が非常に渋いと思います。装備はGen.2レベルで、パンツァーファウスト用デカールも入っています。 モールドは非常に良好で、初心者でも塗りやすくなっています。

キネティック #K61006 1/35 M109A2 \3,900(+税)
西側の主力自走砲として長く使用され、今後もしばらくは使われそうな勢いの有名車両なのになぜかキットに恵まれなかったM109です。キネティックではバリエーションも考えているようですが、まずは1979年から配備されたA2型が登場しました。AFV2作目のキネティックですが、だいぶ手慣れてきたようで、奇をてらった所も無く、部品数もうまく抑えて立体化しています。履帯は部分連結式、デカールはカルトグラフで、湾岸戦争のイギリス軍、アメリカ軍がそれぞれ1種ずつ、と三色迷彩の合計3種が入っています。

サイバーホビー(緑箱) #6739 1/35 Sd.Kfz.10/4 2cmFlaK30高射機関砲搭載型 \4,200(+税)
抜群の精密感から評判になり、現在でも品薄の続く#6676 Sd.Kfz.10/5 のバリエーションです。「なんだ、搭載する機関砲が替わっただけでしょ」と言われそうですが、実は10/4と10/5は射撃プラットフォームが全く異なっており、この部分は新金型となっています。また、転輪は初期型の穴の大きいタイプに差し替わっています。FlaK30は白箱で出ていた物ですが、砲座が回転しない事が不評だったため、この部分は金型を追加・改修して旋回できるようになっています。また、エッチングパーツの防循が追加されました。非常に地味なバリエーションですが、10/5と並べても意外と異なるデザインの違いが面白いですし、FlaK30自体の持つ「味」が好きな方も多いのでは無いでしょうか。

Sd.Kfz.10/4は自動車化部隊に随伴できる自走高射機関砲として十分な性能を持った最初のモデルで、大戦当初から活躍し、改良型の10/5が登場した後も、並行して使用が続けられました。初期の電撃戦に相応しい車両といえるでしょう。

ミニアート #35134 1/35 GAZ-MM 1943年型 \5,600(+税)
GAZ-MMは戦時下でより少ない金属物資でより簡単に生産できる、GAZ-AAの簡易型です。戦争が長期化するにつれ、更に生産の簡易化を図ったのがこの43年型ですが、41年型ではキャビンにドアすら無かったのが冬の厳しいロシアではものすごく不評だったらしく、非常にお粗末な造りながら、密閉型キャビンに変更されています。「オンボロトラック」としか言い様の無い車両ですが、模型としてのキャラ立ちはなかなかのものです。戦争後半のロシア軍には欠かせないトラックと言えるでしょう。運転兵2体付き。

ミニアート #35107 1/35 ドイツ スタッフカー 170V カブリオレB \5,600(+税)
車の模型としても非常に好評だったメルセデス170Vのカブリオレタイプです。トップは開閉選択式で後部のフレーム製荷物ラックもスリーポインテッドスター含め極めて繊細にモールドされています。箱絵のように迷彩にするのはもちろん、ピカピカに作って高級将官を載せても引き立つでしょう。

ホビーボス #82491 1/35 Sd.Kfz.254 装甲砲兵観測車 \6,000(+税)(売り切れ)
第二次大戦の花形と言えば戦車ですが、実際に最も多くの敵を粉砕したのは砲兵である事は、戦史好きの方ならご存じでしょう。開戦当初のドイツ戦車が紙のような装甲でも活躍できたのは、砲兵や航空支援を機動的に運用し、火力支援で機能麻痺した敵陣に襲いかかったからです(満足に砲兵弾薬を事前集積できなかったバルジの戦いでは、重装甲・高機動のパンターをもってしても電撃的突破はできませんでした)。ドイツ軍は、装甲部隊に随伴する砲兵の目として、適切に装甲されかつ路外機動力を有する砲兵観測車が不可欠である事を見抜いており、様々な観測車両を開発/装備しました。それは極端に戦車が不足した戦争末期でもIV号観測戦車を生産し続けたことでも明らかです。Sd.Kfz.254はオーストリア軍の開発した砲兵観測車で、同国がドイツに併合された後も生産が続けられ、開戦から実戦に投入されました。装輪と装軌を併用した機構を「凝り過ぎ」と後知恵で嗤うことは簡単ですが、重要な車種には効率を犠牲にしても最高の車両を提供したいと言うドイツ軍の確固たる意志とドクトリンが具現化した車両とも言えるでしょう。

繊細かつ密度感のあるモールドのキットになっており、数ある変態ドイツ車両の中でも特異な機構を持つ本車は小さいながらも存在感抜群です。通常はタイヤで走行し、路外機動が必要な場合は、タイヤを引き上げて履帯で走行する本車の、特徴ある機構は可動式になっており、装軌状態・装輪状態をどちらも再現できます。履帯は連結接着式。デカールはアフリカ軍団と記録写真が有名な第11装甲師団の2種入りです。


ホビーボス #82441 1/35 メルカバIIID \8,000 → \6,400(+税)(初回特価)
ホビーボスがメンモデルに対抗意識満々で出したキット。エッチングてんこ盛り、チェーンカーテンは金属製、砲塔には滑り止めのモールド、連結可動式履帯を同梱、とカタログスペックではメンモデルを圧倒する内容ですが、価格はその分を反映しています。当初のアナウンスでは部品数が1100を超えると言うことでしたが、これはエッチングや部品数600を超える履帯も含んだ物ですから、箱を開けたとき部品数過剰とは感じません。レジェンドのキットを参考にしていたり、なぜか.50口径機銃が省略されているなど、気になる部分もありますが、おまけの部分を評価すれば、決して割高とは言えない内容です。丁寧に見ていくと、両社のスタンスの違いは驚くほど明白で、お客さんの模型スタイルや経験値により大きく選択が分かれるでしょう。ぜひ店頭で比べることをお勧めします。

ホビーボス #82477 1/35 ハンガリー軽戦車38MトルディI \5,500(+税)
ハンガリーは自らの背の丈を考慮しつつも粘り強く独自のAFVを開発した国で、その独特の姿が熱心なマニアにはなかなかの人気です。トルディIはスウェーデンのL-60B軽戦車のライセンスを取得して生産された20mm機関砲装備の軽戦車です。ユーゴスラビア侵攻時から実戦投入され、非力ながらもバルバロッサ作戦も戦いました。キットは軽戦車らしい繊細なモールドの施されたキットで、バリエーション展開も考慮されているので、ファンの方はひとまずお布施をお願いしたいところです。

トランペッター #05550 1/35 8.8cm PaK43 ヴァッフェントレーガー \5,040 → \3,840(+税)(初回特価)(売り切れ)
「武器運搬車」を意味する「ヴァッフェントレーガー」は、従来の対戦車自走砲を更に簡易化した車両です。既に生産力の限界に達していた戦車メーカーのラインを圧迫しないように、それまで戦車生産を行っていなかったメーカーを参入させる形で様々な試作型が製作されましたが、戦争終結には殆どが間に合わず、ごく少数ながら量産され、押し寄せるソ連軍に一矢報いたのが、今回キット化されたアルデルト-クルップ社共同開発の本車です。

本車は過去にアランがキット化していましたが、完成後の姿はなかなかよかったものの、組立は容易ではなかったため、新しいキットを望む声は多かったと思います。トランペッターは同社らしいカッチリしたモールドで特異な形状の本車を再現。目を引く滑り止めの入ったフェンダーは、側面のモールドも再現されているのがポイント高いです。キットでは、オプションとしてフェンダー、防循など大面積のエッチングが入っており、この部分だけでも、別売りならまず3000円は下らない価格がすると思います。エッチングの多くの部分はプラと選択式なので、初心者も腕に自信のある方もどちらも納得の構成。金属砲身付き。

トランペッター #01560 1/35 B1チェンタウロ 初期型 ローマー装甲付き \5,040 → \3,840(+税)(初回特価)
チェンタウロ装甲車は1世代前のMBTが搭載していたのと同じ105mm砲を装輪車両に搭載し、安価で保守が容易、機動力に優れ、狭い市街地でも運用できる点が受けて、各国に輸出されたり、他国の装甲車両開発にも大きな影響を与えました。しかし、低強度紛争地域に投入してみると、20mm機関砲に耐える程度の装甲では心許ないことが判明。装甲防御力を強化したのがこのタイプです。イギリスの兵器開発局で開発されたこのローマー装甲は成型炸薬弾を無効にする爆発反応装甲(ERA)で、武装勢力の多用するRPG-7に十分抗甚できるとされ、湾岸戦争でも実績を上げています。これまで多数のチェンタウロバリエーションを発売してきたトランペッターですが、このタイプはチェンタウロ最強の防御力を誇るタイプと言えるでしょう。

トランペッター #05511 1/35 BRDM-2初期型 \3,800(+税)(再入荷)
2万両以上が生産され、現在も数千両が現役という、ワルシャワ条約機構軍には欠かせない偵察装甲車です。四輪装甲車に見えますが、車体中央に小型の四輪を収納しており、不整地ではタイヤを降ろして、中央の四輪をチェーンドライブすることで8×8の装輪車両に変身します。その他にも夜間暗視装置、NBC防御、軽車両を制圧するのに十分な14.5mm機関砲を搭載しています。


既にドラゴンの良くまとまったキットがありますが、後発だけに、トランペッターのキットではエンジンコンパートメントを除く車体・砲塔内部を再現。中央の車輪も使用状態・格納状態を選択出来るなどして差別化を図っています。エッチング、透明部品付き。

LZ35505 U.S 75mm 無反動ライフル T21 三脚付 \2,400(+税)
太平洋戦争末期と朝鮮戦争で使用されたM20無反動砲の試作型で、1944年に少数が実戦投入されたと言われています。LZらしく非常に清潔感の漂う造形で、砲身は真鍮挽き物、細部はエッチング製です。歩兵用の三脚架に搭載された姿を再現しました。

LZ35506 U.S 75mm 無反動ライフル T21 台座付 \2,400(+税)
こちらはジープなど軽車両に搭載するための汎用台座を取り付けた状態で造形。米軍はこの前のモデルとして57mmM18、後継として90mmM67、106mmM40と延々と後継機種を投入しており、歩兵の火力支援として無反動砲を気に入っていたようです。
※写真では製品番号が35505となっていますが、入荷した商品のラベルはちゃんと35506になっています。

