TASCA 
1/35 M4シャーマン垂直懸架サスペンションセットA(初期型)

TASCA渾身のVVSSサスペンションセットです。製品はA(初期型)・B(後期型)の二種が発売になりますがこちらでは、初期型をレポートいたします。
比較編

「M4はスカートが無いため、まず足回りに目がゆく戦車です。ゆくゆくはシャーマン本体を出したいのですが、まず、足回りを納得できる品質で出したかった。この品質が当社のシャーマン本体のレベルを示していると思ってください」とのメーカーご担当の弁。

当初、サスペンションの沈み込みを再現するため、軟質樹脂を使う予定であったそうですが、製品版では特殊なスポンジシートを使用することになりました。
スポンジシートは標準の沈み具合では3枚使用するようになっており、枚数を調節することでサスの沈み具合を好みのポジションにすることが可能です。スポンジシートには経年変化の起きにくい素材を吟味してあるそうです。
スイングアームの部分は実車とほぼ同じ部品分割で可動しますので、実になめらかなサスの動きを楽しめます。このあたりはルクスのトーションバー以上に模型の楽しさ・醍醐味を味わうことができます。
また、サス取付に際し、主要各社用のアタッチメントが用意されるなど、ユーザーフレンドリーな配慮もなされています。

起動輪+誘導輪のランナー。製品にはこれが2枚梱包されています。起動輪は3種、誘導輪は2種をセット。起動輪の最終減速器カバー付きですので、各社のシャーマンに使用する際も車軸を削る作業は必要有りません。(誘導輪取付には本体側のメーカーによって若干の調整が必要です)

転輪とサスのランナー。製品にはこれが3枚(10/5訂正)梱包されています。ランナーにはリベットがモールドされており、転輪内側のリベットを再現したい方は削り取って使用します。

鋳造型の「パーティングライン」「湯口」「製造番号」まで繊細に施されたサス本体。

こちらは転輪に直結するサスアーム。ボルトや製造番号はデジカメに撮って初めて確認できるほどの繊細さです。

B1はT社では省略されている車体裏側のモールドを補完するための部品!

つづいてスキッド。薄い〜〜〜。内側のボルトも再現されています!(もう片方は自分で植える必要有り。インジェクションではどうやっても再現できませんからね)

スキッド上面。スライド型でボルトを再現(^^;

スポーク型転輪。根本のグリスニップル(潤滑油の注入口)もばっちり再現。

コイルスプリング。

起動輪周辺の鋳造の「ス」の表現にご注目!内側のテクスチャも見事。

起動輪3種。

裏側も手抜き無し!「シャーマンの起動輪は裏側もよく見えますから」とメーカーの方の弁。

裏側にもこまかくテクスチャが施されています。

誘導輪。写真にはありませんが、裏側のグリスニップルも手抜き無し!


比較編へ