LZ35407 S-65 スタリネッツ ラジエターカバー (Trumpeter用) \450(+税)(売り切れ)
35406から、ラジエーターカバーのパーツとエッチング製のグリルを抽出した物です。ラジエーターカバーはラジエーター本体が非常に巧みに表現されているのと、トラペのキットのロゴの誤りを訂正する物です。どなたにもお勧めできる難易度が低くそれでいて効果抜群のパーツです。


AFVクラブ #AG35035 1/35 Sd.Kfz.231/232用 2cmKwK30 金属砲身&車幅ポールセット \1,200(+税)(売り切れ)
キットのパーツと差し替えるだけで気軽に使える純正のアップグレードセットです。インジェクションでは再現の難しいフラッシュハイダーを持つ2cm機関砲とプラのままではほぼ確実に折れる車幅ポール4本でこのお値段はメーカー純正ならではのお買い得さです。

AFVクラブ #AF35232 1/35 Sf.Kfz.232 8輪重装甲車初期型 \4,500(+税)
タミヤのキットの影響もありますが「8輪はやっぱり大型アンテナ付きだよね!」と言う方は多いでしょう。実物通りの細さにこだわったフレームアンテナがなかなか抜けなくて?発売の遅れていた無線機搭載型です。モリナガヨウ氏が著書で指摘しているとおり、側面にある隠顕式のヘッドライトが車内機構も再現されていたり、サスが可動したりと、製作途中も楽しめるAFVクラブ渾身のキットです。エッチング、透明部品付き、エンジンコンパートメントを除く車体内部・砲塔内部も再現。

ドラゴン #6693 1/35ドイツアフリカ軍団戦車兵・砲兵(1941年リビア)\1,200(+税)
オーバーコート姿の砲兵と熱帯服に身を包んだ戦車兵の4体セットです。アフリカというと暑い=薄着を想像しますが、空気が乾燥しているので蒸し暑さは無く、日中と夜間の寒暖差が激しい事から、昼間は日光や砂塵から肌を守り夜は寒さを防ぐオーバーコートが多用されていました。一応箱絵の兵科色から「砲兵」とされていますが、歩兵としても使用可能です。戦車兵は歩兵によく似たデニムの熱帯服で襟元には戦車兵を示す髑髏徽章が施されています。こちらは火傷を防ぐ意味で長袖・長ズボン着用です。それぞれ兵卒(下士官)と将校が2体ずつ含まれています。モールドが深く、初心者でも塗りやすいでしょう。ヘッドホンのツルはエッチング製、装備品はGen2レベルです。

IC35472 1/35 独・アドミラル将官用サルーン4ドアスタッフカー \3,800(+税)
カブリオレタイプに続くハードトップタイプです。エンジンやシャーシも丁寧に再現されており、自動車のキットとしても楽しめます。高級将官車として愛用された、優雅でパワフルな同車の特徴をうまく捉えており、オペルのエンブレムも付属します。

IC35611 1/35 独・上級士官スタッフ4体セット・将校2体+女性兵士他 \1,100(+税)
同社のメルセデスG4に付いていたフィギュアの別売りで、同じランナーはタミヤのシュタイヤーとのセット品としても発売されています。ICMの原型師はインジェクションフィギュアの原型師として屈指の腕前で、ドイツ将校不敵な面構えを見事に再現してます。礼装用の房が付いているのも貴重です。


マスターボックス MB35105 1/35 米・ベトナム戦兵士3体車上射撃シーン+解放戦線兵2体 \1,600(+税)
原題は「左に敵兵!」で、ベトナム戦の戦闘中のフィギュアセットです。箱絵では解りにくいのですが、.50口径機銃に取り付いて撃ちまくる兵士、フロントガラスをアシストにしてM16を射撃する兵士、ドライバー(被弾した状態も選択可能)と被弾した解放軍兵士、笠を被って指示を送る解放軍兵士の5体組みです。ベトナム戦はただでさえフィギュアが手薄なのですが、こうした戦闘中のフィギュアになるとインジェクションでは殆ど出ていませんでした。マスターボックスらしい好企画で、原型の出来も申し分ありません。


マスターボックス 1/35 MB3570 独・乗用車乗員6体・将校+女性兵士+ドライバー \1,800(+税)(売り切れ)
「最近は次々高級将官車がキット化されているのに乗せるフィギュアが」とお嘆きの方にぴったりのセットです。前席に運転兵の兵卒、助手席に護衛の下士官、後部座席には乗馬ズボンを履いた国防軍の将校2名(箱絵では一人ですが)と秘書役の女性兵士に加え、その女性を口説いている武装親衛隊の将校が入っていると言うマスターボックスらしく高品質でひねりの利いたセットです。硬い表情の女性兵士とにやけた親衛隊将校の対比もうまく造形されています。親衛隊を省けば通常の視察シーンになるでしょう。武装親衛隊の将校はテーブルなどに寄りかからせて単体で使っても面白いのでは無いでしょうか。


マスターボックス MB3562 1/35 フランス式農業用馬車4輪(馬無し)\1,400(+税)
フィギュアセットに入っていた荷車の単体売りです。裏側まで良く出来ていますから、クラッシュさせて情景の背景にすればドラム缶を置いたりするよりよほど気が利いていますし、ウマに挽かせずとも、農業用トラクター、ケッテンクラート、S-65などコンビを組ませる相手によって様々な情景が楽しめると思います。

ブロンコ CB35108 1/35 25ポンド砲クルーセット(第二次大戦、北西ヨーロッパ) \2,200(+税)
タミヤのキットがあまりにも良く出来ていたため、25ポンド砲というと北アフリカのイメージが強い中で、貴重なヨーロッパ戦線の25ポンド砲兵です。兵員は燃えにくく保護機能にも優れた革製の胴着を着用、指揮官はオーバーコート姿です。襟足を綺麗に抜くためにスライド金型を投入するなど同社らしくこだわった出来になっています。腕に付く階級章と部隊章は水転写デカールが付属します。

ダイオパーク DP35007 1/35 C100 民生バイク (1958年型) (2台セット) \2,400(+税)
「世界最多量産の二輪車」のみならず「世界最多量産の輸送用機器」と言われ、純正品からコピー品まで、世界中で活躍する、あのバイクです。キットはほっそりしたタイヤが特徴的な初期型を再現。ダイオパークは車両キットは初進出ですが、良い金型会社と契約しているらしく、非常にシャープなモールドで、実車の特徴をあますところなく再現しました。日本でお馴染みのシングルシーターと、輸出向けで、アジア諸国での標準であるツーシーターの選択式になっており、計2台を組み上げる事が出来ます。パーツ数は約60、タイヤは輪切り方式で、スポークはエッチング製。懐かしい昭和の風景の再現に、ベトコンを乗せてベトナム戦争の情景に、世界各国の街角の情景に、改造して郵政車や出前バイクにと、作り手のアイディア次第で無限に可能性の広がるキットです。ダイオパークらしく、一眼レフカメラやタバコ、ジッポ、ショルダーバッグなどのおまけ付きです。


サイバーホビー(緑箱) #6761 1/35 マウルティア \4,000(+税)
マウルティアは、戦前には想像も出来なかったロシアの悪路に直面したドイツ軍が急遽開発した半装軌トラックです。とかく凝った機構を開発しがちなドイツですが、ことマウルティアに関しては履帯はI号戦車のものを流用し、サスも簡素な構造にするなど、短期間で量産できるよう現実的な構造となっています。マウルティアはいくつかのトラックをベースに生産され、ドラゴンのキットは中でも有名なオペルブリッツをベースにしたものです。

実車同様、ベースとなったオペルブリッツは、実物を見事にとらえたプロポーション、モデラー視点の組みやすい部品構成、カリカリに切れ上がったモールドなど、ドラゴン屈指の名作です。今回のキットでは、シャーシと車体後半の部分が新金型で、もちろん非常にシャープなモールドです。オペルブリッツ同様、組みやすく、抜群の仕上がりのお勧めのキットです。

新金型の足回りはご覧のように素晴らしい出来。転輪のスリットもきちんと貫通しています。ラジエーターグリルに付くエンブレムは白箱とは違うタイプが入っています。この部分は戦争が進むにつれ、簡略化されており、箱絵のように、ボンネット上のマスコット共々廃止すると戦争後半の切羽詰まった感じが演出できるでしょう。

ドラゴン #6552 1/35 イギリス大陸派遣軍(BEF)フランス1940 \1,500(+税)(売り切れ)
フランスに派遣された大戦初期のイギリス陸軍を再現したフィギュアセットです。大戦初期のイギリス兵は非常に珍しいのですが、このキットはコート姿にすることで、使い道はせばまったものの、いかにもBEFらしい出で立ちのマニアックなセットになっています。構成はヴィッカース機銃手と給弾手、小銃手と指揮官(マフラーに指揮棒をかざすノーブルな感じがイギリス兵らしい)の四体セット。水冷式のヴィッカース機銃も細密に再現されています。不利な戦局を表しているように険しい表情のヘッドが魅力的です。

タスカ #35-026 1/35 M32B1 \6,200(+税)
お待ちかね、タスカの新作M32B1です。稼働率は7割程度だったと言われるドイツ軍戦車隊に対し、ほぼ100%に近い稼働率を誇った米軍戦車隊の強みはこうした縁の下の力持ちだった車両無しには語れません。M32は、M3戦車ベースのM31で得た教訓を元に開発された戦車回収車で、動けなくなった戦車の回収はもちろん、簡単な修理ならその場でこなす事が出来ました。ベースになった車体により、M4ベースのM32、M4A1ベースのM32B1とA3ベースのM32B3がありますが、タスカがキット化したのは鋳造車体が特徴のM32B1です。

市場には、長年愛されてきたイタレリのM32(正確にはこれもM32では無くM32B1)がありますが、やはり古いキットだけあって、大胆な省略が施されており、実車に詳しいマニアが手を入れようとすると結構手間のかかるキットでした。本キットは、米軍マニア納得のキットの内容であるのはもちろん、「オレ、M32は詳しくない」と言う方でも、トリセツ通りに組むだけで素晴らしい完成品を手に入れる事が出来ます。実車同様、タスカ従来品のM4A1をベースにしていますが、流用されている部品は、シャーシや足回り、OVMなど一部で、車体上部も含め大半のパーツが新造で有り、右側起動輪も新金型となっています。車内にはウィンチも再現され、車体前部からワイヤーを出す事も、ブームを立てた状態、寝かせた状態の何れにすることも選択可能です。ドロウバー(トウバー)のパーツは開閉選択可能で牽引状態の情景を作るにも最適。パーツひとつひとつが丁寧に設計された見事なキットで、親切な説明書には、車輪止めの使い方なども丁寧に解説されています。単体で楽しむ事はもちろん、情景では様々なシチュエーションで楽しむ事が出来るキットに仕上がっています。ケーブル用の糸、必要最小限のエッチング付き。サス固定は軟質部品かプラ製スペーサーの選択式。

ドラゴン #6451 1/35 I号戦車A型第4次生産車 \3,200(+税)
農業用トラクター(La.S.)と偽って生産されたドイツ最初の近代戦車I号戦車は試行錯誤ゆえか、生産時期によって細部に結構違いがあります。ドラゴンは既に初期型とこれを現地改修したタイプを発売していますが、今回のキットは、機関室装甲板のデザインが変更になり、車体後部右側のクラッペが廃止された第四次生産車です。実車同様、機関室装甲板が新金型となっています。

AFVクラブ #AF35042 1/35 M42A1ダスター自走高射機関砲後期型(ベトナム戦争) \5,500(+税)(売り切れ)
AFVクラブは小さな会社なのでスケジュール通りにキットが発売されないのは、日常化していますが、これほど待たされたキットも珍しいです。しかし、待たされただけの事はある内容になっており、おそらくこのキットはAFVクラブを代表する製品のひとつとなるでしょう。AFVクラブには、元々自社開発したM41A3とスカイボウの解散に伴い金型を引き取ったM41A1(現在はM41Gとして発売中)がありますが、今回のダスターは名作と謳われる後者がベースです。とは言っても、流用されているのは転輪やOVM、機関室グリルなどごく一部で、シャーシも含め多くは新金型。ランナーの雰囲気はこれまた名作のAFVクラブのストライカーを思わせます。金型技術の限界に挑むべく、ギリギリまで攻め込んだ感じのパーツ構成で、ランナーを眺めているだけでしばらく時間がつぶせます。インジェクションパーツである事にもこだわったようで、わずか3パーツのエッチングと金属スプリング、金属砲身、牽引ワイヤーを除けば残りは全てプラと、まさに「プラモデル」に仕上がっています。お勧めです。

ICM IC35533 1/35 グロッサー770K高官4輪乗用車MB社製1938年型 \4,200(+税)
グロッサー770Kは、メルセデスベンツを代表する高級乗用車で、シリーズ1はドイツ皇帝や昭和天皇が使用した事でも知られています。今回キット化されたのは1938年から生産されたシリーズ2で、ヒトラーやゲーリングと言ったナチスの高級将官が使用しました。スーパーチャージャーを装備した独特のエンジン音が「ワルキューレの叫び」とも称された名車です。このところ、ソフトスキンに燃えるICMの新作は期待を裏切らない出来で、エンジンも含め、本車を繊細かつ見事に再現しています。カーモデルとしても楽しめる良質なキットです。

ミニアート #35136 GAZ-AAA 1940年生産型 \5,600(+税)
その出来の良さが評価されて、初回国内入荷分が完売したガズトラックのバリエーションです。ドイツとの戦争が始まる前年に生産されたタイプで、バルバロッサ作戦など、開戦時に相応しいでしょう。前作との相違点はスペアタイヤがキャビンの手前に移動したところと牽引具が新型になった点です。有名な割にはあまり資料の無い本車ですが、キット自体が良くリサーチされていますので、ストレート組みで良く出来たガズトラックが手に入ります。

ミニアート #35126 1/35 米軍戦車兵 \1,800(+税)
米軍戦車兵のインジェクションは何故か冬用装備のものが多く「これじゃノルマンディやイタリアの情景が出来ない!」とお嘆きだった方にお待ちかねのキットです。二名は冬用コンバットジャケットを着ていますが、残りの3名はHBT作業服で一人は腕まくりをした姿で造形されています。足回りも丈の長いレギンスありズボンをブーツに被せたもの有りで、フィギュアのラインナップに開いていた大きな穴がようやく埋まった感じです。特徴ある戦車兵用ヘルメットは三分割で表現されています。

ミニアート #35121 1/35 英軍戦車兵冬季ユニフォーム \1,800(+税)
「ピクシースーツ」と呼ばれる冬季用ツナギを着た英軍戦車兵で、第二次大戦最後の冬にぴったりです。5人ともピクシースーツですが、革の胴着を着たもの、フードを被ったもの、タンカーメットを被って襟を立てたものなど、バラエティに富んでいます。戦車と絡めやすい決めポーズが多く、普段あまりフィギュアは作らないと言う方でも気軽に使いやすいセットです。

マスターボックス #3584 1/35 ドイツ歩兵西部戦線1944-1945 \1,600(+税)
重装備の国防軍擲弾兵です。建物の中の様子をうかがっている4体の内、2名は陸軍支給の迷彩スモックを残り2名はポンチョ(ツェルトバーン)を迷彩服代わりに着込んでいます。迷彩服の支給に熱心だった武装親衛隊に対し、陸軍では迷彩アイテムの開発が遅れ、終戦に至るまで全部隊には迷彩服は行き渡りませんでした。こうした中で、全員に支給されたポンチョは貴重な迷彩アイテムだったのです。兵士の武装はKra.98とGew.43などでパンツァーファウストを抱えた兵士も混じっています。ポンチョやスモックは裾が複数に分割されるなど、丁寧にパーツ化されています。44年秋口から45年春の情景にどうぞ。タイトルは西部戦線ですが、東部戦線でも問題なく使えます。4体セット。


マスターボックス #3589 1/35 ジャングルの米海兵隊 \1,600(+税)
樹上の狙撃兵を警戒しつつ、膝まで水に浸かりながら前進する海兵隊兵士です。緊張感を持った姿で造形されており、そのままでビネットになります。武装は、M1ガランドが2名、背中に無線機をしょった通信兵はM1カービン、残りの1名がスコープの付いたスプリングフィールドM1903です。米軍が第一次大戦でも使った優秀なボルトアクションライフルで、ガランドライフルが配備された後も、分隊に一丁は備えてありました。手渡される兵士は狙撃手として働きますが、時によっては「下手くそが弾を無駄遣いしないように」一番射撃の下手な兵士に渡されている場合もあったようです。


マスターボックス #35103 1/35 「コールドウィンド」ドイツ歩兵1941-1942 \1,800(+税)
様々な見込み違いや準備不足から特別な装備無しにロシアの冬を迎える事になった、ドイツ国防軍の兵士です。一応ある程度は恵まれた部隊で全員がオーバーコートを着用(夏服のまま戦った兵士も多かった)。2名はベッドのシーツを切り取って貫頭衣のようにして迷彩服としています。また、ヘルメットは水漆喰(壁を白く塗るための安価な水性塗料で、手に入れやすかったようです)で塗っています。とにかく寒そうな様子が良く出ており、マスターボックス原型師の腕前が発揮されています。コートの裾も適切に分割。5体組。




サイバーホビー(緑箱) #6612 1/35 IV号突撃砲後期型 \5,250 → \4,000(+税)初回入荷特価
IV号突撃砲は戦争末期のイメージが強いので後期型を待っていた方は多いのでは無いでしょうか。今回キット化されたのは、操縦席のペリスコープの庇が延び、主砲にトラベリングロックが付き、戦闘室上部の機銃がリモコン化、排気管が横置き型から筒型に変更されたタイプです。特筆すべきは、クルップのグルゾン工場で組み立てられた車体のみに見られる、簡易化された誘導輪基部を初めて再現したところでしょう。近年、実車が見つかった事で研究が進んだIV号突撃砲ですが、最新の考証を盛り込んでいながら、手元に資料が無い方でも正確な考証を楽しめるキットになっています。

リモコン機銃はクレードルも精密に再現されています。

一昔前まで、IV号戦車の生産時期における変化は、どのIV号系列でも画一的に実施されると考えられていました。しかし近年の研究で、戦車型と折衷型(L70(A))を作っていたニーベルンゲン工場、駆逐戦車型のフォマーグ工場、突撃砲や対空戦車を製造していたクルップのグルゾン工場では、それぞれ変化の内容が異なっていたり、導入時期が違う事が解ってきました。例えば駆逐戦車では1944年秋から上部転輪が3個になりますが、突撃砲では戦争末期まで上部転輪は4個です。これらはそれぞれの組立工場に部品を納品していた工場の違いによるようです。

クルップのグルゾン工場製だけに見られる特徴として誘導輪基部の補強板が2枚に減らされて簡易化されている事が上げられます(戦車型や駆逐戦車では、今のところ、この特徴を持つ個体は見つかっていません)。ドラゴンのキットでは、模型でこれを初めて再現しました。非常に目立たないところですから、コストを考えれば無視する事もあり得たと思うのですが、流石はドラゴンのキットという所でしょうか。この特徴は同工場で製造されたメーベルワーゲンにも見る事が出来、44年の割と早い時期に導入されているようです。


B2(B3)を取り付けるようになっていますが、新しい誘導輪基部パーツS6(S7)を取り付けるため、このパーツを付けてはいけません。左側面用がS6、右側面はS7です。なお、この上に二つダボ穴が開いていますが、これは履帯ピン脱落防止装置S8の取り付け穴です。これは後期型の初期(ややこしい)には付いてない個体もあるようで、取り付けない場合は穴を埋めます。

ブロンコ #CB35100 1/35 バッファロー 6X6 MPCV \9,450 → \7,200(+税)
映画「トランスフォーマー」でロボットに変形した事で、MRAP*1の中で一番有名な、バッファローです。MRAPカテゴリー3に属するバッファローは地雷やIEDなどの爆発物を処理する特殊車両で、MPCV*2とも呼ばれています。ティーガー戦車を大きく上回る全長を持った大柄な車両で、2名の乗員と4名の工兵を防護し、かつ必要な機材を搭載するのに必要なスペースを確保するにはこのサイズが必要になったと言う事でしょう。閃光から守るため、ガラス部分はかなり深い色が掛けられ、車体前部には爆発物を処理するロボットアームが付属しています。

*1 Mine Resistant Ambush Protected
*2 Mine Protected Clearance Vehicle

新興メーカーのブロンコですが、現在もっとも力を付けているメーカーでも有り、非常に丹念なリサーチに基づいてキット化されています。説明書に「このキットは正確性のため細かいパーツも多い。でも完成するとその苦労はきっと報われるはずだ。ハッピーモデリング!」とあるのが象徴的です。

車体上部はスライド金型で一発抜き、タイヤのトレッドパターンも通常のプラスチック素材で正確に再現しました。エッチングも本当に必要な場所に使われており好感が持てます。車体内部ももちろん再現されており、天井部のハッチは開閉選択式です。箱には2 Optionとありますが、米陸軍、海兵隊、フランス軍の3種類(アンテナの違い)を選択する事ができます。

トランペッター #05541 1/35 IT-1ミサイル戦車 \3,800(+税)
どちらが前か解らない砲塔にミサイルを積んだ、T-62ベースのミサイル戦車です。第二次大戦で日本軍のカミカゼ攻撃を冷静に分析したソビエト軍は「人間が終端誘導してさえこの命中率なら、自律して敵を追える砲弾なら凄い事になる」と誘導兵器の将来性を見抜き、その開発に注力するようになります。(本車の開発とは前後しますが)第四次中東戦争で実戦投入されたロシア製の対戦車ミサイルは、イスラエル軍戦車隊をあっという間に壊滅させる威力を持つようになりました。「これほど凄い兵器なんだから、装甲の厚い戦車に搭載すれば天下無敵だろう」と作ったのがこのIT-1です。 自動装填式の3M7「ドラコン」ミサイル12発を搭載する本車ですが、実際に使ってみると、ミニマムレンジの関係から300m以内の敵に対応できない事、砲弾搭載数が少ない事など、決して使い勝手が良くない事が解り、配備はごく少数に留まっています。しかし、現在のロシア戦車は殆どが砲口発射ミサイルを装備していますので、その潜在的有効性はきちんと評価されたと言う事でしょう。キットは、出来の良さが評価されている同社のT-62の派生型です。戦車史に残る異形の戦車としてコレクションに如何でしょうか。エッチング付き。

ズベズタ #3628 1/35 ドイツ降下猟兵1939-1942 \1,400(+税)(再入荷)
久々に「やられた!」と言う感じの好企画です。大戦前半の降下猟兵ですが、なんと言ってもパラシュートを畳んでいる最中の兵士の企画が秀逸。パラシュート自体もインジェクションパーツで綺麗に成型してあります。その他に短機関銃を射撃中の2名、伏せ撃ちの機銃手に加え、コンテナを開いて装備を回収中の兵士が一人です。ご存じのようにドイツ降下猟兵は小銃を含めた装備品は携帯せずに降下し、別に投下したコンテナから武装や装備品を回収するシステム(たぶんあまり良いシステムでは無い)なのですが、意外とこのシーンを再現したフィギュアはあまり有りません。出来の方も最近のズベズタらしく非常に良く出来ており、エバン・エマール要塞やクレタ島の作戦の情景として活躍してくれそうです。

ドラゴン #6581 1/35 III号突撃砲G型 1943年12月生産車 \4,300(+税)
ドラゴンはこれまでに多くのIII号突撃砲のキットを出していますが、スマートキット版では極初期-初期型が多く、前面装甲が80mmの一枚装甲になった中期型車体のパーツが入るのは実はこれが初めてです。鋳造のザウコップ防循を付け、後部エンジンデッキとリアパネルが組み継ぎ方式になっているアルケット社製の車体を再現しています。このキットのように生産時期を特定する事には窮屈さを感じられる方もいらっしゃると思いますが、製造工場や生産時期により多くの差違があるIII突の場合、あまり考証資料を持た無い方でも正確な考証のキットを気軽に組もうと思ったら、このようなやり方の方が良いのでは無いでしょうか。もちろん、III突に詳しい方なら不要部品を使って、前後に時期をずらして組んだり、レアな個体を再現する楽しみも残されたキットです。

ドラゴン #6692 1/35 ドイツ武装親衛隊カンプフグルッペ「東部戦線」 \1,200(+税)
大戦初期-中期の東部戦線のフィギュアセットです。巧みな戦術でロシア軍を圧倒したこの時期のドイツ軍では既に縦割りの兵科ごとの部隊編成では無く、兵科を融合して戦力を高める、諸兵科連合部隊が必要に応じて編成されていました。このセットでは、国防軍戦車部隊の将校と武装親衛隊の下士官が打ち合わせをしている様子をビネット風に再現。と言っても人物同士の結びつきは緩いですから、他のセットに混ぜても良く、密度感のあるモールドを活かして単体展示しても良いでしょう。武器や装備品はGen2レベルのものが入っています。

左から、国防軍戦車部隊(連絡)将校。軍装マニアのボルスタッド氏らしく、タン色?のパンツァージャケットを着た姿です。この薄い色の上着は記録写真では確かに写っているのですが、あまりはっきりとした裏付け資料は残っていないようで、研究者によっては「訓練時に使用したのぢゃ、たぶん」と言う方もおられます。型は黒服と同じですので、黒に塗っても構いません。MP40マガジンポーチは初期型の革製です。続いてサスペンダーを外して、予備マガジンポーチも1つだけと、身軽な姿の武装親衛隊小隊指揮官。個人で調達したモーゼルC96ピストルを吊っています。次は武装親衛隊の迷彩スモックを着た兵卒。腰には信号弾ピストルの弾薬バッグを着用。これも大戦初期の革製で、箱絵では分かりませんが、腰には信号弾ピストルホルダーを装備。信号弾ピストルのパーツも入っていますので、右手に持たせても良いでしょう。最後はサスペンダーを付けて予備マガジンも規定通りにびしっと身につけた下士官。やはり迷彩スモックを着ていますが、兵卒とは着こなしを換えてあり、野戦ジャケットの襟を開いてスモックの上に出しています。胸に付けているガスケープポーチは(兵卒と同じく)大戦初期に見られたゴム引きタイプで描かれています。1942年12月以前は、ガスケープはこの位置に着用するよう野戦規定で決まっていましたが、邪魔だったらしく、ガスマスクケースに縛り付けてしまっている兵士も多かったようです。

ブロンコ #CB35103 1/35 コマンドゲレート40 Sd.Ah.52トレーラー付き \3,400(+税)(売り切れ)
「これ何?」と思われた方も多いのでは無いでしょうか。コマンドゲレート40はドイツの高射砲を集中制御する測距/管制機材です。ドイツの誇る8.8cm高射砲ですが、実は砲には対空照準器は付いていません。砲の右側にあるのは地上射撃用ですし、頂部にあるのは砲の位置を特定するための機器で射撃時には使いません。ハチハチの目と頭脳は、このコマンドゲレートです。5人で操作し、航空機の方位と経路、高度、速度を観測。高射砲の有効射程に入る時間を算定して、砲に転送します。高射砲と本装置は有線接続されており(ハチハチのトレーラーに沢山積んであるケーブルを使います)、砲の計器にデータが表示されます。砲の操作員はその通りに砲を旋回・俯仰、時限信管のフューズを調定して待機。射撃開始のベルが鳴ったら(これまたコマンドゲレートから転送されます)、後はひたすら撃ちまくります。熟練の装填手の腕の見せ所です。ハチハチはあらかじめ碁盤の目のように配置されており、本装置で一元管理していますから、爆撃編隊が通過する空間を一斉に弾幕が覆う事になります。爆撃機のクルーに出来る事は神に祈るだけ、と言う訳です。

本装置はドイツの優れた光学機器とアナログコンピュータを組み合わせた兵器で、1万8000メートル先の航空機を観測でき、観測開始から30秒以内に射撃準備を整える事が可能でした。8.8cm高射砲はもちろん、10.5cm高射砲などドイツの重高射砲と共に使用されました。一見サイズが解らない機器ですが、測距儀は4m、運搬するのは2cm四連装対空機関砲と同じSd.Ah.52トレーラーですから意外とコンパクトです。ブロンコのキットはうまくパーツ数を押さえた構成ですが、双眼鏡の開口部などはスライド金型を使用して極薄に仕上がっており、デカールで再現される計器類を含め、密度感のある模型に仕上がります。牽引状態も選択可能。牽引重量2.2トンですので、オペルブリッツはもちろん、最近ICMから出たヘンシェルやクルップの3トントラックにぴったりです。PaKや野砲を引かせるのに飽きた方には格好の素材だと思います。


ブロンコ #CB35084 1/35 英/英連邦軍ボフォース対空機関砲クルー(6体セット) \2,200(+税)
非常に貴重なボフォース40mm砲の操作クルーセットです。ミニアートのOEMでは無くオリジナルで、なかなかシャープな彫刻とスライド金型を使った禿頭スタイルのヘッドが特徴です。

ブロンコ #CB35102 1/35 155mm榴弾砲M114A1 ベトナム戦争 \3,800(+税)
155mmM1A1は第二次大戦中の米軍主力重砲でしたが、戦後も長く使用され、兵器体系の整理の際にM114A1と改称されました。キットの方も大戦型に続く物で、砲口に刻みの入った砲身、細かいところが変更になった砲架、タイヤのパターンなどきめ細やかな変更を加えてキット化しています。「ベトナム戦争」とありますが、戦後陸上自衛隊が使ったのもこちらのタイプです。

ブロンコ #CBA3555 1/35 155mm榴弾砲M114A1戦後型用砲身 \800(+税)
メーカー純正の戦後タイプ金属砲身です。ライフリングも綺麗に入っており、お値段も手頃です。

ブロンコ #CBA3554 1/35 155mm榴弾砲M1A1大戦型用砲身 \800(+税)
前回新製品の大戦型用です。

ブロンコ #CBA3553 1/35 M3/M5軽戦車T-36E6フラットラバー付き履帯 \1,600(+税)
M3/M5系列で標準的に使用されたラバー付きの履帯です。低価格ですが、実物の構造に近く、あまり手間を掛けず組める可動履帯です。

ブロンコ #CBA3552 1/35 M5軽戦車/M8自走榴弾砲 T-16全金属製履帯 \1,600(+税)
こちらは主にM5軽戦車とその自走榴弾砲型であるM8 75mm自走砲が履いている全金属製の履帯です。

サイバーホビー #6546 1/35 2cm FlaK38 後期型 Sd.Ah.51トレーラー付き \2,400(+税)
各型合わせ、14万門(四連装は1台4門と計算)以上が生産された2cmFlaKは生産途中で改良や簡略化がいろいろ行われたため、細部が異なる様々な個体があるようです。このキットは、後期に生産されたタイプを立体化しており、簡略化された照準器、構造が強化された操作部、3種類から選べる砲身基部などのパーツが追加されています。また、あらかじめ折り曲げ処理された金属製防循が付いており、かなりお買い得ではないでしょうか。フィギュアは付属しません。

バルカンスケールモデルス #56009 1/35 英 Mk.VI C 軽戦車 \3,300(+税)
マーク6B型に続く新製品は、主武装をベサ15mm機関砲に換装して更なる火力向上を図ったC型です。また、キューポラが廃止されるなど外観上も変化しています。箱絵は独特のパターンで知られるマルタ島迷彩で、このほかフランス戦のデカールも付属します。キットはB型と同じく非常に丁寧に設計されており、エッチングパーツのうち工作の難しい部分はプラパーツも用意されるなど、配慮の行き届いたものになっています。

ズベズタ ZV3618 1/35 ソビエト衛生兵 フィギュアセット \1,200(+税)
ズベズタのフィギュア新製品は他社のOEMや旧製品のパッケージ替えも入り乱れての「NEW」なので、文字通り「箱を開けて見るまで解らない」ですが、今回のキットは大当たりの一作。負傷兵を担架で運ぶ2人組と兵士を介抱する三つ編みの女子衛生兵の5体組みですが、最近のズベズタらしいシャープなモールドで造形も極めて高品質です。1943年以降によく見られるツメ襟の制服で、女性兵士のみポケット付き、その他の兵士がポケット無しの上着を着ています。




トランペッター #05538 1/35 スターリネッツ S-65砲兵牽引車 \4,800(+税)
道路網の貧弱なソ連では砲兵火力の牽引に全装軌式トラクターを積極的に導入していました。1920年代、革命直後のソ連は西欧諸国の技術を導入する目的で米キャタピラー社のトラクターを購入し、これを模倣したS-60トラクターを国産化しました。S-65はこれの改良型で、エンジン馬力と燃費が改善され形状も洗練されています。1937年から1941年にかけて37,000両あまりが生産され、ソ連で最も多く生産された全装軌式牽引車となりました。本車を捕獲したドイツ軍でもその性能に着目し広く使用しています。キットの履帯は連結可動式です。エッチング、透明部品付き。

サイバーホビー(緑箱) #6524 1/35 黒騎士物語パンターA型後期型 \3,800(+税)
久々の再入荷です。黒騎士中隊が初めて装備したパンターです。原作のシーンではパンターG型として描かれていますが、これは当時のリサーチ状況を考えればやむを得ない事で、後に外伝で描かれているように、最初に装備したのはこのA型だったと思われます。ほぼ100%日本向けの商品で、世界市場全体で考えると販売数が見込めない事から、再販までに大変時間が掛かりました。次回の生産はいつになるか解りませんので、この機会にどうぞ。

MENG SS-001 1/35 Vs.Kfz.617 アルケット・ミーネンロイマー重地雷処理戦車 \5,985 → \4,760(+税)(初回入荷特価)
ナゾの地雷処理車、ミーネンロイマーです。クビンカに実車が存在しているのは確かなのですが、捕獲された場所も「クルスクで」「いやポーランド国内で」「白ロシア」「クンマースドルフの戦車試験場だよ」と諸説有りで、ドイツ側の資料もあまり発見されていません。捕獲したときに予備部品が取得できなかったため、ロシアでの試験もあまり出来ず、その実力も明らかでないと言うミステリーの多い車両です。MENGの新製品はスライド金型を多用し、パーツ数を押さえたキットですが、本車の魅力である地雷を踏みつぶす車輪は可動式でそのメカニズムを再現しています。

車輪のシューは、実車同様重量感を持って動くよう、金属パーツを鋳込んで成型されていますが、樹脂は普通のプラで、塗装・接着とも問題ありません。

MENG VS-002 1/35 ピックアップトラック 車載品搭載仕様 \2,800(+税)
第一弾のピックアップが車載機銃を搭載した姿だったのに対し、第二弾は車体は市販車のままで雑多な車載品を搭載したバージョンです。注目はやはり荷物の内容でしょう。まず目立つのが、日本でも釣りやキャンプに欠かせないクーラーボックスです。スナック菓子やベタ甘いソフトドリンクなしには「生きていけない」アメリカ人にとって、クーラーボックスは必需品で、PXで買い込んだブツを詰め込んで、兵員輸送車には必ずひとつは持ち込んでいるそうです。クーラーボックスのキットは少なく貴重です。更に、ミネラルウォーターはもちろん、ペ○シやコカ・○ーラの水転写デカール付きで透明プラ製のペットボトルが豊富に入っています。加えて、これまたキットにあまり入っていない樹脂製オイル缶、燃料缶もセット。武器パーツとしてはM82A1バレットライフル、M240車載機銃が入っており、M240は荷台のロールバーに取り付ける事も可能です。米軍特殊部隊風のフィギュア1体、エッチング付き。

MENG #VS-001 1/35 ピックアップ ZPU-1機銃付き \2,800(+税)
新興メーカーMENGの第一弾は「テクニカル」として知られる、市販のピックアップトラックに武装を搭載した車両です。紛争地域では国籍や勢力を問わず使用されており、ベースになっているトラックも各国メーカーのものが入り乱れて使用されています。搭載されているロシア製の14.5mm ZPU-1機銃は、1949年から配備が始まり、BTRシリーズの車載機銃としても知られています。歩兵用の砲架に搭載したモデルは、世界中に輸出されており、現在でもあちこちで使用されています。身近なところでは2001年に海上保安庁に撃沈された北朝鮮の工作船にも連装タイプ(ZPU-2)が搭載されていました。

キットは新興メーカーとは思えない垢抜けた構成で、総部品数は130点くらいと良く整理されています。文句の無いモールドのシャープさはもちろん、適度に一体化も進み、機銃口はスライド金型で開口されているなど、ブランドとしては初めてでも「この業界で何か経験があるのかな?」と思わせる出来です。テクニカルとして活躍させるのはもちろん、市販車としてカーモデルとして楽しんでも、はたまたは説明書に参考イラストとして載っている特殊部隊用の車両に改造しても面白いでしょう。機銃の放熱ジャケットは2タイプから選択可能、方向指示器などには透明部品が使われ、泥よけなど必要最小限のエッチング(黒塗り加工済み)が付属します。デカール付き。フィギュア1体付き。

取扱説明書は非常に解りやすく、説明書内の日本語記述もこなれています。シャーシの裏側やインテリア(左ハンドル)なども手慣れた感じで立体化しており、機関銃を搭載しない場合は、ロールバーを取り付けて市販車の姿のままを再現する事も可能です。

マスターボックス #3598 1/35 LRDG in North Africa \1,600(+税)
長距離砂漠挺身隊(LRDG)のフィギュアセットです。SASも同様の格好だったため、SASのフィギュアとしても使用できます。5体組みで、砂地でスタックしたシボレーをサンドチャネル使って脱出させようとしている3人組と打ち合わせ中の2体で構成されています。シボレーの代わりにSASジープを使っても良いでしょう。

マスターボックス #3599 1/35 第一空挺騎兵師団4体+民間女性1体ベトナム戦 \2,100(+税)
農民の女性を取り囲むようにして会話している米兵のフィギュアセットで、「パトロール」と言うタイトルと共に、マスターボックスらしい少し捻ったキットです。いずれも素直な立ち姿で、手薄なベトナム戦のフィギュアセットとして、そのままでも、改造のベースとしても使い道が広いでしょう。米兵の装備はランナーを独立させてあり、このセットに特化した物では無いですから装備品が欲しい方にもお勧めです。装備品の内容は、ブッシュハット2種、略帽、カバー付きヘルメットがそれぞれ4つずつ入っている他、M16A1小銃、ナイフ、手榴弾と水筒は各人2つずつ入っている他、アリスパックなども入っています。

マスターボックス #35101 1/35 ポリツァイキューベルワーゲン \4,500(+税)
すばやく乗降できるようドアを取り払ったメルセデスベンツ170です。後部座席は真ん中に仕切りが入ったタイプに変更されており、トランクルームも除去されたスパルタンな姿です。幌は開閉選択式。前作同様、エンジンルームやシャーシ周りも丁寧に再現されています。主に警察部隊で使用されたようで、ポリツァイとフィールドポリツァイのナンバーデカールが入っています。


AFVクラブ AF35S25 1/35 ティーガーI後期型 鉄道輸送状態(限定版) \4,200 → \3,200(+税)(初回入荷特価)
久しく市場から消えていたAFVクラブのティーガーです。組みやすいタミヤ、精密考証のドラゴンに対し、同社のティーガーは両社の中間のバランスで設計されており、完成したときの無骨な雰囲気が好きな方も多いのでは。キットはベルト式の鉄道輸送履帯に新設計のエッチングパーツを加えた物で、金属砲身も入ってこのお値段は結構魅力的です。デカールも505重戦車大隊やグロスドイッチュランド師団所属車両など有名どころが入っています。


}

AFVクラブ AF35198 1/35 LVT-4後期型 \5,250 → \4,000(+税)(初回入荷特価)
海兵隊に無くてはならない兵器として大量に装備されたLVT-4は生産途中で様々な改良が加えられていますが、このキットは、操縦席周りに覗視孔が追加され、車体にも機銃が追加された後期型です。他にも兵員輸送コンパートメントの仕切りの形状や後部のランプの形状など大判ランナー1枚を新規に起こしています。AFVクラブならではの精密な考証を盛り込んだキットです。

ICM #35531 1/35 メルセデスG4 \4,200(+税)
このところソフトスキンの良作を次々とリリースしているICMの製品です。メルセデスG4は贅を尽くした設計のオフロード車で、その凝りすぎた構造から僅か72台の生産に留まりました。総統専用車両としても使われた事から、あまり立体化されないのですが、自動車史に残る名車ですので、やはり形になって欲しい車両だと思います。キットは非常に繊細で、CAD/CAMの画面の中だけで設計したようなキットとは一線を画す雰囲気の良い仕上がり。ボンネットのマスコットやホイールのスリーポインテッドスターも臆せずモールドしています。相変わらずエッチングなどはあえて入れない「プラモデルの王道」とも言える設計では無いでしょうか。


エンジンも含めてシャーシも丁寧に再現され、後輪4輪駆動の機構も忠実に再現されています。

非常に良い出来のフィギュア4体付き。悪人面のドイツ兵を作らせたらこの原型師の右に出る者はいないのでは無いでしょうか。右の将校など「冷血漢」を地でいく顔つきです。房の付いた軍服も貴重。

サイバーホビー(緑箱) #6710 1/35 III/IV号 10.5cm le.FH18/40/2 自走榴弾砲 \6,300 → \4,800(+税)(初回入荷特価)
1942年、全周旋回砲塔を持つ自走榴弾砲という要求仕様に対し、ラインメタル社が応えた試作自走砲です。少なくとも1両は製作されて実戦に投入された後、連合軍に捕獲されて、イギリスに実車が存在します。今回のキットは、著名なモデラーである、トニー・グリーンランド氏がこの車両をスクラッチするときに集めた資料をドラゴンに提供してくれた事から生まれたそうです。

搭載砲を降ろして陣地に据える事ができる点など、凝りすぎた仕様も詰め込まれており、後知恵で笑い飛ばす事は簡単ですが、当時のドイツ軍は戦車・自走砲ともリソース不足に悩まされており、なるべく1台の車両で何役もこなそうとしたようです。当時の自走砲は実績の無い新兵器で、高価な割に損害を受けやすいと言う欠点を抱えており、例えば、砲兵を重視したロシア軍ですら導入は(終戦に至るまで)部分的でした。いろいろな可能性を試す勇気を持っていたドイツ軍は、やはり装甲部隊のドクトリンを深く理解していたと言えます。全周旋回砲塔は現代の155mmクラスの自走榴弾砲の多くが備えていますが、これは突破した装甲部隊に追随する際、側面や後方から敵の反撃を受けても、即座に反撃できるように盛り込まれた機能で、時代を先取りした物だと言う事ができます。巨大な旋回砲塔はIII/IV号合成車体にぎりぎり収まる大きさで、ドイツ軍の中でも特に異形の姿。密度感のある戦闘室内部と相まって、非常に模型映えするキットです。

ミニアート #35118 1/35 イギリス戦車搭乗兵(北西ヨーロッパ) \1,800(+税)
ノルマンディ以降のイギリス兵のセットです。戦車の後部に乗って全周警戒する、緊張感溢れた姿を再現しており、そのままでビネット風の作品を作る事が出来るでしょう。ヨーロッパ戦線で英軍戦車に乗せられるインジェクションのフィギュアは殆どありませんでしたので、ファン待望のキットでは無いでしょうか。

ズベズタ #3639 1/35 ソビエトM-72サイドカー \2,100(+税)(売り切れ)
ズベズタはロシアの老舗模型メーカーで、昔からデッサン力には定評がありましたが、最近は、金型彫刻器を更新して、プロポーションの良さはそのままにモールドのシャープさ、組みやすさも大幅に向上しています。M-72はBMW R71を参考に製作されたロシア軍の大型バイクで、戦争期間を通じて使用されました。キットはエッチングに一切頼らず、全てをインジェクションで処理した正統派の設計です。モールドのキレ、力強いタッチでリズム感を感じさせる美しい仕上がりです。

フィギュアは箱絵にある偵察チームらしい格好良いフィギュアと世界初?飲○運転中の運転兵とアコーディオンをかき鳴らす兵士(酔っ払い顔に造形されています)のペアかの、どちらかを選択可能。西側メーカーならボツ間違いなしの企画で流石はズベズタです。

アコーディオンの蛇腹に見られるようにモールドのキレは最高です。ハンドルは両手が一体成型されたものとハンドル単体の両方が入っています。

ピットロード G-22 1/35 98式4トン牽引車シケ \4,200(+税)
優れた性能の90式野砲ですが、その重量増加から馬匹牽引は難しくなり、プライムムーバーとして設計されたのがこのシケ車です。前作ヨケ車から大幅に向上した信頼性で、機械化部隊の砲兵牽引車として活躍しました。日本市場でしか売れないキットであるため、やや割高になってしまっていますが、ミッシングリンクスを埋める貴重なキット化です。

サイバーホビー(緑箱) #6675 1/35 25ポンド砲 Mk.II w/リンバー&クルー \3,800(+税)
「これぞスマートキット」と呼べる素晴らしい一作です。ドラゴンは箱の中に収まりきらないほどのパーツ数を詰め込んだキットを作る事もありますが、本キットは拍子抜けするくらいパーツ数が少なくまとまっています。しかし、密度感・精密感はご覧の通りです。実物を丹念に取材した上で、プラモデルとしての組みやすさと形状の正確さのバランスを絶妙に取ったパーツ構成は見事と言うしか有りません。実物の持つ独特の構造もうまく再現しており、組み上げる過程で「なるほど、25ポンドとはこういう大砲だったのか」と思われる発見もあるのでは無いでしょうか。キットは砲本体・弾薬リンバー・操作兵から構成され、タミヤの名作キットへのオマージュを秘めながらも、最先端の金型技術で構成されたキットに仕上がっています。

トランペッター #01589 1/35 ASU-85 1970年型 \4,800(+税)
1956年型に続くバリーエーション展開です。ASU-85は空輸可能な自走砲で近未来的な形状をしながら、どことなく第二次大戦の車両を思わせる古くささが混じっているのが魅力では無いでしょうか。1970年型はコマンダーズハッチがキューポラに改修され、重機関銃が搭載されたのが特徴となっています。エッチング付き。

ピットロード G-23 1/35 89式装甲戦闘車 \4,800(+税)(売り切れ)
久々の再販です。今回の生産分は別売りされていたエッチングと金属砲身の入った仕様になっています。

アミュージングホビー #35A003 1/35 ノイバウファールツォイク・クルップ防弾装甲型 \5,775 → \4,400(+税)(初回入荷特価)(売り切れ)
今年はノイバウに始まりノイバウに終わる年になりました。アミュージングホビーは日本の岡山に籍を置く会社ですが、設計と生産は中国で行われている新興メーカーです。品番は003ですが、製品として世に出るのはこれが第1号です。ノイバウのキットとしては、ドラゴン、トラペに続く3番手になってしまいましたが、開発は2009年から始めており、新興メーカーであることから開発に手間取り、中国で発売されたのが今年の晩夏、日本への入荷はこのタイミングになった模様で、当たり前ですが、同社が独自に開発した内容です。初めての製品ですが、新興メーカーらしい思い入れのたっぷり詰まったキットになっています。日本語解説書付き。

金型技術/モールドですが、なかなかの切れ味です。開発に際してはドラゴン・トランペッターと違う資料を参照したらしく、各部の解釈がいろいろ異なります。両社が省略しているパーツが入っていたり、生産個体の特徴に踏み込んでいる部分もあり、かなりのマニアが開発に携わっている感じです。履帯はモデルカステンと同様の可動式で、治具が付属します。

AFVクラブ AC35014 メルカバMk.IV/CV9040B用反射防止フィルム(3台分)(アカデミー/ホビーボス用) \700(+税)
最近のAFVは光学照準器や視察装置に光を反射しないようコーティングを施していますが、メルカバも例外ではありません。これを手軽に再現する物で、あらかじめパーツの大きさにカットしてあるため手間いらずです。スウェーデンのCV9040Bにも対応しています。
対応キット:アカデミー13213、13217、ホビーボス82429

AFVクラブ AC35015 レオパルド2A6EX/2A5DK/2A6M CAN/STRV.122用反射防止フィルム(4台分)(ホビーボス用) \700(+税)
こちらはホビーボスのレオパルド2各型に対応したフィルムです。

AFVクラブ  AF35191 105mm榴弾砲 M101A1 \3,000(+税)
傑作榴弾砲として戦後も長く使われた、105mm M2榴弾砲ですが、戦後、火砲の開発体系を整理するため、M101A1と改称されました。キットは基本的に、AF35182と同じですが、タイヤを戦後型のパターンに履き替えています。朝鮮戦争/ベトナム戦争の米軍、陸上自衛隊など各国の装備として使用できます。

ブロンコ #CB35073 1/35 米155mm榴弾砲M1A1 \3,800(+税)
米軍の第二次大戦中の主力重砲です。原型はフランスのシュナイダー砲ですが、砲身の延長を含む様々な改良を加えたもので、有効射程は15kmでした。戦後も長く使われた他、世界各国でも使用されました。ブロンコのキットは部品数が230あまりで、この砲を手際よくかつ精密に再現しました。水平器のスプリングはAFVクラブに影響を受けたのか、インジェクションの一発抜きで再現、タイヤは輪切り方式で大戦中のパターンを正確に再現しました。全体にはパーツがうまく整理されていますが、特徴有る、らせん式閉鎖器のような部分は相応にパーツ数を掛けて再現するなど、実物の構造にこだわるブロンコらしいキットです。本砲はGMCの2.5トントラック(ジミー)、M2/M3ハーフトラックによって牽引されました。

ドラゴン #6735 ドイツ歩兵 タイフーン作戦 \1,200(+税)
1941年から42年にかけて、ドイツ軍が初めてロシアの冬を経験した当時の歩兵セットです。このとき、ドイツ軍は様々な見込み違いから、殆ど何も準備の無い状態で冬季戦を戦う事になりました。雪原用の迷彩服は一切無く、防寒装備も一番左の兵士が来ている外套と歩哨用のオーバーコート(サーコート)のみで、全員分は無かったため、自前で調達したコートや民間から寄付された防寒着でまかないました。向かって左から、国防軍の下士官(箱絵ではグロスドイッチュランド師団の肩章を着用)、武装親衛隊の兵士(外套(グレートコート)の上に迷彩スモックを着用)、民間から寄贈されたかどこかで徴発した外套を着た国防軍兵士、武装親衛隊の将軍(たぶんパウル・ハウサー大将)です。将軍のシープスキンコートはおそらく自前で仕立てたものでしょう。このセットの四人はまだ恵まれた方で、防寒着無しでベッドのシーツを巻き付けただけの格好で戦った兵士も多かったようです。いずれもGen1ですが、外套はモールドが甘くならないよう適切に分割されています。武装と装備品はGen2レベルです。四者四様で単体展示にも耐える良質なフィギュアセットです。

AFVクラブ #AC35012 1/35 M1A1/A2エイブラムズ ペリスコープ用反射防止フィルム(2両分)(タミヤ用) \700(+税)
現代の装甲戦闘車両のペリスコープや光学兵器用の開口部に張られているガラスには、光の反射を防ぐためのコーティングが施されています。このため、何とも言えない複雑な色合いに見えるのですが、これを塗装で再現するのは非常に困難でした。AFVクラブのキットは糊付きのフィルムで、予めぴったりのサイズに切り目が入っていますので、簡単にこのコーティングを再現できます。

AFVクラブ #AC35013 1/35 レオパルド2 A5/A6 ペリスコープ用反射防止フィルム(2両分)(タミヤ用) \700(+税)
こちらはレオパルド2用です。

ミニアート #35105 1/35 フランス戦車兵 \1,800(+税)
1940年のフランス戦車兵です。インジェクションでこれだけまとまったセットは無く非常に貴重です。弾片防御用に十字のスリットが入った、第一次大戦からそのままのゴーグルもパーツになっています。

サイバーホビー(緑箱) #6209 1/35 ティーガーII 最後期型 \4,700(+税)(再入荷)
何年か前にカタログに掲載されながら未発売のままカタログ落ちしてファンを落胆させていたティーガーIIの最後期型ですが「突然」という感じで発売になりました。ドラゴンのティーガーIIは現行商品の中ではやや発売時期が古いのですが、全体のプロポーションは非常に良く実車をとらえており、途中でディティールアップパーツを追加しているので、現在でもティーガーIIのベストキットとして君臨しています。今回のキットは最後期の特徴として明らかになった研究成果を盛り込んだもので、履帯は末期に見る事ができる18枚歯用の鉄道輸送履帯です。エッチング、金属砲身付き。

新たに、鍵穴が2個になった車体ハッチ、角の面取りが簡素になった砲塔後部ハッチ、補強リブの付いた前部マッドガード、燃料タンクの空気抜き線などが起こされています。不要部品として機関部の対空防弾板が入っており、主砲防循は段無しと段有りのどちらかから選択します。

オプションとして入っている切り欠きの付いたベンチレーターカバー、実戦部隊でときおり見られる、履帯調節ワイヤーの巻き方も説明書で解説。

鉄道輸送用履帯は18枚歯向けのもの。末期のティーガーIIは物資の不足からか、鉄道輸送履帯のまま戦闘に参加している個体もあるようで、末期らしい演出にはもってこいだと思います。もちろん、フリウルのATL-37など、18枚歯用の戦闘用履帯に付け替えてもかまいません。

プレミアムエディションから入るようになった透明部品、ディティールの追加された排気管カバー、スライド金型を使用した機銃や主砲マズルブレーキもそのまま入っています。金属砲身も付属。エッチングは必要最小限ですが、ツボを押さえた内容で、初心者にも安心です。

きめ細かく部品が追加された内容で、末期ファンには待望のアイテム。また、知識をお持ちの方なら、このキットをベースに様々なティーガーIIが作れるため、パーツ確保の意味でもひとつ押さえておくと良いお得なキットだと思います。

ドラゴン #6580 1/35 ドイツ歩兵バルバロッサ作戦1941 \1,200(+税)
大戦初期のドイツ兵4体セットです。ドイツの野戦ジャケットは戦争の長期化に伴い、より簡単かつ安価に製造できるよう変貌していきますが、このセットの兵士はM36と呼ばれる、戦前に制定されたジャケットを着込んでいます。外観の特徴は、襟が深い緑色の布で覆われている事、戦争中期に製造されたM41ジャケットより前面のボタンが一つ少ないこと等ですが、布地もウールの混入率が高い上質なものを使っていました(詳しくは11月売りのAM誌をご覧ください)。見た目が格好良く、着心地に優れたM36ジャケットは、ベテラン/精兵の証としてより新しいタイプのジャケットが制定された後も愛用されました。従って、大戦初期の情景にぴったりなのはもちろん、戦争中期においても、M40やM41、M42ジャケットの兵士に混ぜて使うと言った事も可能です。キットはドラゴンらしく非常に凝った物で、M36ジャケットの特徴を仔細に再現しているのはもちろん、開襟状態や首に巻いたスカーフ、ヘルメットに巻いた雑のうのショルダーストラップ(枝葉を使った擬装用)などでそれぞれの兵士の格好に差別化が図られており、長い時間の鑑賞にたえる造形です。フィギュア自体はGen1ですが、装備品はGen2レベルです。

バルカンスケールモデルズ #56008 1/35 ヴィッカース軽戦車Mk.VIB \3,300(+税)(再入荷)
お待ちかね、バルカンスケールモデルズの新作、イギリス軍の軽戦車マーク6B入荷しました。第1次大戦後、当時の新兵器であった戦車の発展方向性はまったくの未知数で、各国が知恵を絞りました。多砲塔戦車のように陸上軍艦を思わせるものから、イギリスのカーデン・ロイド豆戦車のように安価で多用途なものまで様々な試みが成されましたが、イギリスの軽戦車シリーズは後者から発展し、偵察部隊向けに無線機を搭載した車両で、マーク6は同シリーズの最終形態です。武装は12.7mm重機関銃と同軸機銃で、敵の偵察装甲車を撃破し歩兵部隊を圧倒できる火力を有し、歩兵の小火器に抗甚できる防御力を有していました。更に最大56km/hの軽快な機動力を有し、使い勝手の良い車両としてフランス戦など大戦初期に活躍しました。

バルカンスケールモデルズはまだ出来たてのメーカーですが「ああ、ここのスタッフは模型が好きなんだな」と思わせる丁寧な設計です。このユニークで愛嬌のある軽戦車のフォルムを的確に再現し、細部には軽戦車らしい繊細なモールドが施されています。薄くピッチが狭く、再現が困難な履帯も部分連結履帯で非常に巧みに再現しています。足回りには金属製スプリングと金属製シャフトを使い、リアルかつ強度十分に再現。車体のライトボックスなどやや難易度が高い部分のエッチングパーツはプラパーツを選択する事も可能です。

マスターボックス #3591 1/35 現用米軍 イラクのチェックポイント \1,600(+税)
非常に貴重な最新の米兵セットです。背中には、最近よく見かけるようになった大型水筒をしょった姿で再現されています。武装はそれぞれ、M16A4(フォアグリップ、サイト付き、箱絵はM4カービンですが)、M14、ミニミ(箱形弾倉)、M16A3です。暗視装置の取付金具パーツと下腹部のプロテクターは付属していません。ヘッドは坊主頭で成型され、ヘルメットの内側もくりぬいてありますので、改造にも便利です。


マスターボックス #3593 1/35 ドイツアフリカ軍団歩兵「突撃用意、前へ」 \1,600(+税)
突撃中のドイツ兵のセット。熱帯軍装のドイツ兵は数が無く、定番的な戦闘ポーズはかえって貴重です。どのポーズも躍動感に溢れており、走っている際の体重移動も的確に再現された造形です。カバー付きのヘルメット3個がオプションパーツとして付属します。略帽の将校以外のヘッドは坊主頭で造形され、ヘルメットの内側がくりぬかれた状態になっており、インナーを自作すれば色々使い道がありそうです。

マスターボックス #3594 1/35 北アフリカ連合軍兵士 \1,600(+税)
自由フランス軍、オーストラリア軍、米軍(戦車兵)、イギリス連邦軍の白人兵と植民地軍兵士のセットです。どの兵士も他のセットではなかなか手に入らない特徴を持った兵士で、米兵にしても上着を脱いだ姿というのはインジェクションでは珍しいのでは無いでしょうか。実際にこの5名が戦場に集う事は無さそうですが、それぞれ、単独で情景に使ってもきちんと主役を張れる造形で作られています。米兵はスペアヘッド付き。


ドラゴン #6704 1/35 ドイツ武装親衛隊擲弾兵1944-1945 \1,200(+税)(再入荷)
ドイツ軍最後の秋から春にかけての武装親衛隊と義勇兵の姿を再現したセット。この時期のドイツ軍は同じ軍隊と思えないくらい各個の姿がばらばらですが、このセットもそんな様子をリアルに再現。M44野戦ジャケットにイタリアテント迷彩ズボンとゲートル、上下とも迷彩防寒着、迷彩ジャケットにM39マーチングブーツ、迷彩防寒着を上だけ着用し折りたたみ式のフードを被り足には防寒靴、とまさに四者四様です。迷彩ヤッケの兵士は義勇兵として描かれていますが、この格好ならドイツ兵としてもそのまま使えます。スコップも戦争後期らしくホルダーの中でわざと表裏逆に装着したものが入っているなど、ドラゴンらしい凝ったセット。武装や装備品はGen2仕様でパンツァーファウストのデカール付き。モールドは非常に彫りが深く初心者にも塗りやすいでしょう。

リードウォリアー W35201 1/35 シュビムワーゲン用雪原ローラー(タミヤ用) \1,800(+税)
ロシアの厳しい冬に対応するため、様々な試みが考えられました。このローラーもそういったもののひとつです。結局量産はされなかったようですが、模型としてはとても面白いのではないでしょうか。 タミヤのシュビムワーゲンのタイヤに取り付けるだけですので手軽に楽しめます。

リードウォリアー W35202 1/35 キューベルワーゲン鉄道走行用ホイールセット(タミヤ用) \2,200(+税)
キューベルワーゲンを鉄道で走行させるためのアタッチメントとリアバンパーのセットです。キットのパーツと差し替えるだけで、抜きも良く、手軽に楽しめます。

ドラゴン #6702 1/35 セバストポリ攻略戦 クリミア半島1941-42 \1,200(+税)(売り切れ)
ドイツ最高の智将と謳われたマンシュタイン将軍を含むセットです。マンシュタインは、フランス侵攻戦では、アルデンヌを突破する作戦を立案したことでも有名です。彼はこのキットのタイトルにある、難攻不落のセバストポリ要塞を陥落させた事で陸軍元帥に昇進しました。キットに入っている姿は元帥丈を持ち、クリミアシールドを付けた姿(階級章も元帥)ですので、厳密にはクリミア戦終了後の方が自然かもしれません。ドイツ兵は左から、騎兵から装備改変した偵察部隊の下士官で、バイクに乗るときに便利な乗馬ズボンを着用、拍車の付いたブーツを履いています(軍馬とペアを組ませても良いでしょう)。真ん中の兵士は飯ごうを手に食事中の砲兵(ですが、兵科色を白にすれば歩兵としても使用可能)、右端は襟を開いたリラックスポーズの歩兵で、手にしているのは珍しいGew.41半自動ライフルです。アクセサリーと武装はGen2レベルの物が入っています。非常にくっきりしたモールドで、塗りやすいフィギュアセットです。おまけとして、砲隊鏡(カニ眼鏡)が付属します。セバストポリ戦だけでは無く、1943年以前の春から秋のドイツ兵として汎用性の高いセットです。

ミニアート #35071 1/35 イギリス戦車搭乗兵 \1,800(+税)(売り切れ)
コマンダーズハッチから身を乗り出した戦車兵(車長)と随伴の歩兵4体のセットで北アフリカ戦の軍装をまとっています。砂漠のイギリス兵で戦車に乗せられるフィギュアは貴重で、戦車のみならず各種車両の搭載兵として活躍してくれるでしょう。

ブロンコ #CB35046 1/35 25ポンド砲Mk.II/I No.27弾薬トレーラー付き \3,800(+税)
お待ちかね、イギリス軍にとって特別な大砲といって良い、25ポンド砲の登場です。25ポンド砲は旧式化していた18ポンド砲と4.5インチ野砲の役割をひとつで担えるように設計された傑作野砲です。毎分8発という高い発射レートに加え、途中からはマズルブレーキを装備し、対戦車戦闘も行えるようになったと言う万能ぶりでした。25ポンド砲に関してはタミヤのベテランキットがあり「さくっと組めるプラモデル」としては現在の目でも素晴らしいのですが、やはり開発年次が古いキットの宿命で、実物の構造を再現しているとは言えない部分も多いため、イギリスファン/大砲マニアにとってはようやく「素で組んでも満足できる」精密な25ポンド砲が立体化された、と言う感じでは無いでしょうか。

パーツはかなり細かく分割されており「実物に興味は無い、模型として楽しめれば良い」という方にとっては無駄な分割があるように感じられるかもしれませんが「小さな実物」一歩でも近づきたいというブロンコの熱意を感じさせるキットです。

ブロンコ #CB35087 1/35 17ポンド対戦車砲クルーセット \2,100(+税)(売り切れ)
同社の17ポンド対戦車砲にぴったり合うように作られた砲兵セットで、ノルマンディ以降の情景にぴったりです。イギリス軍の兵士はとにかく手薄で一体でも多く欲しいところですが、砲兵として使うだけで無く、多少の改造で作業中の歩兵としても広く使えると思います。フィギュアはブロンコオリジナルのようで、ヘッドをスライド金型を使って抜き、顎紐と耳、顔面のモールドが両立するよう配慮されています。ゴールド海岸に上陸した第50師団のデカール付き。

ミニアート #35070 1/35 米軍戦車クルー北西ヨーロッパ \1,800(+税)
お待ちかね、コマ不足も良いところの米軍戦車兵セットです。いずれも1944年秋口から使用された冬服姿となっており、バルジの戦いやドイツ国内線にぴったりでしょう。特徴有る戦車兵用ヘルメットは多分割され、側面のヘッドフォンも綺麗にモールドされています。定番商品になってくれそうなキットです。

ミニアート #35093 1/35 イタリア戦車兵 \1,800(+税)
こちらも今までインジェクションでは皆無といって良かったイタリア戦車兵セットです。短い皮コート姿、青いつなぎ服も含めた5体入りで、様々な戦線に対応できます。

ミニアート #35086 ドイツ市民 \1,800(+税)
「どこにでもいる普通のご婦人」「その辺にいそうなおばあちゃん」「通りすがりの月給取り」「ドイツ警官」までは、穏やかでツボを突いたフィギュアですが、残りにヒ○ラーユーゲントが入っているあたりがミニアートらしい軽い毒を混ぜた商品です。ヒト○ーユーゲントの少年がインジェクションで入るのはたぶん初めてで、旧西側ヨーロッパのメーカーなら「そんな危なっかしいことしなくても他に入れるものがあるでしょ」とボツ間違い無しの企画です。警官は鉄帽か帽子を選択でき、腕も二種類入っていて、箱絵の身分証?提示を求めているポーズと交通整理中のポーズから選択できます。警官自体も非常に珍しいチョイスです。老婆の造形が秀逸です。

ドラゴン #6655 1/35 第10装甲師団 第7戦車連隊 スモレンスクの戦い 1941 \2,400(+税)(売り切れ)
定番になること間違い無しのドイツ戦車兵セットです。いわゆる「黒服」の戦車兵は、時期により、細かい裁縫の違いはありますが、開戦から終戦(大戦後半でもベテランを誇示する戦車兵は黒服を着用していました)まで使用できる、汎用性の高いユニフォームです。ポーズが素直で使いどころを選ばず、モールドがシャープなので、あまりフィギュアペインティングは得意でない方にもお勧めです。III/IV号戦車の砲塔にぴったり合いますが、多少のポーズ変更で幅広くドイツ装甲車両に使えます。また、襟章を直しフィールドグレーに塗ることで突撃砲にも使用可能です。ヘッドフォンのツルとタコフォン(喉マイク)はエッチング製。グデーリアンのボーナスフィギュア付きです。題材になっている「スモレンスクの戦い」はグデーリアンの指揮する第二装甲軍がロシア軍を散々に打ち負かし包囲した戦いで、ドイツ装甲部隊の絶頂期を象徴する会戦です。タイトルには第10装甲師団とありますが、どの装甲師団としても使うことが出来ます。

※戦車のキットは別売りです。

マスターボックス #3561 1/35 アフリカ軍団:ロンメルと戦車兵 \1,700(+税)
「砂漠の狐」として敵味方から畏敬を集めたロンメル将軍が戦車上で戦車兵と打ち合わせをしている群像です。数々の良質なフィギュアセットを出してきたマスターボックスの中でも屈指の出来と言える内容で、箱絵のまま抜け出してきたような優れた造形のフィギュアが6体入っています。箱絵のままでビネットになるのはもちろん、ロンメル抜きでも様々な情景で使い道の広いポージングの戦車兵ですので、アフリカ軍団好きは見逃せないと思います。


こちらのメーカーサイトも是非ご覧ください→http://www.mbltd.info/3561.htm

ミニアート #35548 1/35 家具セット \1,400(+税)(再入荷)
既にレジンでは幾種類も家具が出ていますが、インジェクションである事から組立が容易で価格も手頃なこのセットは魅力的です。納戸とタンスは箱絵の通り単体でも組み合わせて配置する事も可能です。箱絵の内容が入り数となっています。建物の中に配置する事はもちろん、荷馬車やトラックの積荷に仕立てても面白いのではないでしょうか。

ミニアート #35548 1/35 木の樽と村の道具セット \1,400(+税)(再入荷)
木樽、桶、ミルク缶、瓶や木箱など雑多な生活用品のセットです。情景の小物とするのはもちろん、車載品としてもお買い得感のあるセットです。木樽は継ぎ目から切り離してばらばらにしても面白いでしょう。

ダイオパーク #DP35004 1/35 サボテン \1,500(+税)
インジェクションプラ製のサボテンです。やや柔らかめの素材(接着や塗装は普通のプラと同じに行えます)が採用されており、すこしひねりを加えることで更にリアルになるでしょう。ランナー四枚、計32本入りです。ジェリカンやドラム缶は含まれていません。

ダイオパーク #DP35005 1/35 調理器具セット \1,950(+税)(売り切れ)
年代や国籍を問わず使える調理器具セットです。ナベ・お釜・フライパン、おたま、お皿、コップ、ペディナイフ、肉切り包丁、のし棒、肉の吊り下げフック、弓鋸、ヤカン、たらい等々に加え、パッケージにあるテーブルと長いすが含まれています。フィールドキッチンと合わせるのはもちろん、車載品やフィギュアのビネットの小物として、様々な場面で役に立つでしょう。キットを眺めているだけで情景のヒントが生まれそうな好キットです。

ダイオパーク #DP35006 1/35 工場ツールセット1 \2,100(+税)
修理デポや工場にある工具や机などを豊富にセットしたキットです。殆どのアイテムは国籍や年代を問わず使える物ばかりですから、工場の情景だけでは無く、野戦修理の情景でも大変有用です。万力、カナトコ、油差し、グラインダー、バール、モンキーレンチ、レンチ、ワイヤーカッター、スコップ、シャックル、閉じたハサミ・開いたハサミ、軍手、ペンチ、ドライバー等々に加え、水道(もしくは蒸気管)のバルブは情景アクセサリーでもなかなか見ないアイテム。ダイオパークらしい遊び心に溢れた内容で、特に机の引き出しが別部品になっているのは面白い試みです。箱絵裏のKV-2のペーパークラフトは切り抜いてそのまま使うことが出来ます。

AFVクラブ #AF35183 1/35 チャーチル戦車前期型履帯 \1,800(+税)(再入荷)
主にMk.IIIまでのチャーチルが使用している前期型履帯です。上下サンドイッチ型で手間いらずの可動履帯です。鋳造番号もモールドされ、申し分無い出来。

AFVクラブ FV35S60 1/35 M5A1軽戦車初期型 台湾陸軍"金門島ベアー"(限定版) \3,800(+税)
金門島は中国本土から数キロしか離れていない台湾領の島ですが、1949年10月、人民解放軍が大挙して上陸してきました。台湾からの増援は殆ど海没してしまい、軍紀の腐敗により連戦連敗だった国民党軍の敗北は避けられないものと思われたのですが、同年6月に到着していた「白団」と呼ばれる旧日本陸軍義勇将校団の巧みな作戦指揮(表向きは偽名の中国名を使い、軍事顧問団であったことになっています)により、奇跡的に撃退に成功しました。「金門島ベアー」はこのとき活躍したM5軽戦車のデカール2種を追加した物で、台湾陸軍にとっては誇りの象徴であり、日本人にとっても縁の深いアイテムです。全世界で限定1200個(輸入元完売)。



ダイオパーク DP35003 ダイニングセット \1,900(+税)
こだわりのアイテムをリリースするダイオパークの第二弾です。食器と机・椅子、ボトルやティーカップ等のセットで、カップやグラス水差しの開口部はスライド金型を使う凝りようです。また、意外と手頃なキットのない瓶も透明なプラで成型してありますので、ワイン瓶を始めとして着色の仕方次第で様々に使えます。デカールはワインラベルの他、お皿の模様も入っています。椅子のクッションも別部品になるなど、腕の良い現役モデラーが主宰するメーカーだけあって、アイディアがぎゅっと詰まった、至れり尽くせりのセットです。入り数はパッケージ写真の通りです。

ダイオパーク DP35001 ヒマワリ \1,200(+税)
日本では主に観賞用として栽培されているヒマワリですが、ロシア/ウクライナでは宗教上の理由から食用として大量栽培されており、広大なヒマワリ畑の中でも激闘が繰り広げられました。もちろん、日本でのなごみ系情景に使用しても良いでしょう。既に紙創りの素晴らしい製品もありますが、造形(記号化)の方向性が違い、それぞれの良さがあります。葉っぱの部分だけ抽出して、葉の大きな植物の表現に使っても良いでしょう。10本入り。


ダイオパーク DP35002 デイジー(ヒナギク) \1,200(+税)
ヨーロッパ原産の野草ですが日本でも広く栽培されています。春の花ですが、見ている方にとって「なんかの花」と言う記号として伝わりやすい造形ですので、あまり季節にこだわらず、自由に使っても良いでしょう。デイジー自体は、赤・白・ピンクの花が咲くようです。植木鉢のおまけがついており、のどかな情景にも向いています。80本入り。